「ハートビート」第7・8話 テギョン(2PM)に体の異変が!?四角関係が本格的に動き出す!ネタバレあらすじ、見どころ

2023年07月19日13時00分ドラマ
©KBS

オク・テギョン(2PM)×ウォン・ジアン出演の月火ドラマ「ハートビート(原題:가슴이 뛴다=心躍る)」が、6月26日〜KBS 2TVで放送中。今回は、7月17日・18日に放送された第7・8話のネタバレあらすじやみどころ、韓国での評判や視聴率などご紹介したい!

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「ハートビート」は、100年に一日だけ訪れる人間になる機会を逃してしまった吸血鬼と人間の半妖ソン・ウヒョル(オク・テギョン)と、ロマンスを楽しむ余裕のない冷血な女性(ウォン・ジアン)とのハラハラする恋模様を描いた、ファンタジーラブコメディ。⇒【各話のあらすじ】



■第7話
ヘソンに瓜二つのヘウォンを見て、思わず駆け寄り「約束通り戻ってきてくれた」と抱きしめるウヒョル。しかし当然ながらウヒョクのことなど知らないヘウォンは「どこで会ったかしら、こんなイケメン忘れるわけないのに」などと言いウヒョルは当惑。ヘソンが約束を守って戻ってきれくれたものの、自身を覚えていないことにショックを受け、また自分は人間になれなかったと落ち込むウヒョク。イネは「前世を記憶する人なんていないから、ヘウォンのことをヘソンと考えない方がいい」と言い、またサンへらは「余計なことを考えず、イネに恋愛をさせてその血で人間になれ」とアドバイスする。そこでウヒョルはドシクに連絡をしてゲストハウスの準備の手伝いを頼み、イネとドシクの2人の時間を作る。

イネは落ち込んでいるウヒョルを元気付けるため、ヘウォンと過ごす機会を作ろうとし、夕食に招待することに。そしてしきりにヘソンと口走るウヒョルに「ヘソンでなくナ代表と呼ぶ」「急なスキンシップは禁止」など注意し、とにかくヴァンパイアとばれないようにと口酸っぱくしてウヒョルを教育する。
そしてドシクも参加することになり、4人の男女が集まった食事席。 ウヒョルは人間の食べ物を食べると酔ってしまうため、ワインを断ろうとするが「大切な人と飲もうとしてたとっておきのワインなのに」というヘウォンにうっかり飲みそうになりイネに阻止される。その後一口も食べないウヒョルにしびれを切らしたヘウォンは「誰にでもこんなことする訳ではないんですよ」と言って皮を剥いたエビをウヒョルの皿に乗せた。断ることができず、結局食べてしまったウヒョルは酔って大騒ぎ。イネは慌ててウヒョルを外に連れ出す。
酔いが冷めてだいぶ落ち着いて戻ったウヒョルは、イネと共に再び邸宅に戻る。その時、ワインを飲んでいるヘウォンの頭上の電球が割れ、それを察知したウヒョルは玄関から一瞬で移動してヘウォンを助けるが…。

ハートビート7

■見どころ・感想・視聴率
第7話視聴率は2.9%。4人での食事の席で、何も食べないウヒョルにヘウォンは何か食べたらと、皮を剥いたエビをお皿に乗せる。日本ではあまり馴染みがないが、今回のようにエビの皮まで剥いて食べやすくして相手にあげたりするのは韓国では愛情の表れ。大人が子供に食べやすいようにほぐした魚やおかずをスプーンに乗せてあげたりするが、恋人など親しい仲でも行われる。
因みに最近韓国では「ケンニプ議論」がSNSで話題になったのはご存知だろうか。ケンニプとはエゴマの葉で、韓国ではおかずとしてよく食べられるものだが、複数枚重なっているため1枚だけ取るのに苦戦することが多く、外食で食べづらいものの一つだ。そんなケンニプを巡った議論とは、とある女性が彼氏と女友達と食事した際に、女友達がケンニプを取るのに苦戦しそれを彼氏が箸で抑えて手伝ってあげ、彼女が嫉妬したのだ。これに対し、恋人がこのような行動はアリかナシかと議論が沸き起こり、アイドルもこれに言及して恋愛観を述べるなどネットだけでなくテレビ番組等でも話題にのぼった。
話を戻すが、このように食べ物にまつわる愛情表現は韓国ならでは。それを理解した上で4人の食事シーン、ヘウォンがウヒョルにあげたエビをイネが横取りしようとし、それを見て慌ててドシクもエビの皮を剥き始めたこと、結局ウヒョルがエビを食べたことなど、エビ1匹からこの4人の感情を考えるのもまた面白い。

