「こっち向いてよ向井くん」赤楚衛二と藤間爽子“タイミング”が合わず結婚不成立に…第4話ネタバレと第5話予告
赤楚衛二主演、日本テレビ系 新水曜ドラマ「こっちむいてよ向井くん」の第4話が8月2日(水)22時から放送され、婚活ガチのチカ(藤間爽子)の“タイムリミット”への焦りに共感の声。ネタバレあらすじとみどころを紹介、次回8月9日の第5話で向井くんが元カノ・美和子(生田絵梨花)と再会するのだが…。予告動画が番組公式サイトで公開されている。
「こっちむいてよ向井くん」は、雰囲気よし、性格よし、仕事もできる、いいオトコの向井くん、10年ぶりに恋をしようと意気込む彼に待ち受けていたのは、すてき女子たちとの出会い、そして10年前の忘れられない元カノで…切実なのに笑えちゃう、不器用だから胸をうつ。それでも恋を諦めきれない“恋愛迷子たち”のラブストーリー。
8月2日に放送された第4話で、10年ぶりにできた彼女・チカ(藤間爽子)と「結婚に向けて」歩み始めたから向井くん。しかし、彼女は「結婚したら」のタスクを語るばかりで、お互いの恋愛感情にはまったく無関心。恋愛の後に結婚がある。結婚前に距離を縮め「不快じゃない」ではなく「快」だと思われる関係にしたい向井くんとの気持ちの距離は広がるばかり…。
どうにも歯車が合わなくなってしまったふたりは、結局「お別れ」することに。ところが、チカが小説やドラマでみるような恋愛経験が他人事に思えていること、実はガチのサバゲー好きだということが明かされ、向井がチカのウエディングドレス姿を「素敵」だと思っていたことを伝えると、チカは「私達って、いつもタイミング悪いですね。その時に言い合っていたら、未来は変わったのかな」と。前回2人が付き合えなかったのも、互いの言葉が足りないせいだった。2人の付き合いは向井も感じていたように自然体でとてもよい感じだった。互いの本音が「言葉」が先に出ていたら、2人の信頼関係も、恋愛感情ももっと前から高まっていたはず。相性はよくても“タイミング”が合わない2人だったのだろう。
Twitterには「そこからスタートしても違和感なかったと思うんだけど…」「婚活初期は向井くん状態。婚活後期はチカさん状態だったので感情移入する」といったコメントもあがった。チカが結婚を焦る大きな理由に“タイムリミット”があることから「チカさんが私の気持ちを全て代弁してくれました」「子供を産める年齢を考えるとチカさんみたいにシビアにもなる」と、33歳という年齢のリアルな悩みと現実がめちゃくちゃ沁みたという反響も多数よせられた。
今回の件で、向井くんがしたいのは恋愛からの結婚だということがよくわかった。次週8月9日に放送される第5話では、向井くんがいまだに忘れられずにいる元カノ・美和子(生田絵梨花)と再会!もしかして何かあるかも…と期待する向井くんだったが…はたして10年ぶりの再会は吉と出るのか凶と出るのか?一方、離婚の危機にある妹夫婦、麻美と元気にまさかの三角関係が勃発し、ますます修復不能な状態に…。
■前回:第4話 あらすじ
見た目も年齢も立派な大人の向井(赤楚衛二)。3年前ぶりに会ったチカ(藤間爽子)と結婚を見据えたお付き合いが始まる。ブライダルフェアに出向き、美味しい料理やウエディングドレスを試し、キレイなチャペルにトキメク2人。思っていたより楽しいデートに、チカとの未来を夢想してニンマリする向井。これで恋愛迷子卒業…と思っていたけれど、「向井さんとは年相応な大人のお付き合いができそうですね」と言われ、会うたびに「結婚」へのタスクを語るチカと、結婚へ向かっているはずなのに、未だ手をつなぐタイミングも図れずにいる自分に、モヤモヤする。
結婚は「不快じゃない」先にあるはず。どうしたら彼女にもっと踏み込んでいけるのかと思い悩む。そんな中、義弟・元気(岡山天音)の店に行くと何故か休みで、同じく店に顔を出した洸稀(波瑠)に「10年ぶりに彼女ができた」ことを自慢する。洸稀は環田(市原隼人)とのどこにもつながらない“大人の恋愛”を楽しんでいるようす。「結婚」に向かわない付き合いは「不誠実」だという向井に、洸稀は「そんな決まりはないし、そんな恋愛の定義もない。他人の恋愛を理解できないことを否定するのは不毛だ」とバッサリ。洸稀自身も悩んでいないわけではないが、今を大切にしたいと話す。
