伊藤沙莉×織田裕二「シッコウ!!~犬と私と執行官~」初回視聴率9.6%好スタート!第1話ネタバレと第2話予告

2023年07月05日11時13分ドラマ
ⓒテレビ朝日

7月4日にテレビ朝日系ドラマ「シッコウ!!~犬と私と執行官~」(毎週火曜21時~拡大スペシャル)の第1話が放送され、平均視聴率は9.6%と好スタートをきった。ネタバレあらすじと7月11日に放送される第2話のみどころを紹介。予告動画は番組公式サイトに公開されている。

「シッコウ!!~犬と私と執行官~」は、各地方裁判所に所属する国家公務員なのに、情け容赦なく、強制執行によって財産、金品、不動産などを差し押さえたり、没収したりする“執行官”の世界に飛び込んだ主人公が、“犬担当”の執行補助者としてさまざまな事件や人々に関わっていく中で、その人たちの人生の“リスタート”を目撃していくリーガルエンターテインメント。



7月4日に放送された第1話の平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、世帯別、関東地区)は9.6%を記録し、好スタートをきった。第1話では、ペットサロンに就職したひかり(伊藤沙莉)が、執行官である小原(織田裕二)と遭遇し、「執行」の現場を体感。「まるで闇金みたいだ」と血も涙もない強行な手段に反感をもつのだが、何故か小原に気に入られてしまい、「執行補助者」に任命されるまでが描かれた。

伊藤演じるヒロインひかりの純朴でまっすぐで愛嬌のあるキャラクターは魅力的。相対する「執行官」がクセモノぞろいというのも面白い。Twitterには強烈な存在感をもつ織田に「主役じゃないのがかえって新鮮」「さすがの存在感」「おちゃめで可愛らしい」「おじさんの織田裕二がかっこよすぎる」「哀愁のあるおじさん役が愛おしい」とコメントが殺到。「踊る大捜査線」を彷彿とさせる走りつづけるシーンでは、中年の小原ならではのダサい走り方をみせ、決して青島刑事ではないことを印象づけた。

仕事ができる事務員・栗橋祐介役の中島健人、運搬担当の肉体派・長窪役の笠松将といった魅力的なイケメン、そして、六角精児、モロ師岡、菅原大吉、渡辺いっけい、勝村政信とクセ強めのイケオジたちも魅せ場の多い作品となりそう。

7月11日に放送される第2話では、「執行補助者」に任命されたひかりが小原と新チームを結成!初仕事は、細田善彦演じる人気EXtuber『ハット』こと轟木羽人への動産執行。ところが、この『ハット』が相当のクセモノで…。

■前回:第1話 ネタバレあらすじ
地元の信用組合で事務員として真面目に働いていたが、一生一代の決意の元退職、かねてから憧れだったペット業界の職に就こうと、都心にあるペットスパサロン「ワン・ダフルヘブン」の面接を受けた吉野ひかり(伊藤沙莉)は、おしゃれなペットスパを経営する社長の上野原美鶴(板谷由夏)を相手に、自分がいかに犬が好きで犬にも好かれるかを力いっぱい熱弁した。

20社目にしてついに憧れのペット業界への就職が決まり、さらに住むところも格安で見つけたことをうれしそうに報告をするひかりに、親友で動物看護師の三戸夏奈(駒井蓮)は「私が資本主義のほかに信用していないもの2つは、無駄にオシャレなペットの店と、ありとあらゆる安すぎる物件」とズバリ忠告する。
 
会社から徒歩29分、都心なのに風呂トイレ付きで3万8000円のたしかに激安物件だけど、そんなに怪しいのか?と不安になりながらアパート「サニーハイツ青柳」を見にきたひかりは、さっそく怪しい男と遭遇。その男はアパートを双眼鏡で観察したり、郵便受けの中身を覗いたり、と見るからに不審な行動をとっていた。思わず犬の鳴き真似で男を驚かせたひかりだったが、その男は一連の行動を「仕事」だと言い、「何十年と税金と年金をはらってきたこの俺が犯罪者に見えるのか。その目は節穴か。このフシアナコ」とひかりに反論、しかしさすがに言いすぎたと小原は謝り、「これは私の仕事です」と立ち去っていった。

ひかりは「ワン・ダフルヘブン」の秘書兼事務として働き始め、「サニーハイツ青柳」の202号室に引越した。隣室の二川一家は二川研一(中村俊介)と妻の夢子(鳥居みゆき)、そしてサッカーが大好きな息子の悠馬(三浦綺羅)の3人暮らし。隣の部屋からは犬の鳴き声が聞こえ、どうやら犬も駈っているようだった。

小原樹(織田裕二)は裁判所の職員で、裁判で出された結論が実現されない場合、それを強制的に実現する執行官。小原は「サニーハイツ青柳」に住む二川一家の家賃滞納に関する調査を行っていた。

