強気のなる(宮崎莉里沙)の涙に視聴者も感動!「ばらかもん」杉野遥亮もだんだんとお節介に?!第8話ネタバレと第9話予告!
なる(宮崎莉里沙)は本当は父親(岡田義徳)に会いたい!抱きつきたい!清舟(杉野遥亮)もなるたちが他人以上の存在になってきている!フジテレビ、2023年9月6日(水)22時から「ばらかもん」第9話を放送。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
五島列島を舞台に、都会育ちの青年書道家・半田清舟(杉野遥亮)が五島列島で出会った琴石なる(宮崎莉里沙)ら島民たちとの交流を通じ、書道家として、そして人間としても成長していくハートフル“島”コメディー「ばらかもん」の第8話が8月30日に放送された。第8話は“なる”の回だ。なるは祖父に育てられていて、両親のことは何も出てきていない。実は、父親・優一郎(岡田義徳)は島の出身で、中学を出た後、ずっとタンカー船に乗り込んで働いている。船が日本に寄港するのは年に数回。そのうち、なるの誕生日にだけは五島に帰ってくる。
ドラマ前半では自分の気持ちを話さない優一郎となるだったが、実は、優一郎は優一郎でなるのことを思っていた。自分が戻っていった後、必ず熱を出してしまうなるのことを考えて、自分が親だと名乗らない方がいいと思って遠くから見ているのだ。なるはそんな優一郎のことを“確信”はしていないものの、飛行機をもって島に来てくれる“大切な父”と思っている。飛行機はほしくないけど、飛行機をほしいと言わないと、会いに来てくれなくなってしまうのではないかと不安で涙を流す。お互いを思っていても、親子を名乗らないのだが、二人の関係に涙する視聴者も多かった。
そして、これまでは自分以外には感心がなかった清舟も「俺にとってどこまでが他人なんだ?」「家族じゃないからって他人にはならないんじゃないか?」となるたちへの思いを募らせてゆく。この成長が清舟の書によい影響を与えてゆく。
9月6日に放送される第9話は、舞台を東京に移す。東京の一流ホテルの装飾を清明(遠藤憲一)の作品で埋め尽くすという仕事を手伝うためだ。そこに同行するのは誕生日のプレゼントに「なんでもいうことをきくけん」をもらったなるだ。自然豊かな島では自由気ままに過ごしていたなるは東京でどんな時間を過ごすのか?そして、清舟にも転機が訪れる。父から自分について一緒に仕事をしながらプロ書道家になるための勉強をしろと言われてしまう。そのためには五島を離れないといけないため、清舟は悩み始める。
■前回:第8話ネタバレあらすじ
半田清舟(杉野遥亮)は、山村美和(豊嶋花)や新井珠子(近藤華)に誘われて、サプライズで琴石なる(宮崎莉里沙)の誕生日パーティーを開く計画を立てる。二人に請われてホールケーキを買うためにお金を出させられた。
清舟はケン太(謙太郎:加藤叶和)にプレゼントは何がいいか相談をしている最中、なるが陽菜(寺田藍月)から何が欲しいかと聞かれていたので、聞き耳を立てるが、なるは「飛行機」と答える。
そんな折、高校卒業後の進路について悩んでいた木戸浩志(綱啓永)は、清舟に相談を持ちかける。料理人になろうと決意したものの、周りからの反対もあり、踏み出せないという浩志。なるのバーステーパーティのために料理を作ったものの母親からは「普通」を言われて自信を失ってしまったのだ。なぜ書道家になったのかと尋ねられた清舟は、一度だけケーキ屋になりたいと思ったことがあると打ち明ける。そのことを美和や珠子に聞かれてしまった。美和や珠子はなるのためのケーキを清舟と共に作ろうとするが、大失敗に終わる。仕方なく、陽菜の母・育江(田中みな実)が作ってきてくれた。
そして迎えたなるの誕生日、飾り付けた部屋でなるのお祝いをしていると知らない男性が玄関に来ていた。そして、プレゼント用に包まれた飛行機の模型をなるにといって去って行った。なるは、毎年飛行機をもらえるという。他の皆もプレゼントを渡す。清舟は「なんでもいうことをきくけん」をプレゼントした。
