「ハヤブサ消防団」“真鍋”古川雄大犯人説が濃厚、“彩”川口春奈 にストーカー行為も?第2話ネタバレと第3話予告

2023年07月21日11時23分ドラマ
(C)テレビ朝日

中村倫也主演、池井戸潤原作による「ハヤブサ消防団」(テレビ朝日 毎週木曜21時)第2話が7月20日に放送され、怪しげな営業マン・真鍋明光(古川雄大)犯人説が有力に。翌週は世界水泳選手権2023福岡大会が放送予定のため、第3話は8月3日に放送される。ちゃんみなの主題歌「命日」が8月10日22時に配信リリース決定。予告動画は番組公式サイトで公開されている 。



「ハヤブサ消防団」は、『半沢直樹』、『下町ロケット』、『陸王』、『七つの会議』、『民王』、『アキラとあきら』、『シャイロックの子供たち』など数々のヒット作を世に送り出し、大旋風を巻き起こしてきたベストセラー作家・池井戸潤の最新作が原作の、山間の小さな集落を舞台に描く戦慄のホラーミステリー。本作の主題歌で、ちゃんみなの新曲「命日」が8月10日22時に配信リリースされることが決定した。

7月20日に放送された第2話で、太郎は“ハヤブサ地区”の住人として様々な役割を与えられることに。まずは先日入団したハヤブサ消防団が参加する“消防操法大会”に向けての連日にわたる猛練習。そして、神社に夕方から明かりを灯す一週間の“灯明当番”。そして、父の菩提寺の“寺当番”。さらに、“ハヤブサ地区”の観光PRのためのシナリオ作りまでが依頼されることに。

豊かな自然に囲まれた、穏やかな生活をスタートしたはずの太郎は、締め切りが迫る中、“ハヤブサ地区”の住人としての仕事に翻弄される。そんなこんなを面倒だと、つい彩にぐちってしまうと、「“ハヤブサ地区”は家族」なのだから、家族のためにすることは面倒だとは思わないと返されてしまう。とはいえ、太郎自身は実際“面倒”だとは思っていない様子。誰から頼まれたわけでもなく、浩喜に浴びせられる心ない悪口の元を絶とうと、集落をまわって聞き込みをする。

そういった行動の一つ一つが良い刺激になり、止まりがちな執筆にも功を奏し、今回もきっちり締め切りを守ることができたことが描かれた。“ハヤブサ地区”に起きている事件も気になるが、太郎が連載している小説がどんな作品なのかも気になるところだ。

そして、噂の出所が、太陽光発電の営業マン・真鍋だということが太郎の調べで明らかになった。太郎が真鍋と対峙し、直接「噂の真相」について訊ねる緊迫感の高いシーンには息をのんだ。そして、ストーカーのように彩のアパートの前で様子をうかがう真鍋のなんとも言えない不気味な視線にも…。彩が真鍋を避ける理由とはいったい?ここまでのところ、あまりにも怪しすぎる真鍋犯人説が有力だが、Twitterでは「”犯人臭すぎる”俳優陣でガチガチに固めるパワープレイしてるの好き」「みんな怪しい」「村人みんな犯人に見えてきた」と未だ犯人が絞り込めないというコメントが多く上がっている。物語はまだ序盤、ハヤブサ地区に潜む“闇”があぶりだされていくのはこれからだ。

次週は世界水泳選手権2023福岡大会が放送されるため、第3話は、1週空けた8月3日に放送される。

■前回:第2話 ネタパレあらすじ
亡き父の故郷である山間の集落・ハヤブサ地区で暮らしはじめたスランプ気味のミステリ作家・三馬太郎(中村倫也)。ハヤブサのためにと入団した消防団の練習に連日駆り出されて疲労困憊…。実は、消防団が日ごろの訓練の成果を披露する“消防操法大会”の開催日が迫っており、分団長の宮原郁夫(橋本じゅん)がピリピリしているのだ。

そんな中、太郎はいつもの「居酒屋サンカク」 でハヤブサ地区を襲った連続放火事件の犯人が、先日遺体となって見つかった山原浩喜(一ノ瀬ワタル)だというウワサが出回っていることを知る。一瞬だが生前の浩喜と会話を交わした太郎は、彼がそこまで悪い人間だとは思えず、困惑。しかも、根拠のないウワサが、1000人程の集落とはいえ、あっという間に広がったことに違和感を覚える。

その矢先、太郎は消防団のメンバーで役場勤務の森野洋輔(梶原善)から「相談がある」と声をかけられた。約束の時刻に居酒屋に出向くと、座敷には森野のほか、役場の企画課員・矢内潤(岡本篤)と、移住してからずっと気になっていた謎の美女・立木彩(川口春奈)の姿があった。相談というのは、ハヤブサの町おこし動画企画にまつわることで、矢内は作家である太郎の力を貸してほしいという。その企画は映像ディレクターである彩の発案だという。太郎が「ある事件が起きてその謎を解明するために、ハヤブサの名所を巡る…」というベタな展開でのミステリーはどうだろうと話すと、すぐさま採用され、町おこし企画に一役買うことになった。