後日、執行補助者の砥沢譲吉(六角精児)、立会人の須賀川悟(モロ師岡)を伴って再びアパートを訪れた小原は、勝手に鍵を開けて動産差し押さえの執行を行い、押入れに犬とともに隠れていた二川に1カ月後の退去を勧告する。そこに居合わせたひかりは、「人の家にズカズカ入ってお金返せって、まるで闇金みたい」と小原たちを非難。だが小原はそれを意に介す様子もなく、さらには当の二川も「無理に追い出すようなことはしないでしょう」と、まるで出ていく気はない素振り。

執行の様子をうかがっていた大家の青柳(宮崎美子)は、ひかりに「会社をクビになって家賃は滞納するし、派手に喧嘩するし、勝手に犬は飼うし」と二川一家に困らされていることを吐露。仕方なく弁護士を頼んで裁判になった。その後、判決が出てもアパートを退去しないので、執行官に依頼したという。

「ワン・ダフルヘブン」では、トリマーたちが次々と辞めてしまい、ひかりは犬の世話とジムの仕事でテンテコマイ。

そして迎えた1カ月後の明渡し期日。事務員の栗橋祐介(中島健人)による「無事の落着を」の言葉に送り出され、アパートにやってきた小原と執行補助者の砥沢、そして運送担当の長窪桂十郎(笠松将)、奈良井司(皆藤空良) らは、二川の家にある家財道具などを無情にも次々と運び出していく。

夢子は警察を呼びに行くが、やってきた警察官も執行官による強制執行だと知って止めることもできない。小原は二川にアパートを退去するしか方法がないこと、荷物をまとめて今夜泊まる場所を探すように伝える。なすすべもないと諦めた二川は学校から帰ってきた悠馬に「大事なものをつめるように」と 言い、荷物をまとめ始める。

二川一家の家財道具は一カ月間だけ保管庫に置かれておくという。ひかりは二川達の荷造りを手伝い、執行を終えた小原は「またどこかで」とひかりに挨拶をして去って行った。

「またどこかで」はすぐにやってきた。上野原社長が金融会社からの借金を返済しておらず、小原が「ワン・ダフルヘブン」に動産の執行にやってきたのだ。次々動産の差し押さえをしていく小原を止められるものはいない。ひかりはただ驚くばかりだった。

小原が須賀川の喫茶店でくつろいでいると、栗橋から「ワン・ダフルヘブン」が他の会社からも訴えられていることを知らされ、あわててペットサロンを見に行くと、上野原は早々に店を引き揚げ夜逃げしていた。

職を失ってしまったひかりは、保護猫カフェでボランティアとして働くことに…。これから家賃をどうやって支払ったらいいかと思案していると、二川の息子・悠馬からお礼と近況を知らせる手紙が届いた。一家は実家がある岡山に住み、農家の手伝いをしているという。

そこに突然、小原がひかりを訪ねてアパートにやってきた。小原はひかりを無理やり連れだすと地方裁判所の事務所に連れていき、ひかりを「彼女は私の執行補助者です」と紹介する。

■次回:第2話 あらすじ
突然職を失ったひかりのもとに執行官の小原が現れ、ひかりを東京地方裁判所南目黒支部へと連れて行き、ひかりを「執行補助者」に任命しようとする。何よりも犬が苦手な小原は、犬の扱いに慣れているひかりを「犬担当の執行補助者」にし、犬の脅威から守ってもらいたいと提案。かくして「執行補助者」になったひかりは、優秀な事務員の栗橋から「執行の手順」などについてレクチャーを受け、初めての案件へと向かう。

執行相手は人気EXtuber「ハット」こと轟木羽人(細田善彦)。元相方の「ブケショ」こと山田史嗣(内野謙太)からの動産執行の申し立てにより、差し押さえの執行手続きを開始した小原たちだったが、鍵担当の砥沢の解錠で部屋に入ったところを轟木の動画チャンネルで生配信されてしまう。さらに、差し押さえ期日にも関わらず「債務分を全額支払うから23時55分にあらためて来い」と無茶苦茶な要求までし始め…。

テレビ朝日「シッコウ!!~犬と私と執行官~ 」は7月4日(火)21時スタート。/出演:伊藤沙莉、中島健人(Sexy Zone)、笠松将、ファーストサマーウイカ、六角精児、菅原大吉、駒井蓮、皆藤空良、中川紅葉、モロ師岡、宮崎美子、板谷由夏、渡辺いっけい、勝村政信、織田裕二ほか。番組公式Twitterアカウントは「@shikkou_tvasahi 」。番組公式Instagramアカウントは「@shikkou_tvasahi 」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「シッコウ!!~犬と私と執行官~」番組公式サイト

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