初回視聴率9.6%!「科捜研の女Season23」沢口靖子には白衣がよく似合う!第1話ネタバレと第2話予告
強盗殺人の指示役は隣人だった!実行犯は闇バイトの青年達!マリコ(沢口靖子)は最新の科学捜査で事件を解決した!テレビ朝日 2022年8月23日(水)よる9時から「科捜研の女Season23」第2話を放送する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
沢口靖子が京都府警科学捜査研究所の研究員として活躍する「科捜研の女」の23シーズン目の第1話が8月16日に2時間のスペシャルとして放送された。初回視聴率は9.6%(ビデオリサーチ社調べ、世帯)と安定の数字をたたき出した。
前シーズンは火曜の21時枠で放送され、科学者同士の信念のぶつかり合いといったハードタッチで描かれていただ、第1話を見る限り、前シーズンとは違い、もともともバージョンに戻ったという感想を持つ視聴者が多かった。また、「科捜研の女」では内藤剛志が刑事役で金田明夫は刑事部長役となっているが、同じテレビ朝日の「警視庁捜査一課長」では上司と部下の関係は逆転している。いつも内藤に「必ず星をあげる」と言われる金田が、第1話で同じ台詞で刑事たちを鼓舞しているのもどちらのドラマも見ているファンにはたまらない演出となっている。
特殊詐欺が強盗殺人にまで発展してゆく。最新の科学捜査を行うマリコ(沢口靖子)たち。すでに歩哨認証や顔認証で防犯カメラを網羅するのは朝飯前で、今回はドローンで追跡したり、さらにドローンに電磁スペクトルカメラを搭載したりと最新の技術を投入している。もっとも、きっかけは所長(斉藤暁)が地面を這いつくばって下足痕を探すというとても地味な捜査があったからこその結果となった。
8月23日に放送される第2話は浅野ゆう子がゲストで出演する。誘拐事件の捜査となるが、次はどんな新しい技術が投入されるのか?
■第1話ネタバレあらすじ
2人組の覆面強盗が経営者宅に押し入り、鉢合わせした主人が殺害される事件が起きた。実行犯は闇バイトで雇われた2人だった。
榊マリコ(沢口靖子)ら科捜研メンバーは遺留品の鑑定のほか、認証技術を駆使して容疑者の追跡を開始する。京都府警の土門薫(内藤剛志)は、所轄の刑事・阿久津誠也(徳重聡)と組んで捜査に乗り出すが、被害者の妻に事情を聴いたところ、事件の夜は夫婦そろって旅行に出かける予定だったとわかる。夫が発熱したため急きょキャンセルしたという。
マリコが採取した指紋が2年前に起きた未解決の“警察官かたり詐欺事件”の容疑者と一致する。この詐欺事件は、京都府警捜査二課刑事の母親が警察官を名乗る詐欺犯にだまされて現金を奪われたというもので、被害に遭ったのはほかでもない阿久津の母・敏子(市毛良枝)だった。
マリコの母(星由里子)のもとにも家の間取りを確認したり、調度品を確認するような電話が入っていて、不安になってマリコに電話をかけてきていた。
マリコと君嶋直樹(小池徹平)は、手袋を残した犯人が2年前の詐欺師と同一人物か確認するため敏子のもとを訪問する。しかし、敏子は詐欺に遭った恐怖から疑い深くなっており、マリコたちを詐欺師の仲間と勘違いして大騒ぎしてしまう。敏子は防犯カメラを多数置いていて、その映像を君嶋たちは参考として預かる。
顔認証で各地の防犯カメラを捜索して、犯人の一人を捜し当てた。闇バイトで誘われて、断れば家族にも危害を加えると脅されて犯行に参加したという。指示は「Paso glaf」というアプリで行われていたが、そのアプリはスマホから消したという。君嶋はそのアプリの痕跡をなんとか探し出した。サイバー対策課の吉崎(奥田恵梨華)が調べて発信元がロンドンだとわかる。上を説得してイギリス警察の捜査協力をつけ、蒲原(石井一彰)がロンドンへ向かう。
その後、もう一人の犯人・伊藤も特定できた。顔認証ドローンを使って犯人を追い詰めて、あと一歩で捕まえられるとなったその時、マリコの目の前で爆破事件が発生し、犯人が爆死した。爆弾は遠隔操作できるため、ロンドンから指示を出した可能性もあるが、土門は刑事の勘で自分たちが近づいたのを見ている人物がいるのではと思う。
