韓国ドラマ「悪鬼」第5-6話:母の正体を知ったキム・テリの中に潜む悪鬼の行動がエスカレート

2023年07月09日12時30分ドラマ
ディズニープラス「スター」にて独占配信中

SBSで金土に放送され、ディズニープラス スターでも独占配信中のキム・テリとオ・ジョンセ主演オカルト・ミステリー「悪鬼」。第5-6話では主人公サニョンが母の身に起きた悲劇を知り、悪鬼の正体に近づく反面、制御を失い友人の前で取り返しのつかない過ちを冒してしまう。気になるあらすじと見どころチェックしてみよう。(ネタバレあり)

【「Disney Plus」で配信中の韓国ドラマ】

「悪鬼」は、悪鬼に取り憑かれた女ク・サニョンと、その悪鬼を見ることのできる男ヨム・へサンが、疑問の死を暴くオカルト・ミステリーだ。
各話ネタバレあらすじ



■第5話あらすじ
自殺した娘の霊と一緒にいたいが為に、村に置かれた鬼門に細工をして悪鬼を呼び寄せてしまった老婆のせいでペクチャ谷では村人たちが悪鬼に苦しみ始める。サニョン(キム・テリ)は集まった悪鬼の中に父ガンモ(チン・ソンギュ / 特別出演)の姿を見つけ、謎の言葉を告げられるが、ヘサン(オ・ジョンセ)の尽力で鬼門が元に戻るとガンモの霊も消えてしまい、サニョンは意識を失ってしまう。

知らせを聞いて駆けつけた母ギョンムン(パク・ジヨン)に真実を問いただすサニョン。故郷も父の存在も嘘をついていた彼女が抱えていたのはあまりにも悲劇的な過去だった。1998年、ペクチャ谷の役場で働いていたギョンムンは、偶然訪れたガンモと恋に落ちて結婚。サニョンが5歳の時、ギョンムンは第2子出産を2ヶ月後に控えていたが、ガンモは豹変し、第2子を殺すと呟いた。夫の豹変に恐怖を覚えたギョンムンはペクチャ谷の実家に身を寄せるが、ある夜ガンモが現れ、目を覚ますと出血しお腹の子は殺されていた…。サニョンを迎えに行った母親までもが何かに取り憑かれたように「サニョンを連れて逃げろ」とだけ言い残して井戸に身を投げ死んでしまった。それ以降ギョンムンは夫や過去を隠してサニョンを育ててきたのだ。

更に、母ギョンムンが聞いた第2子が死ぬという言い伝えを聞いたサニョンは思いがけず再びチャンジン里の名前を耳にし、チャンジン里で失踪・怪死した少女モクタンが村の厄払いの為に生贄にされたことに気づくと、モクタンこそが悪鬼の正体だと疑い始める。

一方、警察も手に不審なアザのある自殺事件を調査するうちに、そのすべてにガンモが関連していることに気づく。

再び悪鬼に意識を支配されたサニョンは親友セミ(ヤン・ヘジ)に誘われた同級生の結婚祝いのパーティーに派手な身なりで登場し、居合わせたホンセ刑事(ホン・ギョン)に今までの事件の被害者を殺したと微笑み、周囲にも大胆な行動を起こしてセミから拒絶されてしまう。

そのころヘサンはペクチャ谷にあるギョンムンの実家の庭から、母が自殺した時に持っていたのと同じように、禁縄で縛られた石を発見。時を同じくしてサニョンに取り憑いていた悪鬼は「見つけた」と怪しく微笑む…。


■第6話あらすじ
我に返ってパーティーを飛び出したサニョンは追いかけてきたホンセに信じてもらえないと分かっていながらも、霊の仕業だったと言って姿を消す。その頃、ふたりが居合わせたパーティー会場の女子トイレからは目が充血し、虫が湧いた変死体が発見されていた。

