【最終回】「こっち向いてよ向井くん」“ずっと一緒にいたい関係”藤原さくらと岡山天音の前向きな離婚が成立!第9話ネタバレと第10話予告

2023年09月07日11時14分ドラマ
ⓒ日本テレビ

日本テレビ系 新水曜ドラマ「こっちむいてよ向井くん」の第9話が9月6日(水)22時から放送され、波瑠が赤楚衛二に送った“虹の写真”が話題となった。9月13日に放送される第10話はついに最終回!予告動画が番組公式サイトで公開されている。


「こっちむいてよ向井くん」は、雰囲気よし、性格よし、仕事もできる、いいオトコの向井くん、10年ぶりに恋をしようと意気込む彼に待ち受けていたのは、すてき女子たちとの出会い、そして10年前の忘れられない元カノで…切実なのに笑えちゃう、不器用だから胸をうつ。それでも恋を諦めきれない“恋愛迷子たち”のラブストーリー。

9月6日に放送された第9話では、麻美と元気の離婚が成立してしまい、「もう終わったことだから」と麻美は実家を出ていき、元気は抜け殻のように…。そしてとうとう「自分のためだけにはもう頑張れない」とやっと立ち上げた店「パイレオ」を今月いっぱいで畳むと言い出した。

お互い好き同志で、相手の幸せを願っているのに「離婚」を決めた2人。壊れる寸前の元気の前に麻美が現れ、やっと今まで伝えられなかった本音を伝えた。麻美は元気が無理をして“大黒柱”を演じることで、大事な店をつぶしやしないか、幸せではなくなってしまうのではないかと、心配し“離婚”という道を選んだのだと。自分がいてもいなくても、元気に夢を捨てず幸せに生きてほしいというのが麻美の真意だったのだ。

しかし、元気は麻美がいる幸せを知ってしまった自分は、店(夢)も麻美も両方大事だと断言。「両方揃わななら、どっちもいらない」と、もうこれ以上頑張れないことを明かした。

ようやくお互いの思いが通じた2人。麻美は「夫婦とか制度とかそんなんマジでどうでもいい。ただ元気とずっと一緒にいたい」と告白。この言葉が先にあったなら、“結婚”も“離婚”もそんなに大きな問題にならないで済んでいたのかも…。ともあれ、情熱的な2人は新たな関係を気づいていくことで元サヤに戻って行った。

“ずっと一緒に居たい”そういう相手に、役割や“名前”をつけることを悩む向井くん。その最たる相手が、今は友人枠に入っている洸稀のことだ。思わず感動して撮った“虹”の写真を送ろうとして、いつの間にか自分の中で彼女の存在が大きくなっていることに気づく。そして、まさかのタイミングで洸稀の方から“虹”の写真が先に送られてくる!この運命的な状況に視聴者にどよめきが!やっぱりこの2人気づかない間に両想いに!?

9月13日に放送される第10話は、ついに最終回。向井くんは洸稀との楽しい関係を壊したくなくて、今の気持ちを伝えたくないと思うように…。想いを伝えるのは難しいし、怖い。幸せに向かう気持ちが交差する運命の最終回!恋愛迷子たちのゴールはどこに?

■前回:第9話 ネタバレあらすじ
2人で朝ご飯を食べたあの日から、洸稀(波瑠)とのあやふやな関係に悩み始めてしまった向井(赤楚衛二)。大切な飲み友達ではあるけれど、飲んでない時だってあるし…俺たちの関係っていったい何?

一方、麻美(藤原さくら)と元気(岡山天音)は、お互い好きなのに…ついに離婚が成立。麻美はけじめをつけるために引越し、このまま元気が出て行ってしまったらつながりが途絶えてしまうと元気が向井家に残留することに。

ボルダリングを楽しんだ美和子(生田絵梨花)は、村田から近所の美味しいお店を紹介してもらう。そこは元気が切り盛りする「パイレオ」だった。元気が注文を取り違えた縁で洸稀と仲良くなった美和子。そこへ、元気に呼び出された向井が顔をみせ…。

気まずい思いで向いあった三者。元気の離婚話を聞いた洸稀は、なぜこんな事態になってしまったのか、未だ理解できていない元気に、麻美が思っているであろうことを伝える。

麻美が離婚を切り出したのは、「結婚」という制度に違和感を覚えたからであって、元気自身と別れたいわけでない。麻美自身も自分が結婚したことで弱くなったと感じ嫌だった。麻美が言いたかったのは、結婚したから、経済的にも社会的にも夫が責任を背負うという役割が嫌で、そういう世の中の見え方とか、システムに自分が取り込まれていくのが嫌だったのではと。

