東山紀之と同期の鑑識の藤本隆宏は証拠ねつ造に手を染めている!「刑事7人Season9」第3話ネタバレと第4話予告

2023年06月22日10時11分ドラマ
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天樹(東山紀之)の正義を「生ぬるい正義」と言い切る鑑識の岡崎(藤本隆宏)は証拠をねつ造しても犯人を見つけることを正義を勘違いしている!そんな岡崎が暴露チャンネルのターゲットに!テレビ朝日 2022年6月28日(水)21時から「刑事7人Season9」第4話を放送する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



人気刑事ドラマで9シーズン目を迎える「刑事7人」の第3話が6月21日に放送された。第3話は、事件としては、ピッキング強盗に入ろうとしたところで家人に見付かり、その人を殺してしまったという事件なのだが、その事件の後ろに隠れている「8050問題」、すぐにやってくる「9060問題」が隠れていた。高齢の年金生活者が本来であれば働いている世代の無職の子どもの面倒を見るという問題だが、そこに「暴力」まで絡んでいた。

殺された引きこもりの無職・池添一雄(有薗芳記)が起こす面倒を金で解決し続けてきた父親で大学教授の清太郎(津嘉山正種)は、自分が大学を退職するのを機に、息子を殺そうとする。育て方を間違えたといい、これ以上大きな問題を起こす前にと行動を開始する。結局は、窃盗犯によって息子は殺されるのだが、ドラマのベースになった類似の事件の発生を考えると、考えさせられるストーリーとなっていた。

さらに、犯人が絞られた中、証拠がない。そこで天樹(東山紀之)と同期の鑑識課員で表彰常連の岡崎(藤本隆宏)は証拠をねつ造しても「正義」を貫こうとする。誤った正義に天樹は憤る。6月28日に放送される第4話では、8年前に発生した事件でも岡崎がなにか証拠をねつ造したようなことがわかる。10年前の事件にも岡崎は鑑識課員として参加していたが、これまでの凄腕とおもわれた実績はすべて虚構のものなのだろうか?

ちなみに、この岡崎を演じている藤本隆宏は水泳の元オリンピック選手である。1988年のソウルオリンピック、1992年のバルセロナに出場している。水泳留学をしていた際に見たミュージカルがきっかけで、引退後に俳優に転身したという変わった経歴の持ち主だ。

■前回:第3話ネタバレあらすじ
暴露チャンネル《ポリス浄化ぁ》で、顔はモザイクで隠されているものの、初めて鑑識官が取り上げられていた。

片桐(吉田鋼太郎)と野々村(白洲迅)の二人が有給休暇を取る中、引きこもりの無職・池添一雄(有薗芳記)が、自宅玄関付近で何者かに刺殺される事件が発生した。玄関にはピッキングされた跡があったが、何も取られてはいなかった。天樹悠(東山紀之)、青山新(塚本高史)ら新専従捜査班が現場に向かう。ケガをし自宅で寝たきりの一雄の母親・鞠子(丘みつ子)、大学教授で、学会に出向いて留守にしていた父親・清太郎(津嘉山正種)に聞き込みを開始する。清太郎は鞠子と二人で話しがしたいと一時、天樹たちを遠ざける。そこで、清太郎は「これでよかったんだ」と鞠子に告げていた。

一方で、現場で鑑識を進める天樹の同期である鑑識官・岡崎周平(藤本隆宏)は、凶器のナイフに異様な動揺を見せる清太郎に気付き、天樹にその様子を伝える。

やがて、周辺の防犯カメラの映像の解析などから、現場近くを通っていた不審な車が見付かる。そして、窃盗の前科がある宮本良和(成田瑛基)の存在が浮上し、身柄を拘束するが、現場に残されていた足跡と、宮本の足のサイズが合致しなかった。現場に遺されていた靴のサイズは26だったが、宮本の足のサイズは29センチだった。

