「ハートビート」第13・14話 テギョン、ウォン・ジアンのために人間になるのを諦める!?ネタバレあらすじ、見どころ
オク・テギョン(2PM)×ウォン・ジアン月火ドラマ「ハートビート(原題:가슴이 뛴다=胸が躍る)」が、6月26日〜KBS 2TVで放送中で、日本ではプライムビデオ(Prime Video)で独占配信中。今回は、8月7日・8日に放送された第13・14話のネタバレあらすじやみどころ、韓国での評判や視聴率などご紹介したい!
●【「Prime Video」で独占配信の韓国ドラマ】
「ハートビート」は、100年に一日だけ訪れる人間になる機会を逃してしまった吸血鬼と人間の半妖ソン・ウヒョル(オク・テギョン)と、ロマンスを楽しむ余裕のない冷血な女性(ウォン・ジアン)とのハラハラする恋模様を描いた、ファンタジーラブコメディ。⇒【各話のあらすじ】
■第13話
イネの血を見て思わず襲いかかりそうになったウヒョル。そこへ駆けつけたドシクはウヒョルを押しのけ、イネを病院に連れて行く。ウヒョルはイネの血に反応してしまった自分自身に腹が立ち、一緒にはいられない辛い現実を突きつけられる。人間になって胸が踊るような恋をしたいが、誰かを殺してまで人間になりたいなどと思わないウヒョルはここを去ろうと決意するも、イネを独り寂しくさせないようにと、行方不明のイネの父を探すことに。
一方イネは意識を取り戻すや否やウヒョルを探す。ドシクはウヒョルがイネの血を狙っていたと伝えるもイネは信じない。ドシクがいくら防いでも、イネのウヒョルへの気持ちは断固として変わらなかった。
気持ちが固まったのはウヒョルも同様だった。眺めているのが辛いと言ってヘウォンはウヒョルにヘソンの絵を返却する。そして自分を好きになって欲しいと懇願するが、ウヒョルの気持ちは変わらなかった。
その後ヘウォンはイネのもとを訪ね、ウヒョルがヴァンパイアだということを隠していたため契約違反だと主張し、投資金回収、更には違約金支払まで要求する。支払えないのなら屋敷を手放せというが、イネは「金はどうやってでも返すから、ウヒョルの大切な場所であるこの家は守る」と強気な態度を見せた。
またマンフィはドシクが半ヴァンパイアを探しているという情報を手にして取引を提案。ドシクはマンフィと手を組むことにし、ウヒョルを捕まえるよう指示する。マンフィは早速、イネの父を探そうとチラシを配るウヒョルにドンイルの居場所を知っていると連絡し、自身のアジトへおびきよせた。何も知らないウヒョルは地下室に行くと、大勢の人が牢屋に監禁されているのを目の当たりにし驚く。こうしてウヒョルはマンフィの策略にはまってしまい、自身も囚われの身に…。
■見どころ
早く人間にならないと、残された時間がないウヒョル。しかし、イネのせいで人間になれなかったにもかからわず「イネが起こしてくれたから愛というものを知れた」と言うウヒョル、本心とはいえ切ない。一方でイネもまた、ウヒョルのために屋敷を何としてでも守りたいと、投資金を返すため必死で動き回る。互いが互いのために必死に行動する姿は正に愛の力。この危機をどう克服していくのか注目だ。
視聴者は、気持ちが通じあってからのオク・テギョン×ウォン・ジアンカップルが最高だというコメントも。「ウォン・ジアンはX世代からMZ世代まで癒すほどの美しさ、清純さの中にみえるセクシーさ、目つき、どれも美しい」とべた褒め。このドラマでファンも増えたようだ。
一方、視聴率は2.0%。前週の11話(7/31)が1.9%を記録したこともあり、今週もに1%台まで下落してしまうのではとハラハラする声が多かったが何とか持ちこたえた。この視聴率にネット記事では「ドラマ’ハートビート'、視聴率危機により不安な心で'ハートビート'する状況」などと出ており、(うまいこと言うなと迂闊にも笑ってしまったが)最終回まで残りわずかな今、最後どのような展開を見せるのか、大逆転はあり得るのか!?ウヒョルがどんな危機も華麗に解決するように、視聴率も華麗に危機脱出!といった展開に期待だ。
■第14話
