「ハヤブサ消防団」教団信者と判明した川口春奈の不敵な笑みに震撼!第5話ネタバレと第6話予告
中村倫也主演、池井戸潤原作による「ハヤブサ消防団」(テレビ朝日 毎週木曜21時)第5話が8月17日に放送され、“太郎”中村倫也は“彩”川口春奈の過去を受け入れることに。8月24日に放送される第6話で太郎の住む“桜屋敷”に火の手が!予告動画は番組公式サイトで公開されている 。
「ハヤブサ消防団」は、『半沢直樹』、『下町ロケット』、『陸王』、『七つの会議』、『民王』、『アキラとあきら』、『シャイロックの子供たち』など数々のヒット作を世に送り出し、大旋風を巻き起こしてきたベストセラー作家・池井戸潤の最新作が原作の、山間の小さな集落を舞台に描く戦慄のホラーミステリー。
8月17日に放送された第5話で、彩が監督をつとめるハヤブサ地区のPR動画撮影が始まった。エキストラに駆り出された消防団メンバーたちの“へたくそ”演技には大爆笑。そんなホッコリムードの後は、彩のツライ過去が明かされることに…。
彩が教団に入信したきっかけは、ブラック企業に務め、自分の脚本を横取りされ、さらにゴーストライターとして働かされていたからだった。大事件を起こしたカルト集団である“アビゲイル騎士団”なのだが、その顧問弁護士は「カルトとは、ある指導者を熱狂的に信仰する宗教団体であると言われています。時にその組織体系ゆえ、構成員の自立的な思考や行動が損なわれることもあります」と彩の務めていた会社で語り、彩はこの会社こそカルトだと言い切った。不道徳だとされる行為を社長命令というだけで正当化され、事もなげに行ってしまう…、たしかにそういう体質の会社は“カルト”といえなくもない。
今はもう教団信者とは連絡をとっていないと言い切った彩。しかし、彼女が信仰したすべてがつながっているという”輪”の概念は、まだ捨てきられていないようす。太郎の家の壁に山原展子の写真が貼られているのをみつけた彩は、太郎に対して新たな“つながり”を感じたようだ。
そのとき見せた不敵な笑みに視聴者は震撼。前話で彩が山原展子の写真を崇めていた様子が描かれていたことから、彼女が教祖と考察することもできる。彩を執拗に追う太陽光発電の真鍋もどうやら“アビゲイル騎士団”とかかわりがあるようなのだが…まだその関係は明らかになっていない。
次週8月24日に放送される第6話では、太郎が連続放火犯についての推理を消防団員たちに伝える。そして次の放火の標的を探るべく、手分けして土地の売却を持ちかけられている5軒に聞き込みを開始。並行して中山田にもルミナスソーラーについて調べてもらうが…その矢先、警告なのか、太郎の住む“桜屋敷”で炎が!
■前回:第5話 ネタパレあらすじ
恋焦がれていた映像ディレクター・立木彩(川口春奈)と一夜を過ごした直後、中山田洋(山本耕史)からの連絡で、彼女が新興宗教の元信者だと知らされ三馬太郎(中村倫也)は、衝撃を受ける。
彩が入信していた“アビゲイル騎士団”は、数年前に教祖と幹部3名が信者12名を拷問の末に殺害するという凄惨な事件を起こし、世間を震撼させた教団だった。教祖と幹部は逮捕されたものの何も語らず、動機もうやむやなまま死刑が確定。教団は自主的に解散したが、一部の元信者はいまでも教義を信じているというウワサもある。彩はその教団の広報として、PRビデオを制作していたらしい。
太郎が戸惑いを消化しきれない中、町おこしドラマの撮影がスタートする。監督を務める彩のもと、賢作(生瀬勝久)ら消防団メンバーもエキストラとして参加。太郎も現場の手伝いに加わるが、気まずくて彩と目を合わせることができない。
太郎のぎこちない態度が彼女にも伝わり、彩から、あの朝からまともに目も合わせてもらえない「私たちってどういう関係ですか」と問われた太郎はすぐに返答することができなかった。そんな太郎に、彩は「(この関係のことは)宿題にしましょう」と提案する。
そして、そんな町おこしドラマの撮影現場を、太陽光発電企業“ルミナスソーラー”の真鍋明光(古川雄大)が冷たい目で眺めていた。
まもなく、太郎を心配した中山田が東京からハヤブサを再訪し、アビゲイル騎士団についてのニュース映像などを持参し、凶弾について説明。すべての信者が悪いわけではないし、一番重要なのは今の彩が教団についてどう考えているかだと話しがまとまった。