その頃、ペクチャ谷で新たな手がかりをみつけたヘサンは、疎遠になっていた祖母ビョンヒ(キム・ヘスク)の屋敷を訪れ、母の死の真相を問いただすが、すぐに追い返されてしまう。ビョンヒは側近のチウォン(イ・ギュヒ)に命じてヘサンの身辺を調査し始める。チウォンはビョンヒの会社の副社長であるだけでなく、ヘサンの前に現れる亡霊ウジン(キム・シンビ)の父親でもあった。

サニョンはヘサンの金を使い込んで高価な衣装を買っていたことだけでなく、母ギョンムンが相談もなしに祖母の遺産を相続したことを知って怒るが、母まで殺してしまうのではないかと恐れて母と距離を置くことに。ヘサンもまた、サニョンらしくない行動に違和感を感じ、彼女の足取りを辿り始める。祖母の屋敷に滞在することにしたサニョンは悪鬼の囁きから古い写真フィルムを発見し、そこには「餓鬼」に関する手がかりが残されていた。

独自に捜査を進めていたホンセは変死体が発見された式場でヘサンと遭遇。すべては欲望に取り憑かれた「餓鬼」の仕業だと忠告され、類似する事件を再調査していくうちにある共通点に辿り着く。

事件を知ったサニョンは親友セミが餓鬼に取り憑かれていると思い、必死に探し回るが、結婚パーティーの主役ユンジョン(イ・ジウォン)こそが、餓鬼に取り憑かれ一連の変死事件を招いた張本人だった。

ヘサンは重要な手がかりである「禁縄」を作った巫女を見つけ、ガンモや死んだ母親が、悪鬼の正体を突き止めるために5本の禁縄を作らせていた事実を知る。その頃、写真に写っていた餓鬼に気づいたサニョンは、餓鬼となった亡霊ウジンに会いに、ヘサンの自宅を訪れるのだが…。

■見どころ
前回、終盤では母ギョンムンがペクチャ谷の出身だったことが明かされ、彼女が抱える秘密に注目が集まったが、第5話では早速その真相が明らかになったが、それは彼女が夫の豹変に怯え、お腹の子供と母親をほぼ同時期に失っていたという予想を遥かに上回る衝撃的な過去だった。彼女自身や彼女の家柄と悪鬼の誕生に関連があるのではないかという見方もあったが、第5話の展開を見ると、彼女もまた、悪鬼に家族を奪われた被害者だった。

同時にサニョンとヘサンはガンモが悪鬼に取り憑かれていた事実に辿り着き、遺書も悪鬼が書かせていたものだと判明。そうなると気になるのはなぜ悪鬼は呪いがかかった髪飾りを娘のサニョンに渡させたのか、なぜサニョンとヘサンが出会うように仕向けたのかという点だ。

ヘサンの前にたびたび現れる学生服の霊ウジンが欲望に取り憑かれた「餓鬼」であり、副社長の息子で友人だったこと、餓鬼に取り憑かれたことを苦に自殺してしまったらしいことが明かされたものの、彼が餓鬼になってしまった理由はヘサンにあるという発言の真意も気になるところ。サニョンは次第に悪鬼を制御できなくなり行動がエスカレートし緊迫感を高め、ガンモ教授やヘサンの母親が5本の禁縄を使って悪鬼の正体を突き止めようとしていたという共通点が明らかにはなったが、新たに発見された石にはどんな意味があるのかもまだわかっておらず、ヘサンの家柄にまつわるエピソードも含めて謎がより深まり、次週への期待を高めた。

背筋の凍るようなスリリングな展開で暑い夏にぴったりの「悪鬼」は6月23日にSBSにて放送を開始し、日本ではDisney+ (ディズニープラス)スターでも独占配信中だ。

■スタッフ
監督:イ・ジョンリム 「VIP」、キム・ジェホン「花たちの戦い -宮廷残酷史-」
脚本:キム・ウニ 「キングダム」「シグナル」

■キャスト
ク・サニョン役:キム・テリ
ヨム・へサン役:オ・ジョンセ
イ・ホンセ役:ホン・ギョン
 ほか

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