中村倫也「ハヤブサ消防団」放火犯は消防団の一員!?幽霊出現で一気にホラーミストテリー化!第3話ネタバレと第4話予告
中村倫也主演、池井戸潤原作による「ハヤブサ消防団」(テレビ朝日 毎週木曜21時)第3話が8月3日に放送され、彩(川口春奈)とポートレートの謎の女性・山原展子(小林涼子)につながりがあることが明かされた。本作のスピンオフドラマ「恋の妄想♡消防団」が、同日TELASAで配信スタート。第4話は8月10日に放送される。予告動画は番組公式サイトで公開されている 。
「ハヤブサ消防団」は、『半沢直樹』、『下町ロケット』、『陸王』、『七つの会議』、『民王』、『アキラとあきら』、『シャイロックの子供たち』など数々のヒット作を世に送り出し、大旋風を巻き起こしてきたベストセラー作家・池井戸潤の最新作が原作の、山間の小さな集落を舞台に描く戦慄のホラーミステリー。
8月3日に放送された第3話では、太郎の担当編集者・中山田が観光を兼ねてハヤブサを訪れた。太郎の仕事上の相棒ともいえる中山田は、ハヤブサ地区に起きている怪事件に興味を示し、気のいい消防団メンバーとも意気投合。自らも山で自殺した女性の幽霊を見かけ、ポートレートの謎の美女探しに乗り出すなど、「ハヤブサ地区」の不思議な魅力にのめり込んでいった。
そして4度目の放火が起き、今回それが「ハヤブサ消防団」の帽子を所持している人物の仕業であることが視聴者に匂わされ、さらに、正気を失っているような白髪の女性とポートレートの美女が、彩と繋がりがあることが明かされた。放火事件と不思議なオーラを放つ謎の美女、山の中で太郎たちの様子をうかがっていた複数の人物たち…今回ホラー要素が加わったことで、ますますこれからの展開が読めなくなってきた。
河童伝説の滝に続き、山奥の女性の幽霊話と、怪事件とともにハヤブサに伝わる伝承が明かされている。「ハヤブサ」にいったいいくつの怪談があるのだろう?期せずして、太郎と彩が進めている町おこし企画のミステリードラマと、本編のストーリーがリンクしてきたようにも見える。
シリアスな展開が続く本編とは一転、8月3日にTELASAで配信スタートしたスピンオフドラマスピン「恋の妄想♡消防団」 では太郎の“妄想ラブコメディ”が展開。太郎と彩の間にほのかな恋が芽生えつつあることに気付いた消防団員と中山田、2人の恋愛がどうしたら成就するのか、あれこれ妄想しながらお節介な作戦を練っていく。太郎が彩に“壁ドン”する姿や、居酒屋・さんかくに集まった消防団メンバーが恋の妄想で盛り上がる様子が楽しめるのでお見逃しなく。
次週8月10日に放送される第4話では、ハヤブサ地区を良く思っていない町長の村岡が町おこしドラマ企画のかわりに考案したツチノコを捜索するという催しで、消防団の面々も駆り出されることに。
■前回:第3話 ネタパレあらすじ
ハヤブサ地区の町おこし動画用シナリオを書き上げたミステリ作家の三馬太郎(中村倫也)は、ハヤブサに移住して二年目の映像ディレクター・立木彩(川口春奈)との打ち合わせに赴いた。以前のそっけなさは消え、はつらつと企画を進める彩との会話に心地よさすら感じる太郎。
すると彩に電話が入る。電話は町役場の町おこし担当からで、ドラマ企画が町長の村岡信蔵(金田明夫)のダメ出しを受けて中止になったという連絡だった。彩はそのことを太郎には伝えず、自分が監督を務めることになったとだけ話す。
そんな中、太郎は写真好きな亡き父が遺した昔のアルバムから、ほかの写真とは異質の雰囲気を漂わせる美しい女性(小林涼子)のポートレートを見つける。手にシャクナゲの花をもち、穏やかに微笑む彼女はいったい何者なのか…気になった太郎は謎の女性の素性を知りたいと思うように。
