【最終回ネタバレ】視聴率7.8%「シッコウ!!~犬と私と執行官~」伊藤沙莉が執行官、中島健人は司法試験に合格!大団円の第9話に続編希望の声!

2023年09月13日10時39分ドラマ
ⓒテレビ朝日

9月12日にテレビ朝日系ドラマ「シッコウ!!~犬と私と執行官~」(毎週火曜21時)の最終回第9話が放送され、“ひかり”伊藤沙莉が執行官に、“栗橋”中島健人が司法試験に見事合格!大団円で幕を閉じた。関連動画は番組公式サイトに公開、TELASAで全話一挙配信中、Tverで最新話と第1~3話が無料配信されている。

「シッコウ!!~犬と私と執行官~」は、各地方裁判所に所属する国家公務員なのに、情け容赦なく、強制執行によって財産、金品、不動産などを差し押さえたり、没収したりする“執行官”の世界に飛び込んだ主人公が、“犬担当”の執行補助者としてさまざまな事件や人々に関わっていく中で、その人たちの人生の“リスタート”を目撃していくリーガルエンターテインメント。



気になる視聴率は初回から、9.6%、8.7%、9.2%、7.5%、7.7%、6.8%、6.8%、8.2%、と推移し、9月12日に放送された最終回は7.8%を記録した。(ビデオリサーチ調べ、関東地区)

前話ラストで発表されたひかりの“執行官になる”という夢は、当初執行官のオジサマたちや、親友である小原からの反対を食らってしまう。それでも、最も厳しいと言われる“子供の強制執行”に真摯に取り組むひかりの姿を見るうちに応援する気持ちが募り、最後は小原も「やってみろ!」と激励。債権者だけでなく債務者やそれに関わる人々の心の痛みにまで寄り添えるひかりは、きっと誰より強い「執行官」になることだろう。

司法試験を目出していた栗橋も見事司法試験合格、ひかりは栗橋に代わって執行官室の事務員となり…最後はひかりが「執行官」になったことが描かれ、大団円のうちにドラマは幕を閉じた。

X(Twitter)には「続編期待希望!女性執行官目線のドラマも見てみたいし、栗橋くんとのラブの続きも気になる!」「執行官という職業ののこと、よく知らなかったけれど、今の社会問題や人と人とのかかわりについて考えさせられる作品でした。…ぜひ続編が見たい!」「奇を衒わない、盛りすぎない、後腐れない良い最終話だった」「執行官という知られざる職業にスポットを当てた稀有なドラマだった」と、最終回まで“執行”の仕事がしっかりと描かれたことに賞賛が集まり、執行官になったひかりと判事になった栗橋の活躍がみたいと、続編希望のコメントが多数寄せられている。

毎回リアルで考えさせられるような“執行”が行われ、ヒーローじゃない執行官の仕事から、たくさんのことを学ぶことができた。視聴者からは、ひかりが事務員として執行官を目指すまでのシーズン2、みごと執行官になってからの苦悩を描くシーズン3が見たいという意見もあがっている。一作だけで終わらせるのはもったいない生き生きとしたキャラクターたちによる充実のドラマだった。

■最終回:第9話 ネタバレあらすじ
小原樹(織田裕二)たちの前で「いつか執行官になりたい」と、重大な決意を明かした吉野ひかり(伊藤沙莉)。日野(勝村政信)間々田(菅原大吉)渋川(渡辺いっけい)は、執行官になるには「10年間の実務経験が必要なこと」「採用は裁判所に欠員が出た時のみ」というに難しさを説明。小原も、以前の職場でのように、安易に「やってみろ!」と賛成はできないと言う。何故ならず「犬と戯れて笑っている方が幸せだ。犬は君の心を傷つけない。大切な友人に、勧める自信はない」からなのだと言う。

ひかりは、たしかに心痛むこともあったが前向きに生き始める人たちに触れて、「もっと人間を知りたい」と思うようになったと告げる。栗橋は小原に「吉野さんは、小原さんに喜んでもらいたかったのでは」と話した。

ひかりが執行官になる夢を語ると、親友の夏奈(駒井蓮)は、動物関係ではない仕事につくことに反対し、母もそんな職業は知らないと反対する。応援してくれたのは長窪(笠松将)と保護犬カフェの千尋(ファーストサマーウイカ)だけだった。

そんな中、小原のもとに「子どもの連れ去り」という、執行官の仕事の中で最も難しいと言われる事件が舞い込む。娘の碧唯(小野井奈々)と愛犬を連れ、黙って家を出てしまった夫の興津大輔(福士誠治)に対し、「子どもの引き渡し」を求める仮処分の申し立てをしていた妻の凪咲(佐津川愛美)。家庭裁判所はすぐに引き渡しの判決を出したものの、大輔側がその決定に従わなかったため、子どもを”直接強制”、つまり「碧唯を執行」し、凪咲のもとに連れ戻す、という事件である。

凪咲本人と弁護士の串木田克子(堀内敬子)の希望もあり、自ら志願してこの事件に執行補助者として協力することになったひかり。子どもを執行するということに心を痛めていると、案の定小原から「そんなデリケートなハートで執行官なんかなれるか」と言われてしまう。