阿久津の母は不安から阿久津になんども電話で訴える。阿久津は仕事の邪魔だと思いながらも、2年前にも母親にきつくあたってしまったことを考えていた。
蒲原の捜査でスマホを送った人物が契約していたと思われる私書箱を探し出した。私書箱の住所も名前も嘘だった。契約者はネイティブの英語ではないという情報も掴んだ。
マリコたちの調べでケーブルの中で爆弾が入ったカバンを伊藤が受け取った可能性が高いことがわかる。伊藤の下足痕からすずとニッケルが見付かった。天橋立の近くにメッキ工場を見つける。そこに伊藤ともう一人の下足痕が見付かった。そのXこそが真犯人と思われる。所長の捜査で真犯人のXは2回、工場に来ていたこともわかる。
吉崎がスマホのデータを解決し、スマホで連絡をとったのは洛西総合運動公園から発信されていたことを突き止める。それは伊藤たちが指示を受けていた時間と一致した。運動公園ではイベントが開かれていて、下足痕を見つけるのは厳しい。そこで君嶋は電磁スペクトルカメラを搭載したドローンで捜査を始める。
そこにニッケルとすずがついている下足痕の人物がいることがわかった。さらに車で移動したことや毛髪も見付かった。毛髪はイヌの毛だった。マリコと土門は本並の妻に二人が旅行にゆくことを知っているのは誰かと聞いた。隣人の青木夫妻に旅行のことを話していたことを聞き出した。
青木は本並の家の猫が勝手に家に入り、母親の形見の壺を割ってしまったことがわかった。本並にクレームをいうと、勝手に骨董屋をつれてきて鑑定した。そのことに腹をたてて強盗を入れることを計画した。鍵は妻がナンバーを控えて合鍵を作った。メッキ工場はコンサルタントという仕事柄、その工場をなにかに利用できないかと相談されて知っていたのだ。
事件当日、逃げる伊藤と鉢合わせした青木は伊藤に声を聞かれて、真犯人だとばれてしまったため、爆発物で殺したのだ。
敏子は事件がすべて解決したことを聞き、喜んだ。詐欺を逮捕するべき警察官の母親が詐欺にかかったことで息子にすまない気持ちでいっぱいだったのだ。阿久津は母親をそんな風にしたのは自分だと謝る。詐欺は家族の絆さえも奪う犯罪だ。
マリコの母親にかかってきていた電話は引っ越し業者からの電話だった。自分が引っ越しを頼んだのだった。しかし、父親が帰る家がなくなるからと引っ越しは辞めることにした。
■第2話あらすじ
香道“宝居流”の家元・宝居茅子(浅野ゆう子)の孫娘で大学生の麗華(中尾百合音)が誘拐され、5億円を用意しろという脅迫メールが届いた。麗華は10年前に事故で両親を失い、以来、茅子が宝居流の跡取りとして彼女を育てていた。
榊マリコ(沢口靖子)たちは、麗華が連れ去られたモーターボートの中を調べる。実はその日、麗華は家庭教師の南雲郁也(大塚宣幸)からクルージングに誘われていたのだが、南雲が一瞬、船を離れた隙に何者かがボートを操縦して彼女を連れ去ってしまったのだ。マリコは川岸に乗り捨てられていたボートから小さな金属製の”輪”を見つけるが、それが何なのかわからず…。
一方、君嶋直樹(小池徹平)は麗華の監禁場所を突き止めるべく、動画の背景音を調査。このまま犯人が麗華に水分を与えなかった場合、彼女は脱水状態となり衰弱死してしまいかねない。
そんな中、茅子の長男、つまり麗華の伯父にあたる雅臣(庄野崎謙)の存在が浮かぶ。雅臣は野鳥写真家を志し家元を継ぐことを拒否したため、15年前に茅子から勘当された存在だった。手がかりを求め、マリコは雅臣を訪ねるが、その矢先、驚きの身代金受け渡し方法を指示する新たなメールが届いた。
テレビ朝日 2023年8月16日スタート。毎週水曜日21時放送、「科捜研の女Season23」。出演:沢口靖子、内藤剛志、小池徹平、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、西田健、山本ひかる、石井一彰/第2話ゲスト出演:浅野ゆう子ほか。番組公式Twitterアカウントは「@kasouken_women」。
◇テレビ朝日「科捜研の女Season23」番組公式サイト
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