東京から担当編集者の中山田洋(山本耕史)が訪ねてきた。太郎の陣中見舞いというのは名目で、ハヤブサでゴルフや釣りを楽しむのが目的らしい。中山田は、太郎が気になるというポートレートの女性を探してみてはどうかと進言する。そして、始めは距離の近い田舎の人付き合いに躊躇していた中山田だったが、消防団のメンバーとも居酒屋で顔を合わせ、すっかり意気投合。
明日は渓流釣りを楽しんでから帰るという中山田に、消防団のメンバーは夕暮れまでには帰路につくよう助言する。日が暮れると山で身を投げた女性の幽霊が出るのだと2人を脅す。
しかし翌日、山奥の渓流まで釣りに出かけた太郎と中山田は、勘介(満島真之介)に渡された地図を頼りに、帰ろうとして道に迷ってしまう。周囲がどんどん暗くなる中、懐中電灯の灯りをみつけた2人は声をかけるが、何故か逃げ出されてしまい…。さらに暗がりに奇妙な老婆の姿を見て…。
慌てて逃げ出す中山田を止めて、老婆がいた場所に戻った太郎は、その先に道があるのを見つける。そこに、帰りの遅い2人を心配し、賢作(生瀬勝久)と勘介が迎えにきた。
翌日。東京へ帰ろうとしていた中山田に、勘介がポートレートの女性の身元がわかったと声をかける。気になった中山田は太郎の家に引き返す。勘介の祖母は、かつてハヤブサ地区に住んでいた山原という女性に似ているといい、自分のもっていたアルバムを見せた。確かによく似ているがポートレートの女性ではない。よく似た山原は山奥で飛び降り自殺をした女性で、彼女には幼い娘・山原展子がいたことから、ポートレートの女性がその娘であると結論づけられた。
そこへ消防団からの連絡が入った。賢作の木工所が火事だという。太郎と勘介が慌てて賢作の家に向かうと、分団長の宮原(橋本じゅん)が意識を失っている賢作を救い出したところだった。工場から母屋に燃え移る前になんとか鎮火し、賢作は意識を取り戻した。
その後、病院に見舞いに来た宮原に、賢作は自宅に備えていた防犯カメラに犯人が映っていたことを告げる。パーカーで身を隠し顔はわからないものの、確かに男が写っている。その男はどうやらハヤブサ消防団の一員らしく…。
■次回:第4話 あらすじ
亡き父の法要のため“随明寺”を訪れた太郎は、これまで放火された人々が寺へおこなった寄進額がいずれも飛びぬけて高いことに気がつく。その矢先、中山田から町おこしドラマ企画が町長・村岡信蔵(金田明夫)のダメ出しを受けて中止になったと知りショックをうける。中山田は最近、消防団メンバーとメールのやりとりをしているせいでハヤブサ地区の情報通になっており、ただひとり真実を知らされていなかった太郎は、彩を問いただす。彩は完成した脚本を町長に見せて考え直してもらうつもりだったと訴えるが、太郎はウソをつかれたことがやるせなく、2人は険悪に…。
そんな中、村岡がドラマのかわりに考案した町おこしイベントが開催された。ハヤブサに残る伝説にちなんでツチノコを捜索するという催しで、消防団の面々も駆り出される。太郎たちはそこで、村岡にドラマ企画の再考を直談判する彩を見かけ…。さらに、村岡に挨拶する太陽光発電企業“ルミナスソーラー”の営業スタッフ・真鍋明光(古川雄大)の姿も目撃し…。
テレビ朝日 木曜ドラマ「ハヤブサ消防団」は2023年7月13日スタート。原作:池井戸潤『ハヤブサ消防団』/主題歌:ちゃんみな『命日』(NO LABEL MUSIC / WARNER MUSIC JAPAN)/出演:中村倫也、川口春奈、満島真之介、古川雄大、岡部たかし、梶原善、橋本じゅん、山本耕史、生瀬勝久 ほか。番組公式Twitterアカントは「@hayabusa_ex2023」、番組公式Instagramアカウントは「@hayabusa_ex2023」。PR動画は番組公式サイトで公開されている。
◇「ハヤブサ消防団」番組公式サイト
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