生気のない目をした田中樹と刑事に疲れを感じる東山紀之が見つめ合う!「刑事7人Season9」第6話ネタバレと第7話予告
殺された井手孝也(田中樹)は震災で母親を亡くした後、誰にも心を開けなかったが、10年前に殺された山岡夫婦だけには違った!その真実に天樹(東山紀之)が迫る!テレビ朝日 2023年7月19日(水)21時から「刑事7人Season9」第7話「記憶」を放送する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
人気刑事ドラマで9シーズン目を迎える「刑事7人」の第6話が7月12日に放送された。第6話では懐かしいメンバーが登場し、シリーズファンが歓喜の声を上げた。それはシーズン1から登場していた沙村康介(高嶋政宏)だ。レギュラーででていたころから正義感の強い刑事だったが、今回、順調に出世をして警視庁の参事官という役職についていた。演じる高嶋政宏は「次回は警視監、その次は警視総監かな?」と笑いながら話したという。ちなみにシーズン1からずっと登場しているのは、主演の東山紀之、片桐役の吉田鋼太郎、東山演じる天樹の亡くなった妻の父親でもある監察医役の北大路欣也の3人のみとなっている。
また、第6話はジャニーズ事務所の後輩である田中樹(SixTONES)のゲスト出演も話題をなった。なんといっても、辛い過去をもち、誰にも心を開かないという役柄の演技で、「生気のない暗い目」をして、しゃべり方もぼそぼそとして、自信なさげ。いつもの明るい田中樹とは全く反対の演技はネットでも話題となった。
7月19日に放送される第7話では、第6話で殺された井手孝也(田中樹)の事件の真相に迫る中、10年前に井手が山岡夫婦と知り合っていたことを天樹(東山紀之)が突き止める。さらに、事件には半グレグループが関連しているようだが、青山新(塚本高史)と野々村拓海(白洲迅)とでその幹部である三沢に迫る。第6話、第7話をかけて、10年前の東関東強殺事件の真実が少しずつ判明してくる。
■前回:第6話ネタバレあらすじ
天樹悠(東山紀之)は担当した事件の裁判のために裁判所に出向く。天樹は《危うさ》を持った人物・井手孝也(田中樹)と出会う。思わず井手を見てしまう天樹だったが、翌日、驚くことが起きる。
殺人事件の連絡を受けて、野々村拓海(白洲迅)、青山新(塚本高史)が臨場している現場へ天樹は向かう。その遺体が裁判所でみた井手だったことに驚く。井手の過去を調べると、過去に詐欺容疑で逮捕されており、最近も闇バイトに関連していたようだ。ただ不起訴になっていた。井手はスマホにつけていたマスコットを握りしめていたが、なぜなのかはわからなかった。
天樹は裁判所に井手がいたことを調べる。すると、天樹と一緒に傍聴した裁判ともう一つ別の裁判を傍聴していたのだ。その関連性を天樹が根気よく調べると、一つの裁判の判事・中澤徹判事(奥田達士)ともう一つの裁判の検事・秋下誠一郎検事(浜田学)の二人が10年前の事件に関わっていたことがわかった。天樹は二人に質問するが、井手のことなど見ていないという。そんな中、参事官に出世している沙村康介(高嶋政宏)が天樹に近づき、2日間謹慎にするといいつつ、井手の故郷を調べると良いとアドバイスする。
天樹は井出が12年前に起こった大規模な災害のせいで、母親を失い、児童養護施設へ入っていたことを突き止める。養護施設でも誰ともろくに話をしていなかったという井手だが、ある日、大金をもっていた。それを施設の人が問い詰めても答えなかったという。災害の記録の中に、井手と10年前の連続強殺事件を結びつけるものを見つけた。それは、10年前の連続事件の最後の事件の山岡夫妻がボランティアで震災にあった井手たちのもとを訪問していたことだった。
そのころ東京では、井手が殺される6時間前に、何者かが霞が関の公衆電話から、彼の携帯に電話をしていたことが発覚するのだった。
青山新(塚本高史)と野々村拓海(白洲迅)はメッセージアプリから、井手を呼び出したXを割だそうするがアプリの特性でできなかった。そこで同じアプリを使っている「タケ」から事情を聞く。タケは、青山が昔捕まえた人物だった。しかし、タケは口を割らない。そこで、いったん釈放して、泳がせることにした。
天樹は、中澤判事と秋下検事に井手に電話をかけたのではないかと再度聞く。さらに、10年前の3件の事件の鶴見の犯行が最後の事件だけ違和感があると感じなかったのかと問い詰める。すると、中澤が疑問を感じていたと打ち明けた。しかし、秋下は司法の判断は正しかったと認めない。その上で、電話はかけていないが、井手が自分に10年前の事件のことを聞いてきたことは話した。
片桐は沙村に「警察の内部情報を動画サイトで暴露しているのはおまえではないのか?」と聞くが、沙村は答えない。
裁判所で天樹に見つめられた井手は「久しぶりに人と目を合わせた」と感じ、この人なら自分の思いを話せるのではと一瞬思ったのだった。しかし、そのチャンスがないまま井手は殺された。
■第7話あらすじ
殺された井手孝也(田中樹)は、高校2年生の春、突然襲ってきた大地震によって母親を失い、その後、児童福祉施設に引き取られた過去があった。10年前の東関東強殺事件を調べていたが、天樹悠(東山紀之)の執念の捜査によって、その理由が明らかになる。井手の出身地である茨城県へと飛んだ天樹は、そこで、さらなる手掛かりを見つけて…!?
一方で、井手の殺害容疑で、特殊詐欺グループを追っている青山新(塚本高史)と野々村拓海(白洲迅)は、生前の井手とメッセージアプリでやり取りをしていた詐欺グループメンバーの原田武雄(兼松若人)をいったん釈放し、井手ともメッセージのやりとりをしていたXこと幹部の三沢の後を追いかける。
やがて天樹は、裁判所の傍聴席で井手のことが気になったのは、彼に自分の姿を重ねて見ていたためだと気付いて――。
テレビ朝日 2023年6月7日スタート。毎週水曜日よる9時放送、「刑事7人Season9」。出演:東山紀之、小瀧望(ジャニーズWEST)、田辺誠一、白洲迅、塚本高史、吉田鋼太郎、北大路欣也ほか。番組公式Twitterアカウントは「@keiji_7nin」。
◇テレビ朝日「刑事7人Season9」番組公式サイト
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