なるが飛行機で遊んでいるとその様子を謎の男性(岡田義徳)が見ていた。それを見つけた清舟はその様子をうかがう。すると美和と珠子も加わってきた。男性は浩志の母や、美和の父親と知り合いのようだ。安心した美和と珠子は帰って行くが、清舟は見付かってしまう。思い切って、男性に「なるの父親か」と尋ねると、あっさりと認めた。中学を出て以来、ずっと船に乗っていて遠洋にでている。毎年一回だけ帰ってくるというのだ。驚く清舟だったが、男性は「面倒だし」というのだ。
そこになるがやってきた。なるも自分を男性がつけていたことを知っていた。そこでなる、ケン太、陽菜、清舟と一緒に缶蹴りで遊ぶことになった。なると一緒に隠れている時に清舟は思い切ってなるに「両親は?」と聞いてみる。すると、祖父から「宇宙人だ」と言われているという。なるは男性に飛びつき、その間に清舟に缶を蹴るとおいう作戦を実行した。男性はなるとちゃんと抱き留めた。清舟はなるに男性のことを「宇宙人だ」と言ってしまう。
清舟は夜、二人の関係を思い、全く寝付けない。朝一番のバスで帰ると言っていたので、早朝、バス停に行ってみるとなるも来ていた。なるに名前を聞かれた男性は「優一郎」と書かれた半紙を出し「有名は書家が書いたものだから、困ったら売れ」といって自分の名前を明かした。するとなるは「お返し」を持ってくるといって家に戻ってゆく。バスが来るまでの間、清舟と優一郎は話をする。優一郎は自分は海の仕事しかできないこと、自分が帰るとなるが必ず熱を出してしまうといい、「それなら名乗らない方がいい」という。なぜ、自分にそんな話をするのかと聞くと、誰かに知っておいてもらいたかったという。
なるはもどってくると、これまで優一郎にもらった飛行機の模型を持ってきていた。バスに乗った優一郎を二人で見送る。バスがいってしまうとなるが涙ぐんでいた。なるは優一郎が自分の父親であることはなんとなくわかっているのだ。それでほしくもない飛行機の模型をほしいという。そうしないと翌年来てくれなくなりそうだから。清舟はなるの話を聞いて、「また来るに決まっている」という。
なるは清舟に教えてほしい字があると頼み込んできた。学習発表会に呼ばれた清舟はなるが「父」と書いた半紙を堂々を出すのを見守っていた。
■第9話あらすじ
清舟(杉野遥亮)は、父・清明(遠藤憲一)の仕事を手伝うため、東京に行くことになった。それを知り、琴石なる(宮崎莉里沙)は、誕生日に清舟からもらった「なんでもいうこときくけん」で東京同行を説得する。
東京へ向かう日、清舟となるは、何故か空港で神崎康介(荒木飛羽)に出会う。康介は、川藤鷹生(中尾明慶)からこき使われることに耐えられなくなり、逃げてきたのだと言う。清舟は、島の家を使わせてやると言って自宅の鍵を手渡した。
清舟は、川藤の事務所に新たに所属することになった書道家・佐久間圭(佐々木一平)を紹介される。個展を開くという佐久間の打ち合わせに参加した清舟は、書道家の作品を支えるプロの仕事を目の当たりにし…。
清舟が疲れ果てて帰宅すると、なるが部屋の隅でどんよりしていた。清舟はなるをかまっている時間がない。そんな折、部屋にこもって作品作りに集中していた清明が、清舟を部屋に呼んだ。そこで清明は、東京に戻って来るよう、清舟に告げる。清明の側で仕事を手伝いながら、プロの書道家としての勉強を始めろ、と言うのだ。
フジテレビ 2023年7月12日スタート。毎週水曜日22時放送「ばらかもん」。出演:杉野遥亮、宮崎莉里沙、綱啓永、豊嶋花、近藤華、山口香緖里、飯尾和樹(ずん)、田中みな実、田中泯、荒木飛羽、中尾明慶、遠藤憲一ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@barakamon_drama」。
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