田舎生活の洗礼を受けた杉野遥亮は少しずつ成長し始めた!「ばらかもん」第2話ネタバレと第3話予告
親切すぎる島民に戸惑いつつ、嵐の夜や餅まき、運動界を経て、青年書道家・半田清舟(杉野遥亮)は大人になってゆく!フジテレビ、2023年7月26日(水)22時から「ばらかもん」第3話を放送。18歳の書道家・神崎康介(荒木飛羽)も島に来る!予告動画は番組公式サイトで公開されている。
五島列島を舞台に、都会育ちの青年書道家・半田清舟(杉野遥亮)が五島列島で出会った琴石なる(宮崎莉里沙)ら島民たちとの交流を通じ、書道家として、そして人間としても成長していくハートフル“島”コメディー「ばらかもん」の第2話が7月19日に放送された。おせっかいな島民に振り回されてげんなりしていた清舟だったが、自分一人では太刀打ちできない嵐の夜や、実は優しさもあふれている餅まきなどの行事を経て、また、少し成長していった。
清舟が自信をもって出店した「楽」の字の書は、大賞を逃した。大賞を受賞したのは若干18歳の書道家・神崎康介(荒木飛羽)だ。清舟の落ち込みは激しく、いつも清舟の家を自分の家のように遊び場にしている山村美和(豊嶋花)、新井珠子(近藤華)の目にもその落ち込みの激しさがわかるほどだった。そんな夜、嵐がやってくる。おんぼろ家に南国の嵐は容赦ない。雨戸ははずれ、ガラスは割れ、雨漏りはそこここで発生する。沈んでいた気持ちにさらに輪をかけて、停電も起き、パソコンもガス風呂も壊れた。そんな清舟を助けてくれたのもまた島民だった。清舟はお節介な中にある優しさを感じ取っていった。
7月26日に放送される第3話では、清舟が落ち込む原因となった書道展で大賞をとった神崎康介が清舟のマネージャーの川藤鷹生(中尾明慶)とともにやってくるのだが、島で見慣れない二人を島民は「不審者」として追い回し始める。
「ばらかもん」のタイトルバックの書は、主演の杉野遥亮が実際に書いたものだ。番組公式のTikTokにそのメイキングが掲載されている。ドラマの要所要所で筆を持つシーンが登場する杉野だが、「大筆で『ばらかもん』というタイトルバックを実際に書いたときから、急に筆の使い方や動かしかたが体にスッと入ってきて、そこから練習するというよりは、楽しく現場で書いて、いつの間にか上達していっている感じです」と答えている。
■前回:第2話ネタバレあらすじ
清舟(杉野遥亮)が五島に移住してから1ヵ月たった頃、清舟のもとにマネージャーの川藤鷹生(中尾明慶)ある書道展に応募した清舟の作品が、準賞だったという知らせだった。それは、島に来てから「なにか吹っ切れた」と思って書いた「楽」という書だった。自信があっただけに、大賞がとれなかったことのショックは大きかった。さらに大賞に選ばれたのは18歳の新人・神崎康介(荒木飛羽)の作品だと知り、呆然となる。
そこに、郷長の木戸(飯尾和樹)と高校生の息子・浩志(綱啓永)から、町民体育祭のゼッケンを書くように言われ、大量のゼッケンを押しつけられてしまう。とてもそんな気分ではないと断るが、木戸たちはゼッケンを置いて帰ってしまう。
そんな中、福江島を豪雨が襲う。家の雨戸は吹っ飛び、携帯は水没し、風呂は壊れるなど、散々な目に遭う清舟。夜になる(宮崎莉里沙)と祖父がやってきてくれて、雨戸を板で打ち付けたり、割れたガラスの片付けなどを一緒にやってくれた。