凪咲によると、大輔が専業のトレーダーになると言って仕事を辞めたため、娘を保育園に預け働きだしたが、家事と育児を大輔と分担したにも関わらず、凪咲が出世して仕事量も増えたあとも、大輔の仕事は増えず負担は増すばかり。大輔と口論が増えて離婚話が出た5か月前、突然大輔が碧唯を連れて出ていってしまったという。その後裁判で、「子供の引き渡し」判決がでたものの、今も2人は大輔の実家に滞在している。凪咲は「法的監護者は私」なのに、あることないこと吹きこまれて、碧唯の心が離れてしまうのを心配していた。

そんな中、ひかりがアパートで大家の青柳(宮崎美子)に今回の話しをしていると、栗橋祐介(中島健人)のところに大学の先輩である大輔と碧唯が遊びに来ているのを目にする。栗橋が聴いていた話では、大輔は職場の人間関係に疲れて退職し、趣味で続けていたトレーダーの仕事を本職にした。できるかぎりの家事をこなし、これまで持てなかった碧唯との時間を大切にした。けれど仕事が忙しくなった凪砂は、大輔の稼ぎの少なさを罵り、碧唯にまで乱暴なことを言うようになり、このままではよくないと思い家を出た。離婚してしまうと、今の日本では妻が法的看監護者になることは間違いなく、娘と別れたくなかったのも、娘を連れて家を出た理由だった。

栗橋が大輔から聞いていた話と、凪咲が裁判所で話した内容にあまりにも違いがあったため、不安を抱えながら執行当日を迎える小原たち。大輔側の弁護士からは執行官が来たなら娘を引き渡すという話しだったが、大輔は気持ちが変わったと拒絶し、話すことはないと言い、碧唯を母親と会わせることも拒否した。「あなたは裁判で負けた。父親の資格はない」と凪咲は訴えるが、大輔の母・弥生(かとうかず子)も出てきて「お引き取りください」と冷たい対応をした。串木田弁護士は今回の執行の中止を願い出る。

執行できずに落ち込む小原を慰めるひかり。今回の難題にもしっかりと向き合うひかりに感銘した小原は、「執行官は司法の最後の砦であっても、ヒーローではない」とただしながらも、ひかりが執行官になる夢を「応援する」と宣言。ひかりは「区切りをつけてリスタートしてもらう。その手助けをする執行官を目指します」と誓った。

2人は正々堂々、債務者にも納得してもらう形で今回の「執行」を進めることに。そして迎えた2度目の執行日。

鍵吉(六角精児)がマンションの玄関ロックを解除し、帰宅する大輔と碧唯を立会人の須賀川(モロ師岡)と女性執行補助者とともに待ち伏せ、やっと大輔の実家に入室することができた。

ひかりが碧唯に本当に思っていることを教えてと声をかけると「ママの話をすると、おばあちゃんやお父さんが悲しい顔をする」と碧唯。そして、「ママにぎゅーってしてもらいたい」と本音を語る。凪咲は碧唯をきつく抱きしめ、その姿をみた大輔は切なそうな顔をした。

母親が迎えに来てくれたことを喜んだ碧唯が、大輔に「パパも帰ろう」と笑顔をみせるが、大輔は「パパは帰れないんだ」という。碧唯は「どうして、どっちかなの?」と問う。

凪咲が大輔に「私、謝らなきゃ。あなたは酷いパパじゃなかった。それなのに、酷いこと言ってごめんなさい」と謝罪し、「碧唯もごめんね。大人の勝手で、本当にごめん。でも、ママは碧唯のことが大好きで、パパも碧唯の事が大好きだから」と続けた。大輔も「ママも、いいママのところがあるんだ。頑張り屋で…。なのに、パパ置いてきちゃった。」と碧唯に謝った。碧唯は凪咲の元に連れ戻されたが、今後のことは夫婦がしっかりと話し合い、ずっと碧唯の両親でありつづけることを誓っている。

ひかりのアパートで栗橋の予備試験合格を祝う会が行われた。栗橋は司法試験に受かったら、弁護士ではなく、執行官に納得のいく執行を行ってもらえる裁判官になりたいと語る。そして、ひかりに「裁判官になったあかつきには、け…」と告白しようとしたところを長窪に「犬を飼う?」と話をそらされてしまう。

順当に行って栗橋が司法試験が受かったら、執行菅のおじさんたちはどうなってしまうのかと心配するひかりに、栗橋は良い考えがありますとニヤリ。

1年後。
栗橋は見事司法試験に合格し、裁判所で司法研修中。執行室の事務員の仕事はひかりが引き受けることに。きびきびと仕事をこなすひかりに、小原が参考書を渡して、「早く俺たちの後輩になれ!」と激励。


さらに数年後。
執行官になったひかりは、鍵吉、長窪、須賀川とともに執行に向かう!
「こんにちは。裁判所の執行官です」


テレビ朝日「シッコウ!!~犬と私と執行官~ 」は7月4日(火)21時スタート。/出演:伊藤沙莉、中島健人(Sexy Zone)、笠松将、ファーストサマーウイカ、六角精児、菅原大吉、駒井蓮、皆藤空良、中川紅葉、モロ師岡、宮崎美子、板谷由夏、渡辺いっけい、勝村政信、織田裕二ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@shikkou_tvasahi 」。番組公式Instagramアカウントは「@shikkou_tvasahi 」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「シッコウ!!~犬と私と執行官~」番組公式サイト

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