松坂桃李、ついに登場!「VIVANT」堺雅人は別班!任務のためなら人殺しも厭わない!第4話ネタバレと第5話予告
公安の野崎(阿部寛)とタッグを組んで悪と戦うかと思われた乃木(堺雅人)は野崎の裏をかき、黒須(松坂桃李)と共に犯人(迫田孝也)を殺した!TBS、2023年8月13日(日)21時から「VIVANT」第5話を放送する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
この夏最大の話題作と言われる「VIVANT」の第4話が8月6日に放送された。主要キャストとして当初から発表されていながらも第3話まで登場のなかった松坂桃李がついに登場した。第4話のラスト、公安に追われる山本(迫田孝也)を警察からかくまったかと思われると「ねえ、先輩」と話しかけた相手はなんと乃木(堺雅人)だった。二人は民間人に紛れて諜報活動を行う特殊部隊“別班”のメンバーだったのだ。
松坂演じる黒須は第4話での登場であり、別班ではないかと予想されていたが、第1話から第4話の途中まで全くそのそぶりをみせなかった乃木が別班だったことは衝撃を与えた。もっとも仲がよさそうにみせていた山本に自白剤を使ってしゃべらせたあげく、危険人物と判断して、躊躇なく殺した。あまりの変貌ぶりに、「混乱する」「演技がすごすぎる」とネットも揺れた。
8月13日に放送される第5話からは、乃木が別班として「美しき我が国を汚すものは何人たりとも許さない」として次の任務にあたってゆく。第1話から乃木を助け、タッグを組んできた野崎(阿部寛)との関係も崩れた。野崎は山本の死を怪しいと思う。山本がテロ組織「テント」と関連あることを知っているのは乃木だけのはず。乃木の過去を再度入念に調査すると壮絶な過去が浮き彫りになってくる。
松坂桃李の正体がわかったが、第1話のラストに登場以来その姿を見せていない役所広司と二宮和也が演じる謎の親子の正体にも迫ってくる。さらにその“憎らしい表情”が話題となっていたバルカの警察官・チンギス(Barslkhagva Batbold)が日本にやってくる形で再登場すうる。このチンギスを演じているBarslkhagva Batboldは、これまでに20本以上の映画に出演しているモンゴルの人気俳優である。
■前回:第4話ネタバレあらすじ
乃木(堺雅人)たちはサイバー犯罪対策課の東条(濱田岳)の協力もあり、システムを改ざんして誤送金を仕組んだ人物が送金手続きをした財務の太田(飯沼愛)だと突き止めた。野崎(阿部寛)たち公安は、太田の自宅へ急行するのだ。
しかし、太田は友人と数分前に外出してしまったと母親が話す。捜査令状をとっている野崎は同僚とともに太田の部屋を調べると、そこには多数のIT機器が並んでいた。天才ハッカー・bulewalkerだったのだ。証拠となるものはすべて処分している。東条はあこがれともいえるハッキング能力をもつ太田のことを尊敬すらしていたが、その態度をみせると皆に苦い顔をされた。ほとんど手がかりがないと思われていたが、東条は丸菱商事の防犯カメラに太田が多数の人物と接触していたことを突き止めた。
さらに、太田のスマホに特定の人物から多数のメッセージが入っていた。場所を毎回かえる慎重な方法だったが、太田がいなくなってから、「連絡がほしい」というメッセージが頻繁だった。そこで野崎は太田になりすまして、神社にその人物を呼び出した。それは専務の長野(小日向文世)だった。太田と不倫関係にあることを認めた。さらに長野の経歴にあやしさを感じた野崎は長野を問い詰める。すると長野は誰にもいわないことを条件に、大学時代に薬物に手を出していたことやその更生施設にいたことを白状した。長野はテロとは関係ないと思われた。
奇跡の少女・ジャミーン(Nandin-Erdene Khongorzul)とドラム(富栄ドラム)が来日した。乃木、野崎も歓迎する。ドラムはさみしいだろうと考え、ジャミーンのために、アルバムを作った。そのアルバムをみた乃木は写真の中に誰かを発見して驚いた。
その夜、乃木は山本(迫田孝也)に頼んで誤送金に関わった疑いのある宇佐美(市川猿弥)、原(橋本さとし)、水上(古屋呂敏)を呼び出した。山本も含め、5人がそろったところで、乃木は電話を受け「太田さんがいる場所が特定された」と声を出した。その言葉を聞いて動き出したのは山本だった。
乃木はアルバムの写真の中に山本が映っているのを見つけていた。山本はモンゴルからバルカに渡り、組織の教育を受けていたのだ。山本を尾行して太田の居所を探り、太田を助けてから逮捕しようとするが、山本を見失ってしまった。
山本の逃亡を助けたのは黒須(松坂桃李)だった。黒須は山本の仲間だといい、車で逃げる。太田のことは自分が処分するからといって偽造パスポートで逃げるようにという。喜んだ山本は黒須の言うがままに酒を飲む。山本が目を覚ますと、手足を縛られ、点滴を打たれた状態だった。そこに乃木がやってきた。
乃木が自分が別班だというと山本は信じられないという。テロ組織のテントについて話すように言うが、山本は口を割らない。そこで点滴に自白剤をいれる。すると山本はするするといろいろなことを話し出した。「平和ボケした日本を変えるため」に組織に入ったという。バルカで訓練を受けたこと、アリ(山中崇史)は幹部、標的は日本だということ。山本から情報を聞き出すと、乃木と黒須は自殺にみせかけて山本を処分した。
野崎は匿名の電話を受け、太田を救出した。
■第5話あらすじ
乃木(堺雅人)は民間人に紛れて諜報活動を行う特殊部隊“別班”の人間だった。酷は胃の黒須(松坂桃李)とともに、テロ組織“テント”と関連のある山本(迫田孝也)を排除した。さらに次の目的のため、ある人物の元を訪れる。
一方、山本の死に違和感を抱いた野崎(阿部寛)は、山本の正体を知っていた乃木に疑惑の目を向ける。野崎が徹底的に乃木を調べる中、衝撃の過去が明らかになっていく。
TBS 2023年7月16日スタート。毎週日曜日21時放送、「VIVANT」。出演:堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司、二宮和也、林遣都、竜星涼、高梨臨、飯沼愛、迫田孝也、山中崇、橋本さとし、小日向文世、井上順、キムラ緑子、檀れい、濱田岳、林泰文、馬場徹、吉原光夫、河内大和、珠城りょう、坂東彌十郎、林原めぐみほか。番組公式Twitterアカウントは「@TBS_VIVANT」。
◇TBS「VIVANT」番組公式サイト
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