すると向井は「役割を活きない方が難しくない?」といい、それはネガティブなことではないと。

元気は「俺は夫として大黒柱として、まみんを幸せにしたい。まみんは結婚なんてしなくてもいつだって俺を幸せにしたいって言ってた」といい、美和子は「事実婚とか、そういう関係を望んでいたのかも」と持論を話す。洸稀は、結婚だけがすべてではないし、結婚しなくても関係を続けていけると力説する。

役所に転居届を出しに来た麻美は受付をしている芽衣(穂志もえか)にバッタリであってしまう。芽衣は離婚したのは自分のせいかときいてくるが、麻美は「私と元気の関係に貴女は一ミリも関係ない」と言い切った。

忘れ物を取りに実家に来た麻美は、向井から「結局、ただの離婚じゃん。なにしてんだよ。ノイズに負けたのは麻美の法だな、元気くんと麻美がお互いに好きなことくらいわかってる。もっとシンプルに考えろ」と訴えるが、「転居届も手続きしたの。終わったの」と麻美は頑ななままで…。

数日後。どうしても気力を取り戻せない元気は一か月後に店を畳むことに…。「自分のためだけに、もう頑張れない」と。元気から話しをきいた向井と洸稀は、「パイレオ」が無くなってしまうのは困ると互いに思っていた。それでも「自分のためには頑張れない」という元気の気持ちがわかるという向井。20代までは自分のために頑張れていたけれど、何か誰かのために頑張りたい。ただ一緒にいてくれるだけでいいから、そうしたら踏ん張れると。洸稀は「私は自分のために頑張って生きる」と言いながらも「でも、自分にとっても相手にとってもお互いの関係がモチベーションになるという関係は素敵だなって思う。私もそういう存在がいたら良いなと、そういう存在になれたら良いなって思う」と言う。

元気が店を閉めることを母・公子(財前直見)から伝えられた麻美は、慌てて元気に会いに来た。「なんで店閉めるの?元気の一番大事なもんでしょ?お店をがんばらないといけないのに、結婚したらマンション買うって言い出して、そんな無理してお店手放すようになったら心配だと思ってた。…離婚してお店手放すって…バカじゃないの?私は結婚してても、していなくても、元気の人生を歩んで、私がいてもいなくても、元気は元気の人生を幸せそうに生きててほしいの」とやっと本心を伝える。

「無理だよそんなの。だって、俺、知っちゃったんだもん。まみんが隣にいる幸せ。昔は一人で勝手に生きてたときも幸せだったよ。店を持つのも夢だった。俺の人生にまみんが現れて、俺のカレー幸せそうに飛べてくれる、その喜びを知っちゃったからさ、もう戻れないんだよ。店もまみんも両方大事なんだよ。なのに、まみんがいなくなったら、もう店もいらない。両方揃わないなら、どっちもいらない」と元気。

麻美は芽衣とのやりとりを話し、どんなに元気のことが好きかを伝え「私は、これからも私たちらしく、ずっと幸せでいられるために、一緒に生きていくために離婚したい。これから、私たち2人の関係を新しく作っていきたい。元気はどうかな?そういう関係嫌かな?」「いいよ。全然いいよ。俺だってまみんと一緒にいたいよ。自分の人生メチャクチャ頑張れる」2人は向井と公子の前に抱擁しあった。

外回り中の向井が、空に大きな虹をみつけて思わず写真を洸稀に送ろうとした。ふと、何故自分が洸稀に虹を送ろうとしているのか考えていると、洸稀から先に虹の写真が送られてきた。ふり返るとそこに洸稀の姿が…。

■次回:第10話 あらすじ
10年ぶりに恋をしようと頑張っていた向井。いつも一番近くにいてくれた洸稀の存在が、いつの間にか自分の中で大きくなっていることにきがついて…。でも、今の楽しい関係が壊れるくらいなら、気持ちは伝えたくない。一方、前向きに離婚した麻美と元気は、自分たちらしい幸せな暮らしを摸索中。そんな中、美和子もある決断をしていて…。

日本テレビ水曜ドラマ「こっちむいてよ向井くん」は7月12日(水)22時スタート。原作: 原作:ねむようこ『こっち向いてよ向井くん』(祥伝社フィールコミックス)/出演: 赤楚衛二、生田絵梨花、岡山天音、波瑠、藤原さくら、財前直見、田辺桃子、久間田琳加、市原隼人/第3話~4話ゲスト出演:藤間爽子/第4話~第6話ゲスト出演:穂志もえか ほか。/番組公式X(Twitter)アカウントは「@mukaikun_ntv」。番組公式Instagramアカウントは「@mukaikun_ntv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「こっちむいてよ向井くん」番組公式サイト

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