翌日、心配して山村美和(豊嶋花)がやってきた。近くに雷が落ちたので困っているのではと心配してくれたのだ。その心配はあたり、パソコンは完全に壊れてしまった。スマホもパソコンも使えない清舟は新井珠子(近藤華)の店に電話を借りに行く。そこにあるのは黒電話だ。使い方がわからない清舟だが、なんとかなるたちに揶揄われながらも川藤に連絡できた。
家に戻り、風呂に入ってさっぱりしようとするが、ガス風呂が壊れている。食事を持ってきてくれた朋子(山口香緖里)に助けを求めると、使っていない薪の風呂にすると良いと言い出す。薪などつかったこともない清舟は断ろうとするが、無駄だった。そこにやってきたなるは毎日薪の番をしているから大丈夫だといって、助けてくれた。なるに薪を焚いてもらい風呂に入っていると育江(田中みな実)が来る。煙を火事と思った娘から連絡をもらったのだ。子どもに薪をくべさせて自分は風呂に入るとは何事だと文句を言われてしまう。しかし、結局、育江も手伝ってくれた。そして、ゼッケンを子ども達が楽しみにしているという。
風呂からあがると、なるが餅まきに行こうという。島では舟を新しくすると餅をまく習慣があった。清舟も参加するが、全くとれない。そんな清舟をみてヤス婆(鷲尾真知子)は「上ばかり見るな」と落ちている餅にも心を配るように言う。それでも誰かに取られたらというと「どうぞ」と言えばいいと。その言葉をもらって再度挑戦するが、結局、パンチたちにとられてしまい一つも取ることが出来なかった。
木戸浩志(綱啓永)、珠子、美和、なるたちと一緒に帰る。するとぜんざいが置かれていた。餅を人から奪い取っていたパンチは、餅拾いに来れない人のためにぜんざいをつくって島中の人に配っているという。みんなでぜんざいを食べた。清舟は素直に「おいしい」という。そして、徹夜でゼッケンを書き上げた。なる達が迎えにくると、「先生もリレーにエントリーされている」といって一緒に連れ出された。
■第3話あらすじ
五島列島に、清舟(杉野遥亮)のマネージャーの川藤鷹生(中尾明慶)と若干18歳の書道家・神崎康介(荒木飛羽)がやってきた。
同じ頃、清舟は墨汁を買うために新井商店に向かっていた。店の前にいた琴石なる(宮崎莉里沙)は、店長が不在だから何か買うときは奥の部屋にいる新井珠子(近藤華)に声をかけるよう告げる。部屋を開けると珠子は異様なまでの集中力でマンガを描いていた。珠子が描いたマニアックなマンガを見た清舟は、「独自の世界観があってかっこいいよ」と伝える。そんな清舟の言葉に心が動いた珠子は、今度自分が描いたマンガを読んでほしい、と頼んだ。
清舟が去った後、新井商店に川藤と康介が清舟の家の場所を尋ねにやってくる。川藤たちは店の前にいたなるに、清舟のことを尋ねる。するとそこに、木戸浩志(綱啓永)と山村美和(豊嶋花)が通りかかる。事情を知った美和は、展覧会で優勝した康介が、準優勝の清舟の悔しがる姿を見るためにわざわざやってきたものと思い、二人を清舟に会わせるな、とこっそりなるに伝える。
一方、川藤たちのウワサは村の大人たちの間にも広がっていた。郷長の木戸裕次郎(飯尾和樹)たちは、村人とともに不審者捜しを始めた。
フジテレビ 2023年7月12日スタート。毎週水曜日22時放送「ばらかもん」。出演:杉野遥亮、宮崎莉里沙、綱啓永、豊嶋花、近藤華、山口香緖里、飯尾和樹(ずん)、田中みな実、田中泯、荒木飛羽、中尾明慶、遠藤憲一ほか。番組公式Twitterアカウントは「@barakamon_drama」。
◇フジテレビ「ばらかもん」番組公式サイト
◇フジテレビ「ばらかもん」番組公式TikTok
【2023年夏ドラマ紹介】 【関連記事・各話のあらすじ】