彩がドラマの打合せに自宅に来た。太郎は「宿題の答え」を話す前に、彩と“アビゲイル騎士団”との関係について尋ねた。
彩は素直にこれまでのことを話し始めた。浅野ヤスノリ(久保田悠来)が社長を務める映像制作会社「東京アーツムービー」に就職した彩は、脚本家としての実力を買われ「ループ~きのうの明日」というドラマの脚本を書き上げた。上司の榊(菅原永二)から、テレビ局からその作品を春クールのドラマにという話があると言われていたが、直前になって無名の彩ではダメだと、脚本を浅野に横取りされてしまった。
その後「ループ」は高視聴率をとり、彩は浅野社長の元で脚本の勉強をするという名目で、実質ゴーストライターとして働くことに。そんな夢も希望も無い日々が続き心が壊れてしまった彩に、友人の友人の滝川明日花(金澤美穂)から弁護士を紹介する言われて出向いた先が“アビゲイル騎士団”だった。
教団に入信するつもりはなかったが、教団の顧問弁護士・杉森登(浜田信也)に会社への損害賠償の手助けをしてもらい。「カルトに入ったのか?」と揶揄する浅野に「ここ(会社)がカルトじゃないですか。私はこんな教祖(社長)に身をささげるつもりはありません」と言い返すことができた。
杉森から教団のショートムービー作成を依頼された彩は、作品を信者や幹部らから絶賛され、長編映画を作る時も彩にお願いしたいと言われる。“輪”を重んじる教団の真理も理解できるようになった。
教団があの事件を起こした時も信者だったが、自分が出会った信者たちは皆優しい人達ばかりで、事件を知ったのもニュースからだったという。彩は教団から離れ、地方の専門学校の教師の職を得たのをきっかけにハヤブサ地区に引っ越してきた。教団から逃げ出した自分は信者たちとは連絡もとっていない。そう、太郎に話すと、自分がいると迷惑になるからもう会いに来ませんと出ていこうとする。
太郎は立ち去ろうとする彩に、「思い出したくない話しをしてくれてありがとう」と礼をいい「こんなとき、空気を変えるような気の利いたことを思いつかない…言えるのは、明日の晩御飯は僕が作るから一緒に食べませんか?といっても、得意料理が焼きそばレベルですけど」と続けた。涙目だった彩は「空気、変えましたよ」と笑顔をみせた。
太郎は彩を抱きしめ、彩もそれに応えた。彩が壁に貼られた写真に目をやると、そこには山原展子(小林涼子)の写真が…。彩は何かを理解したような不敵な笑みを浮かべた。
■次回:第6話 あらすじ
彩の過去を受け入れ、交際をスタートした太郎。苦戦していた連載小説も最終回の評判はすこぶるよく、彩とともに過ごす何気ない日々に幸せを感じていた。そんな中、太郎は真鍋が集落の一軒の家に出入りしているのを見かける。その家は、江西佑空(麿赤兒)が住職を務める“随明寺”に多額の寄進し、かつルミナスソーラーから土地の売却を持ちかけられている5軒のうちの1軒、つまり、太郎が次に放火のターゲットにされるのではとにらんでいた家のひとつだった。その直後、太郎の背後に賢作が現れた。実は、賢作は3年ほど前から真鍋の姿をハヤブサ地区で見かけ、不審に思ってひそかに見張り続けていたらしい。2人は消防団に集合をかけ、真鍋が連続放火に関わっているのではないかという推理を伝える。消防団員たちは次の放火の標的を探るべく、手分けして5軒に聞き込みを開始。太郎は並行して中山田にもルミナスソーラーについて調べてもらうが、その矢先、警告なのか、太郎の住む“桜屋敷”で炎が…。
テレビ朝日 木曜ドラマ「ハヤブサ消防団」は2023年7月13日スタート。原作:池井戸潤『ハヤブサ消防団』/主題歌:ちゃんみな『命日』(NO LABEL MUSIC / WARNER MUSIC JAPAN)/出演:中村倫也、川口春奈、満島真之介、古川雄大、岡部たかし、梶原善、橋本じゅん、山本耕史、生瀬勝久 ほか。番組公式Twitterアカントは「@hayabusa_ex2023」、番組公式Instagramアカウントは「@hayabusa_ex2023」。PR動画は番組公式サイトで公開されている。
◇「ハヤブサ消防団」番組公式サイト
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