初回視聴率10.5% 中村倫也×池井戸潤「ハヤブサ消防団」が好スタート!第1話ネタバレと第2話予告

2023年07月14日10時44分ドラマ
(C)テレビ朝日

中村倫也主演、池井戸潤原作による「ハヤブサ消防団」(テレビ朝日 毎週木曜21時)が7月13日に初回拡大スペシャルで放送され、初回視聴率は10.5%の好スタートを切った。第1話のネタバレあらすじとみどころを紹介しよう。予告動画は番組公式サイトで公開されている 。



「ハヤブサ消防団」は、『半沢直樹』、『下町ロケット』、『陸王』、『七つの会議』、『民王』、『アキラとあきら』、『シャイロックの子供たち』など数々のヒット作を世に送り出し、大旋風を巻き起こしてきたベストセラー作家・池井戸潤の最新作が原作の、山間の小さな集落を舞台に描く戦慄のホラーミステリー。7月13日に放送された初回視聴率(ビデオリサーチ調べ、世帯別、関東地区)は10.5%の好スタートを切った。

第1話は、スランプ気味の作家・三馬太郎が亡き父の故郷、“ハヤブサ地区”に移住するところから幕を開けた。都会のストレスから解放され、穏やかな生活をスタートしたは太郎は、子供の頃にこの地で体験したことを少しづつ思い出し、衝撃的な火災事故を目撃したことなどから、スランブを脱し、これまでにない作品を書き上げることができた。太郎が手掛けるこの新連載も、これから起こる出来事に関係していきそうな予感。

暮らしやすいハヤブサに太郎が次第に馴染んでいく様子は、のどかな田舎暮らしそのもの。気力に満ちた太郎は、自分たちの大事な隼地区を、自分たちの手で守って行こうという住民たちの熱い思いに共鳴し、消防団に入団。ところが、その矢先、知り合ったばかりの近隣住民が河童伝説のある滝つぼで水死体となって発見される。

川口春奈演じる謎の美女・立木綾、麿赤兒演じる圧の高い佑空住職、古川雄大演じる隼地区に出入りしている太陽光発電営業マン、そしてどこかに幽閉されているらしい白髪の謎の女性ら、まだ太郎が関わっていない怪しげな人物たちが多数登場し、何か大きな災いがこの地区に起こることが匂わされた。

次回7月20日に放送される第2話で、太郎は一目会ったときから、ずっときになっていた立木彩と知り合うことに。

■前回:第1話 ネタパレあらすじ
5年前に“明智小五郎賞”を受賞し、勤めていた会社を辞めて作家業に専念した三馬太郎(中村倫也)は、新作を出すたびに初版の部数を削られ、ネットの評価も散々という、崖っぷちのミステリ作家。「小説れもん」の担当編集者・中山田洋(山本耕史)に励まされながらも、筆の進まない日々が続いていた…。
 
そんなある日、亡き父から相続し放置したままになっていた一軒家の様子を確認するため、太郎は山間の集落“ハヤブサ地区”を訪れた。隼地区の住人・波川志津雄(大和田獏)に、父の実家である「桜屋敷」を教えてもらい、ついでに墓参りをした太郎は、高台にいるミステリアスな美女・立木彩(川口春奈)を見かける。彼女が眺めていたものが気になり、高台に登ってみると、眼下に広がるハヤブサの豊かな自然に心をつかまれ、太郎は思い切ってこの地に移住することを決意する。

新生活をはじめてまもなく、太郎は子供のころ一緒に遊んでいたという近所に住む同年代の青年・藤本勘介(満島真之介)に誘われ、気になっていた「居酒屋△」で行なわれていた地域の飲み会に参加した。

そこで知り合った山原賢作(生瀬勝久)、宮原郁夫(橋本じゅん)、森野洋輔(梶原善)、徳田省吾(岡部たかし)らハヤブサ地区の男たちは、太郎に“消防団”への入団しないかと進める。しかし、運動部に入ったこともなく、「団」と名のつくものには縁がないと感じている非力な太郎は、自分にはまったく似合わないからと、その場は入団を断った。

ところが直後、波川の自宅で火災が発生。足が不自由な波川の妻・フミは消防団たちによって助け出された。彼らの必死の消火活動を目の当たりにした太郎は、自分も新たな居場所であるハヤブサを守りたいという思いに駆られ、消防団への参加をさせてほしいと申し出る。太郎の気力が上がったことで、「小説れもん」に頼まれていた連載の第一話も書き上げることができた。担当の中山田も出来栄えを絶賛し、起死回生の作品にしようと言ってくれた。

だ実はハヤブサ地区では今年に入って三件もの不審火が続いており、団員たちは連続放火事件を疑っているという。まさか、この長閑なハヤブサのどこかに放火犯がいるのかと、ゾッとする太郎。そんな中、村の景観を損なう太陽光パネル設置の件で波川と揉めていたという元・ワルの山原浩喜(一ノ瀬ワタル)の存在を知った太郎。札付きのワルだったという 浩喜は見た目も怖い。浩喜の家の様子をそれとなく覗きに行った太郎は、浩喜の畑を褒めると自分も野菜を作ってみたいのだと話し、そそくさとその場をあとにした。

すると、その後、浩喜が自家製野菜と肥料を手に太郎の元にやってきた。「ハヤブサはどう?」と帰りがけに尋ねてきた浩喜に、「引っ越してきてよかった」と答えると、浩喜はくったくない笑みを浮かべた。

ところが、その浩喜が行方不明となり、ハヤブサ消防団は警察の捜査に駆り出されることに。山中に止められた浩喜の車が発見されており、そこにサイフや携帯が残されていたことから、どこかに遭難しているものと思われた。川を上っていく途中、浩喜のものと思われる上着を見つけた捜索隊が、ゴムボートに乗って河童伝説のある滝つぼをさらっていると、浩喜の水死体が浮かび上がってきた…。

■次回:第2話 あらすじ
太郎は連日、入団したばかりの消防団の練習に駆り出されて疲労困憊…。実は、消防団が日ごろの訓練の成果を披露する“消防操法大会”の開催日が迫っており、分団長の宮原がピリピリしているのだ。そんな中、太郎はハヤブサ地区を襲った連続放火事件の犯人が、先日遺体となって見つかった山原浩喜だというウワサが出回っていることを知る。太郎は、彼がそこまで悪い人間だとは思えずに困惑する。その矢先、太郎は消防団のメンバーで役場勤務の森野から「相談がある」と声をかけられる。約束の時刻に居酒屋に出向くと、座敷には森野のほか、役場の企画課員・矢内潤と、立木彩の姿が…。相談というのは、ハヤブサの町おこし動画企画にまつわることで、矢内は作家である太郎の力を貸してほしいという。その企画は映像ディレクターである彩の発案だというのだが、彩本人の態度はどこか冷淡で…。


テレビ朝日 木曜ドラマ「ハヤブサ消防団」は2023年7月13日スタート。原作:池井戸潤『ハヤブサ消防団』/主題歌:ちゃんみな『命日』(NO LABEL MUSIC / WARNER MUSIC JAPAN)/出演:中村倫也、川口春奈、満島真之介、古川雄大、岡部たかし、梶原善、橋本じゅん、山本耕史、生瀬勝久 ほか。番組公式Twitterアカントは「@hayabusa_ex2023」、番組公式Instagramアカウントは「@hayabusa_ex2023」。PR動画は番組公式サイトで公開されている。

「ハヤブサ消防団」番組公式サイト

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