しかし、その後が本話のハイライト!?ヘウォンの押しに負け、食べたエビのおいしさに感動し全て食べつくしてしまうが、その食べる姿は、孤独のグルメ!?表情や動作、一つ一つがオーバーで笑ってしまう。少し前までクールで落ち着いたイケメンだったのが、まるで芸人かと思わせるくらいの顔芸を見せてくれて、テギョンファン達は涙を流して大笑い、テギョンらしい姿に喜んでいたようだ。

ハートビート8

■第8話
ヘウォンを助けたウヒョルは再び酔って倒れてしまい、その間にドシクとヘウォンは帰ることに。ウヒョルが目をさますと、あれだけ言ったのにとイネは大激怒。そんなイネの不安は的中、ドシクはウヒョルに対する疑心感が拭えず秘書にウヒョルを調査するように指示するのであった。
ゲストハウス工事のために邸宅から出なければならなくなったウヒョルとイネ。 イネはドシクが用意してくれたホテルに滞在することに。2人で食事しながら、学生時代ドシクはイネが好きで毎日アルバイト先の店に通い詰めたが、そこのステーキは実はそんなに美味しくなかったなど過去の話をし、イネはドシクの気持ちを知る。
一方ウヒョルは、自身を助けてくれたお礼をしたいと言うヘウォンに誘われ、デートをすることに。こうしてイネとウヒョルはそれぞれ別の相手と楽しい時間を過ごしたが、夜になり電話で会話をする2人。これまで毎日一緒にいる時は気づかなかったが、離れていると互いの存在が気になってしまうのだった。

そしてついにゲストハウス開業を迎え、近所で開業餅を配っているウヒョルに車から声をかけたのはリ・マンフィ(ペク・ソフ)。餅を受け取ったマンフィはゲストハウスと書かれたステッカーを見て「どれだけ未練があったらまだあの家にいるのか、ヴァンパイアでなく地縛霊か?」「人間になるんじゃなかったのか?」などと挑発する。しかし立ち去るウヒョルにマンフィは車で突撃、何とか素手で抑えたウヒョルを見て笑いながら去っていくのだった。しかしそんな光景を、ドシクに言われてウヒョルを調査していた秘書が目撃ししてしまう。防犯カメラにも写っており、ドシクもその映像を見てしまうのだった。

またコ先生がウヒョルの体の異変に気付く。人間でもヴァンパイアでもないウヒョルに対して、「時間がない」「危険だと言ったではないか」と言い出したかと思えば、「一刻も早くイネの血を飲んで人間ならなければ、このままではあの三日月のようにどんどん消えてしまう」と伝える。ウヒョルは、自身に死の危険性があることを知り…。

■見どころ・感想・視聴率
第8話視聴率は2.8%。
別々の家に泊まったウヒョルとイネだが、電話でウヒョルのぎこちなくもイネを想っているかのようなセリフがとても初々しく可愛らしい。これまでは、ときめくシーンよりもコメディシーンが多かったこともあり心の準備が出来ていなかったのか「不覚にもときめいてしまった」といった視聴者のコメント多数。翌朝会った2人も、自然と手を振り合うなど、いつのまにかかなり仲良くなっているなと感じる。またそこに突然、ヘウォンからのプレゼントと絵画と車が届き驚きつつもはしゃぐ姿はまるでカップルのようだ。そんな爽やかなイケメン姿を見せたかと思えば、次のシーンでは免許のないウヒョルが必死に免許取得する姿が描かれ、恐々と運転する情けない姿がまた笑える。

また、韓国ではお店のオープン時にはお餅を配る風習がある。「開業餅」と呼ばれ、重要な日に近隣の人々と一緒に良い気運を分け合い、共に祝うために餅を配る文化は韓国で現在も浸透している。最近は伝統的な餅だけでなく、ハート柄や動物の形などかわいらしい餅や、まるでカフェのスイーツかのような多彩な味の餅も存在しており(ソルギという蒸しパンのような餅)、若い世代にも餅はとても身近な食べ物だ。

そしていよいよ、ドシクがウヒョルの超人的な能力を知ってしまい…またウヒョルは早くイネの血を飲まなければ命が危うい!?またウヒョルvsマンフィ!?いよいよ折り返し地点まできて気になる要素がどんどん出てきた今週、後半はどのような展開が待ち受けているだろうか?


■キャスト
ソン・ウヒョル役:オク・テギョン(2PM)
チュ・イネ役:ウォン・ジアン
シン・ドシク役:パク・ガンヒョン
ユン・ヘソン/ナ・ヘウォン役:ユン・ソヒ
ク室長(秘書) 役:ハム・テイン
イ・サンへ役:ユン・ビョンヒ
パク・ドンソプ役:コ・ギュピル
リ・マンフィ役: ペク・ソフ
 他


原題:가슴이 뛴다(心躍る)

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