宮本について調査を続けると、スマホから近藤という怪しい人物が見付かった。しかし、近藤は宮本とは最近あっていないと事件との関与を否定する。

そして、天樹たちの聞き込みで、被害者の一雄の秘められた素顔が徐々に明らかになっていった。ずっと引きこもりをしている一雄だが、去年だけでも3回、警察沙汰を起こしていた。バイクの音がうるさいと道路に向かって瓶を投げたり、幼稚園の運動会の音がうるさいとナイフをもって入り込んだりしていた。しかし、すべて清太郎が弁護士をつれて謝罪に行き、起訴には至っていなかった。そんな中、清太郎が凶器と同型のナイフを購入していた事実が発覚した。また、学会で軽井沢に行っていたというが、ホテルを5時間ほど留守にしていたこともわかった。

鞠子は階段から落ちて怪我をしていたのだが、実際は、一雄に突き落とされたこともわかる。清太郎も暴力を受けていた。靴のサイズも26センチと一致したため、清太郎から話しを聞くことになった。清太郎は何も言わない。弁明もしなかった。

天樹は清太郎が鞠子のために老人ホームへの入居を進めていたことを知る。自分が逮捕された後のことを考えてのことだろうと推理したのだった。

鑑識の岡崎は、近藤がピッキングで家に侵入する様子や戦利品といって高級腕時計を見せる動画を発見した。近藤を問い詰めるが、証拠がないと罪を認めない。近藤の足のサイズも26センチだったが、血痕などは見つからない。

岡崎は近藤の自宅を詳細に調べ始める。どんなに調べても何も出ないと思われたところ、岡崎はポケットから何かを出した。その後、若い鑑識課員が被害者の血痕を見つけた。血痕が見つかったことを近藤に告げると「きちんと拭いたのに」といい、犯行を自供した。宮本と二人で池添宅に窃盗に入ろうとしていたところ、一雄が戻ってきて見付かってしまった。殴打して去ろうとしたが、忘れ物に気がついて戻ったところ、一雄が足を掴んできたので、近くにあったナイフで殺してしまったという。

清太郎に「なぜ、何も言わなかったのか」と聞くと、「育て方を間違えた」ことと「殺そうと思っていた」ことは事実だからだと告げた。

万事解決かと思われたが、近藤の家にあった血痕が岡崎が作り上げたものだと天樹は知り激高する。「おまえの生ぬるい正義感」と岡崎に言われ、自分の信じてきたものが崩れつつあることを自覚する。

暴露チャンネル《ポリス浄化ぁ》は岡崎の名前と顔を出して、証拠隠滅、ねつ造といったワードを並べた動画を公開し始めた。

■第4話あらすじ
鑑識の岡崎の暴露を始めた《ポリス浄化ぁ》の動画を清掃業の青年・関口俊介(深澤嵐)は一人見つめるのだった。また、《ポリス浄化ぁ》の首謀者を追う警視庁の監察官・正木哲也(山田純大)と部下の焼津大地(泉澤祐希)は、殺された元警官の下松と同様に、10年前の夫婦殺害事件の捜査に岡崎(藤本隆宏)も関わっていたことが気がかりだった。

弁護士の末永晃(朝倉伸二)が、何者かに殺害される。天樹、海老沢芳樹(田辺誠一)、青山新(塚本高史)、坂下路敏(小瀧望)は事件現場を臨場する。天樹は単身、末永の自宅に向かうが、そこには、「国立レモネード毒殺事件、容疑者逮捕」の見出しが書かれた8年前の新聞があった。7人も殺害され、多数の重傷者を出した青酸カリによる毒殺事件だが、逮捕され死刑を言い渡された福地陽子(須藤理彩)は犯行を否定したまま獄中で死亡した。その最後の弁護人が末永だったのだ。

その事件で鑑識を勤めたのは岡崎だった。陽子の犯行を決定付ける証拠を岡崎が探し出していた。そして、末永が最近、関口に頻繁に会っていたことがわかった。関口は8年前の事件とどうかかわっているのか?岡崎は証拠をねつ造したのか?

テレビ朝日 2023年6月7日スタート。毎週水曜日よる9時放送、「刑事7人Season9」。出演:東山紀之、小瀧望(ジャニーズWEST)、田辺誠一、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎、北大路欣也ほか。番組公式Twitterアカウントは「@keiji_7nin」。

テレビ朝日「刑事7人Season9」番組公式サイト

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