沢口靖子「科捜研の女Season23」香道の家元・浅野ゆう子の孫娘が誘拐された!第2話ネタバレと第3話予告
2時間サスペンスでおなじみの家元騒動!家元になるよりもダンサーになりたい孫娘の誘拐をマリコ(沢口靖子)が科学で解決した!テレビ朝日 2022年8月30日(水)よる9時から「科捜研の女Season23」第3話を放送する。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
沢口靖子が京都府警科学捜査研究所の研究員として活躍する「科捜研の女」の23シーズン目の第2話が8月23日に放送された。ゲストには2時間サスペンスの常連だった浅野ゆう子が香道の家元役で登場した。家元といえば、2時間ドラマではよくある話だが、今回は「誰が家元になるのか?」の争いではなく、「家を継ぎたくない」ことが事件の発端だった。
第2話で使われた科学の力は、鳥の声だった。マリコ(沢口靖子)たちは、電話のむこうに聞こえるかすかな鳥の声の分析と遺体に残されたツバメの羽を使って、香道“宝居流”の家元・宝居茅子(浅野ゆう子)の孫娘の麗華(中尾百合音)の居場所を特定した。
8月30日に放送される第3話は通り魔殺人が取り上げられる。過去に起きた4件の事件を酷似している殺人が起きるが、疑わしいカフェ経営者・栗城明良(玉城裕規)はいるのだが、証拠はない。マリコや君嶋直樹(小池徹平)が新たな音声技術で栗城の供述を分析する。結果はどうなるのか?
第1話から有給休暇を取っているとされる神原刑事(石井一彰)が、第2話では登場しなかった。そのまま有給でロンドンを楽しんでいると思われるが、第3話で復活なるのか?予告では別の刑事が登場していることから、神原ロスに見舞われているファンには気がかりな点となる。
■前回:第2話ネタバレあらすじ
香道“宝居流”の家元・宝居茅子(浅野ゆう子)の孫娘で大学生の麗華(中尾百合音)が誘拐され、5億円を用意しろという脅迫メールが届いた。麗華は10年前に事故で両親を失い、以来、茅子が宝居流の跡取りとして彼女を育てていた。茅子は金を用意して犯人からの連絡を待つ。
榊マリコ(沢口靖子)たちは、麗華が連れ去られたモーターボートの中を調べる。実はその日、麗華は家庭教師の南雲郁也(大塚宣幸)からクルージングに誘われていたのだが、南雲が一瞬、船を離れた隙に何者かがボートを操縦して彼女を連れ去ってしまったというのだ。マリコは川岸に乗り捨てられていたボートから小さな金属製の”輪”を見つけるが、それが何なのかわからず…。
一方、君嶋直樹(小池徹平)は麗華の監禁場所を突き止めるべく、動画の背景音を調査する。このまま犯人が麗華に水分を与えなかった場合、彼女は脱水状態となり衰弱死してしまいかねない。家政婦の水原佐恵(小林きな子)は麗華のことを熱心に育てていたといい、南雲にすぐに連絡しなかったことを責める。南雲は連絡したが、電源が入っていなかったと言い訳をしていた。土門(内藤剛志)は、周りの人にメールが入っていたのは、茅子がスマホの電源を落とす習慣を知っている人が事件に関わっていると推理していた。
マリコが見つけた金属製の輪は野鳥の識別に使うものだとわかった。そんな中、茅子の長男、つまり麗華の伯父にあたる雅臣(庄野崎謙)の存在が浮かぶ。雅臣は野鳥写真家を志し家元を継ぐことを拒否したため、15年前に茅子から勘当された存在だった。手がかりを求め、マリコは雅臣を訪ねる。雅臣は麗華にその輪を貸したという。その矢先、驚きの身代金受け渡し方法を指示する新たなメールが届いた。それは5億の金を黒、赤、黄、緑、青の色のついたバックに分け、茅子、南雲、水原とあと二人の弟子が徒歩で運ぶように指示された。
その連絡が届いた瞬間に雅臣は事情聴取されていたので、雅臣は白だが、なにか別のことを隠しているようだ。
5人は言われたように歩いて指示された場所に向かう。そんな中、南雲は金をもって逃走し始めた。実は、南雲は投資に失敗し多額の借金をしていた。このまま麗華の居場所がわからないと麗華が衰弱死してしまう。
雅臣は麗華からプロのダンサーになりたいと相談されていたことを打ち明ける。家元は麗華の無事を祈るあまり、麗華の自作自演なのではというが、雅臣は自分は助言していないという。
なんと南雲の遺体が見付かった。南雲の遺体からはツバメの羽が見付かった。これまでの電話の背景音とツバメがいるところから、麗華が監禁されている場所を特定する。土門がどこに向かうと、麗華を殺そうとしている水原がいた。水原は自分も香道の道に精進していたが、臭覚障害を発症してしまい断念した。次の家元と思い麗華に尽くしたのに、麗華はプロのダンサーになりたいと言い出してしまい、自分がこれまで尽くしてきたのにと許せなくなった。そこで麗華を誘拐して金をもらおうとしたという。
麗華が雅臣から輪を借りたのは、輪は鳥の自由を奪わずにどこまで飛んで行くかを調べるためにつけるものだと知り、自分が家をでても茅子に見守っていてほしいと思ってその輪を借りたのだった。茅子は麗華の気持ちを知り、これからも家族として見守るという。
■第3話あらすじ
住宅街の公園で、背中を刃物で切りつけられた若い女性の遺体が見つかり、榊マリコ(沢口靖子)たちは臨場する。捜査をはじめた土門薫(内藤剛志)は、6年前から断続的に起きている4件の通り魔傷害事件と手口が酷似していることに気がつく。その4件すべてで任意聴取を受けていたのが、カフェ経営者・栗城明良(玉城裕規)。だが4件とも犯人は証拠を残しておらず、逮捕に至らなかった。
そして栗城を毎回、聴取していたのが、定年を目前に控えた土門の先輩刑事・郡司武士(長谷川初範)だった。土門は今回の事件の捜査にも協力してほしいと頼むが、郡司は栗城の犯行を直感しながらも逮捕できなかった自分は刑事失格だといい、首を縦に振らない。彼とバディを組む部下・木立麻美(三戸なつめ)は、そんな郡司の姿に歯がゆさを感じていて…!?
その頃、科捜研ではマリコが“地理的プロファイリング”で過去の事件を検証、君嶋直樹(小池徹平)が新たな音声技術で栗城の供述を分析しようと試みていたが…その新技術で浮かび上がる衝撃の真実とは…!?
テレビ朝日 2023年8月16日スタート。毎週水曜日21時放送、「科捜研の女Season23」。出演:沢口靖子、内藤剛志、小池徹平、若村麻由美、風間トオル、金田明夫、斉藤暁、西田健、山本ひかる、石井一彰/第3話ゲスト出演:長谷川初範、三戸なつめ、玉城裕規ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@kasouken_women」。
◇テレビ朝日「科捜研の女Season23」番組公式サイト
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