マンフィのアジトで捕まってしまったウヒョル。思うように力を使えないウヒョルにマンフィは笑いながらウヒョルを挑発する。そこにヴァンパイアの仲間が救出に来てくれ、死闘の末に助かったウヒョル。するとそこに何年もの間拘束されていたイネの父、ドンイルが名乗り出る。早速ウヒョルはドンイルを連れて帰宅し、イネは父と再会することに。しかし、イネの心の傷は思ったよりも深く、とっさに受け入れることができず追い返してしまう。
ドンイルはウヒョルにこれまでの経緯や娘への思いを打ち明ける。マンフィが再開発計画を持ち出してきたが、この屋敷を守りたかったドンイルは頑なに拒んだ結果、マンフィに連れ去られ囚われの身となってしまったという。できることは何もなかったが、イネの元に戻ってくるという約束だけは守りたかった、と涙ながらに語っていると、その時偶然イネがその話を耳にし、自分が何も知らなずに父を憎んでいたことに気づく。そして「どれだけ会いたかったか。最後まで耐え抜いてくれて、戻ってくるという約束を守ってくれてありがとう」と、やっと父と和解をする。
ドシクはヘウォンが投資金を回収しようとしていることを知り慌ててヘウォンを呼び出すが、ヘウォンは頑なに態度を変えないどころか、他の投資の話もちらつかせてドシクを脅した。またイネに裁判所からの支払命令書が届いたことで事情を知ったウヒョルがすぐさまヘウォンに会いに行くも、ヘウォンは強固な姿勢を貫く。
しかしその後、ドシクがイネを助け投資金を肩代わりしたことを知ったヘウォンはドシクの事務所に怒鳴り込み、ドシクに対しても宣戦布告をする。
ウヒョルの体調は悪くなる一方で、イネの前で倒れてしまう。イネは自分のせいでこうなったのかと聞くが、うまく答えられないサンへ達。何も知らないイネはウヒョルが目を覚ましたら早く血をあげなければと心に決めるが、その翌日突然姿を消したウヒョル。どこに行ったのかと問うイネに、しびれを切らしたサンへは真実を伝える。人間になるために血を飲んでイネを死なせるわけにはいかないから、一人で死ぬことを選択したウヒョルに、イネはそんなことはさせないと走り出し…。
■見どころ
父を探し出してきてくれたウヒョルに背後からそっと抱きついて、感謝の気持ちを伝えるイネ。「なぜこんなに優しくしてくれるの?棺も1日早く開けてしまったのに」というイネに対し「イケメンで優しい自分が我慢しなきゃ」と冗談めいて答えるウヒョル。また1日でも早く人間になってはどうかと、事実を知らないイネに対し「自分に人間になったらイネの傷が消えてしまう。危機を察知できないから1日でも長く守りたい」と曖昧に答える。このシーンから、ウヒョルがどこまでも穏やかで優しい人格の持ち主だということが伝わって来る。ドラマ序盤のコメディシーンからは想像もできないほどかっこいいテギョンが見られて、ファンでなくても堕ちてしまうのでは?!
またヘウォンがどんどん暴走していき、もう見ていられないほどやりたい放題。ドシクもウヒョルの血を狙ってマンフィと手を組むが、イネに対する自分の気持ちは変わらないと投資金を肩代わりしたり、ヘウォンにも毅然とした態度で臨むなど、完全に悪役という訳ではなくほっと安心する。そんな中ラストでドシクが刃物を持って意味深な表情を浮かべているシーンでは、一気に緊張感が高まる。
そしてウヒョルが一人で死を選び姿を消し、イネが慌てて家を飛び出すラストシーン。愛し合う2人なのに、どちらかが死ななければならないという残酷な現実。視聴者からは「ウヒョルが人間になるのではなく、イネがヴァンパイアにばって二人で末長く暮らすのが一番良いのでは?仲間たちも喜ぶはず!」なんて意見も。
視聴率は2.1%とほぼ横ばい。次週、いよいよ最終回!ハッピーブロッドデイは訪れるのか、ウヒョルは無事に生き延びられるのか!?
■キャスト
ソン・ウヒョル役:オク・テギョン(2PM)
チュ・イネ役:ウォン・ジアン
シン・ドシク役:パク・ガンヒョン
ユン・ヘソン/ナ・ヘウォン役:ユン・ソヒ
ク室長(秘書) 役:ハム・テイン
イ・サンへ役:ユン・ビョンヒ
パク・ドンソプ役:コ・ギュピル
他
原題:가슴이 뛴다(胸が躍る)
◇KBS Drama「EP2予告」
◇Prime Videoチャンネル予告動画(日本語字幕なし
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