一方、元気は妻の麻美(藤原さくら)に「結婚、やめよう」と言われショックを受けていた。麻美は二人の間に「ノイズ」が入るのが許せないと言い、ただの“元気”でいて欲しいのに、自分自身も「結婚」の概念に囚われてしまうことが嫌だと。人手も足りなく体調もままならない中、元気が必至で働いていると、常連客のメイ(穂志もえか)が助っ人を買って出た。
向井はチカを誘い元気の店「パイレオ」にやってきた。今日こそはお互いのことを話そうと思っていたのだが、自分の出身や高校時代の話しをしていたのに、いつのまにか「新居をどこにするか」という結婚話に移ってしまい、ローンで時計を買ったと知ったチカが「結婚後のお金」の話しをしだし…。どうにも会話が「結婚」から逸れないことに苛立ちを覚えた向井は、チカにキツイ一言を言ってしまう。
きちんとした謝罪をできないまま店を出てしまった向井。ところが話す相手もいないと気づき、気を紛らわせるためにボルダリングへ。そこで大学のサークル仲間と再会し、彼らと「結婚」行きのバスについて語る。ひとりは「結婚を目指してみたものの、いつまで経っても目的地の“幸せ”にたどり着けないから、今はまだバス停にいるところ」だといい、二児の母であるもうひとりは、「結婚+子供のバスは、バス停が多すぎてなかなか進まない」と愚痴った。向井は自分がどんなバスに乗って、どこに向かいたいのかを改めて考えさせられることに…。
デートの日。向井はチカに先に謝られてしまう。チカは自分が結婚を仕事のタスクみたいに捕らえていること、恋愛要素を追及しない人生だったと明かす。恋愛はファンタジーで具体性がなく、自分が恋愛をしていないため、羨ましい気持ちはあるがリアルには感じられないと。
向井は初めてチカの内側を見れた気持ちになり、彼女の手を引いて海へと向かう。向井は「年相応な付き合い方」というものはないのではないかと言い、年齢に関係なくやりたいときにやってみればいい、恋愛もそうだチカにいう。子供が欲しいチカにとって、年齢を逆算して結婚へと進むことができることだとわかる。2人は互いを真っすぐに見つめ合い「別れる」ことにした。
チカは自分が望む相手として、向井はピュアすぎたと言う。そして、年齢と反比例して選択肢が狭められていくことにあらがうため、「卵子凍結」をすると話す。チカがそれではと帰ろうとすると、向井が呼び止め、いつもデートの後あっさり帰ってしまうのは何故かと問う。チカは明日はサバゲーなのでと笑顔を見せる。かなりのガチ勢だという。
「そういうことを知りたかったな」と向井。チカは男性から引かれてしまうのではないかと思い自分の趣味を語らなかったのだ。「ドレス、素敵でした!プリンセスみたいだった」と帰ってゆくチカに向井は声をかける。
チカは「私達って、いつもタイミング悪いですね。その時に言い合っていたら、未来は変わったのかな」と微笑み、「向井さんは、ちゃんと…好きな人と付き合った方が良いですよ」という言葉を残した。
満足げに「パイレオ」に向かう向井。誰かにこのことを話したくてしょうがない。そして、洸稀も環田との恋の駆け引きを楽しみ、誰かと話したくて…。ばったり鉢合わせた2人は、楽し気に互いの恋について話し合う。その横で、元気は未だ魂の抜けたような顔をし…。
■次回:第5話 あらすじ
チカと別れ、再び恋愛迷子に戻ってしまった向井は、忘れられない元カノ・美和子(生田絵梨花)と10年ぶりに再会。もしかして何かあるかも…という淡い期待もなく、美和子は他人行儀な態度。「過去は過去でしかない」と洸稀がいうように、10年前の元カレなんてただの他人?寂しくて肩を落とす向井だったが、ひょんなことから美和子とまた会うことになり…。
日本テレビ水曜ドラマ「こっちむいてよ向井くん」は7月12日(水)22時スタート。原作: 原作:ねむようこ『こっち向いてよ向井くん』(祥伝社フィールコミックス)/出演: 赤楚衛二、生田絵梨花、岡山天音、波瑠、藤原さくら、財前直見、田辺桃子、久間田琳加、市原隼人/第3話~4話ゲスト出演:藤間爽子/第4話~第6話ゲスト出演:穂志もえか ほか。 番組公式Twitterアカウントは「@mukaikun_ntv」。番組公式Instagramアカウントは「@mukaikun_ntv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
◇「こっちむいてよ向井くん」番組公式サイト
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