今持っている連載の締め切りも迫っているし、神社の“灯明当番”もまわってきた。田舎の付き合いは忙しい。担当編集者の中山田洋(山本耕史)に締め切りを伸ばしてくれるよう交渉していると、近所の女性が突然顔をのぞかせ、「寺当番だから住職に会いに行くように」と言って去って行った。

翌日早速、寺の住職・江西佑空(麿赤兒)に挨拶に行くと、屋根修理の寄進として先日火事の被害にあった波川志津雄(大和田獏)が300万円も寄付をしていることを知る。幼馴染の藤本勘介(満島真之介)に波川の寄進を告げると、「檀家だから仕方なかったのかな。工場は火の車だったのに」と言われた。寄進のために土地を売って太陽光発電に売り渡し、それがもとで浩喜と揉めたのだろうか?しかし、居酒屋の店主は、浩喜と波川の妻は仲が良く、一緒に飲みに来たこともあるという。

ハヤブサの町おこし動画企画について太郎は彩と打合せをする。太郎が田舎の人間関係について、少し面倒なところもあると言うと、「私はそうは思いません」と彩は反論。田舎の自然にひかれて移住を決める人もいるけれど、結局、人がコミュニティを作っている。ハヤブサ全体が家族のようなもの。自分はその一員だから、家族のために何かすることは面倒だと思わないという。

太郎が「家族なら”誰が放火した”なんて噂を流しますかね?」と少し意地悪く尋ねると、「浩喜さんのことですか?そんな噂が流れているのは残念です。またどこかに放火されたら、浩喜さんの無実が証明されますね」と彩はまっすぐ太郎を見つめ返して言った。

そして、“消防操法大会”の日。太郎は彩の姿を見つけて気を引き締め、張り切って日頃の練習成果を披露しようとするが、大失敗。放水の水圧が高すぎて、村岡町長(金田明夫)ら関係者たちを水浸しに、“失格”になってしまう。あまりの惨事に呆然とする太郎を見て、彩はクスッと微笑みを浮かべた。

浩喜の家の野菜が朽ちている様子を眺めていた太郎。そこに近所に住んでいるという彩が顔をだした。先日の消防大会でのことを謝罪すると、彩も謝りたいと言う。自分も脚本を書いていたが、東京で成功している太郎にどこか嫉妬していたのだと。「食べていくのがやっと、二冊目以降は散々な評価で…」と太郎がいうと、「私は面白いと思います」と彩。打ち解け合った2人。これから集落をまわるという太郎に「探偵みたいなこと、するんですね」と彩。太郎は「本当のことが知りたい。ここに住む人たちが根拠もないのに浩喜さんの悪口をいうのが嫌なんだ。ハヤブサが好きなんで」と答えた。

数日後、太郎は老夫婦の畑仕事を手伝っている太陽光発電の営業マン・真鍋明光(古川雄大)に会いに行き、浩喜について悪い噂を流しているのは何故かと問いただす。太郎が集落をまわって噂の出所を訊ねたところ、3人が真鍋から浩喜と波川家の不仲や、放火がバレて自殺したと聞いたと真鍋から聞いたと証言したのだ。それが事実ではないことは、波川に直接確認してもいた。双方の関係は良好で、たびたび浩喜から野菜を分けて貰っていたという。「一人なら勘違いで済みますが、3人もいると疑惑になってきます」「なぜ私が、浩喜さんの悪い噂を流さないといけないんですか?」「それを直接聞きに来ました」

それでも真鍋は知らないと言い切り、「次回作も楽しみにしていますね」と不気味な笑顔を浮かべた。

■次回:第3話 あらすじ
ハヤブサ地区の町おこし動画用シナリオを書き上げた太郎。映像ディレクターの立木彩は以前のそっけなさは消え、はつらつと企画を進める。彩との会話に心地よさすら感じる太郎だったが、彩は“大事なこと”を太郎に隠していて…。そんな中、太郎は亡き父が遺した昔のアルバムから、ほかの写真とは異質の雰囲気を漂わせる、美しい女性(小林涼子)のポートレートを見つける。シャクナゲの花を手に、穏やかに微笑む彼女はいったい何者なのか?気になった太郎は謎の女性の素性を調べはじめる。

その矢先、東京から中山田が訪ねてきた。中山田は消防団のメンバーとも居酒屋で顔を合わせてすっかり意気投合。しかし翌日、山奥の渓流まで釣りに出かけた太郎と中山田は道に迷ってしまう。その山は、かつてハヤブサで自ら命を絶った女性の幽霊が出るといわれており、周囲がどんどん暗くなる中、2人は追い詰められ…。

テレビ朝日 木曜ドラマ「ハヤブサ消防団」は2023年7月13日スタート。原作:池井戸潤『ハヤブサ消防団』/主題歌:ちゃんみな『命日』(NO LABEL MUSIC / WARNER MUSIC JAPAN)/出演:中村倫也、川口春奈、満島真之介、古川雄大、岡部たかし、梶原善、橋本じゅん、山本耕史、生瀬勝久 ほか。番組公式Twitterアカントは「@hayabusa_ex2023」、番組公式Instagramアカウントは「@hayabusa_ex2023」。PR動画は番組公式サイトで公開されている。

「ハヤブサ消防団」番組公式サイト

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