NHK海外ドラマ「DOC2 あすへのカルテ」第1話“新たな人生”ネタバレと第2話“家族”予告

9月17日（日）23時より12年間の記憶を失ったアンドレア医師が活躍する「DOC（ドック）2あすへのカルテ」第1話“新たな人生”がNHK総合にて放送され、アンドレアが内科医チームの新たな旅立ちにエールを送ったのだが…。第2話“家族”ではコロナウイルス感染症パンデミック下での出来事が明らかに…。NHK番組公式サイトで予告動画やまとめ動画が公開中だ。



「DOC（ドック）あすへのカルテ」は、イタリア初の医療系ヒューマンドラマ。12年間の記憶を失ったエリート医師・アンドレアの愛と再生が描かれた感動の物語だ。※シーズン1の振り返りはこちら⇒シーズン1各話ネタバレあらすじ

9月17日に放送された第1話では、アンドレアは、新しい居場所へ向かおうとする内科チームのメンバーをなんとか押しとどめようと働きかける。アンドレアに失恋したジュリアはジェノバの病院へ、大きな過ちから立ち直れないでいるロレンツォは出勤しておらず、研修が終わるガブリエルはエチオピアに帰国しようとしており、エレナな彼に付いてエチオピアに行こうと決めているのだ。

このままでは内科チームがバラバラになってしまうと、アンドレアは各自に説得を試みるが、娘のカロリーナや親友のエンリコに、それがアンドレアのわがままであることを諭される。居心地の良い場所を守ることを正しいことだと思うのは、変化を恐れているだけだと。カロリーナから、変わることを恐れるのは保身と指摘されたアンドレアは、自分がウイルスのように、人に“しがみついて”ばかりではいけないときづいた。

旅立つチームのメンバーとともに「新たな人生」に動き出そうとしていたアンドレア。その直後、ジュリアがコロナウイルスに感染していたことが判明…。ドラマ終盤では、ジュリアは一命をとりとめるのだが、その後、病院が閉鎖されていたらしい状況が映し出された。無人の病院で消毒作業を担当していたのは研修医であるカロリーナだ。彼女の緊迫した表情から、病院が再開されるまでの間に、重大な事態がおこっていことが予想される。

9月24日に放送される第2話では、コロナウイルス感染症のパンデミックの間、アンプロジアーノ総合病院で起きた出来事が明かされることに…。

里子を迎えるアニェーゼとマルコ、エチオピア行きについて悩み続けるガブリエルとエリサ、始終痴話げんかしているアルバとリッカルド、ついに想いの通じ合ったジュリアとロレンツォ。それぞれの恋の行方を見守るアンドレアに、新たな恋は訪れるのか？そして、最悪の事態に陥っていた2020年3月の出来事とは？

■全開：第1話「新たな人生」ネタバレあらすじ
アンドレアが新しい生活になじみ始めた2020年2月。中国では、コロナ感染症が拡大しつつあった。ジュリアは、アンドレアとの別れに傷つき、アンブロジアーノ総合病院からジェノヴァの病院に移ろうとしていた。そんな中、ジュリアはロレンツォと一夜を過ごしたあと、妊娠したことを知る。アンドレアはジュリアを内科医長にするべく署名を集め始める。ジュリアとロレンツォの不在、そしてこれからエチオピアに戻るというガブリエル、ガブリエルとともに一年後にエチオピアに向かうというエリサ。このままでは最高のチームだった内科がバラバラになってしまう、アンドレアはなんとか皆をとどめようと必至に働きかける。

薬物依存で過ちを犯しそうになったロレンツォは病院に出勤して来ず、連絡がつかない状態だった。ジュリアはロレンツォの元を訪ねるが、彼が医師を辞めて新しい生活を試みようとしていることを知り、妊娠を告げずに帰っていった。

しかしその翌日。ジュリアを心配したロレンツォはアンブロジアーノ病院に復帰してくる。安堵のせいか、ジュリアはめまいを起こして意識を失い、アンドレアに自分がロレンツォの子供を妊娠していること、一夜の過ちの責任をロレンツォに負わせるつもりがないことを告白する。アンドレアはジュリアに、ロレンツォとの関係が決して一夜かぎりのものではないと説得する。

ジュリアから妊娠を告げられたロレンツォは、ジュリアがどんな選択をしようともね彼女のそばに寄り添うと誓う。

病院では、謎の病気に感染したウェディングドレスデザイナー・アガタの治療が行われていた。アンドレアは中国人妻をもつデザイン会社社長の男性が彼女に面会に来ていたことを知り、コロナ感染を疑うが、アンドレアとアニェーゼの大学時代の同級生で、有名な感染症専門医のチェチーリア・テデスキ医師の診断で、彼女感染ていないことがわかる。

アガタがわずらっていたのは大きなストレスを抱えた時に症状が悪化するスティル病だった。アガタは双子のダリアと共に立ち上げたデザイン事務所を辞めるかどうかの選択に迫られ、悩んでいたのだ。ダリアはアガタに「自分の好きなように生きて」と告げる。それを聞いたアンドレアは、自分がチームのメンバーを束縛しているのではないかと思い至る。

エチオピアに戻るというガブリエルに、エリサは一年後に熱帯病の専門知識を習得してガブリエルの後を追うと宣言。しかしガブリエルは、エリサが地獄のような故郷では、エリサが幸せになれないと、その申し出を断った。

一方、今年医学部を卒業する娘のカロリーナに、自分の内科で研修をするよう説得していたアンドレアは、娘に仕事とプライベートは別にしたいと断られてしまう。エンリコは、アンドレアがチームを失うという自分の不安を解消するために、内科の皆に変わらないで居て欲しいと願っていると苦言をていした。

アンドレアは中国で激増している感染症が、イタリアにも上陸してくるだろうと考え、医院長であるアニェーゼに、今後の対策を練るように助言。アニェーゼは上層部にかけあうことに。そんな中、念願だった養子縁組の話しが舞い込み、夫・マルコから連絡が入る。

病院の屋上で内科医のチームを集めたアンドレアは、自分が人に頼らないと生きていけない「ウイルス」のようになっていたことを恥じ、内科医のメンバーたちの新たな旅立ちを応援すると話す。チームを結束させるはずだった屋上パーティーはアンドレアの方針変更で別れを惜しむパーティーに…。

ところが、突然ジュリアが意識を失い心停止に。なんとか一命を取り留めたジュリアだったが、自分に味覚障害が起きていることにきづく。検査の結果、ジュリアがコロナに感染していることが判明した。

数か月後。無人のアンブロジアーノ病院で、すべての消毒作業が終わろうとしていた。作業を担当していたカロリーナは厳しい表情を浮かべながら防護服を脱いだ。

■次回：第2話「家族」あらすじ
せん妄状態で救急搬送された看護師のジャコモ。終始不機嫌な彼は、家族や医師たちに悪態をついている。するとジャコモは突然すくみ足で動けなくなってしまう。アンドレアとチェチーリアはそれぞれ別の病名を考えていた。一方、エリーザとガブリエルが担当し、集中治療室に入院しているルドヴィカは感染症の疑いがあるが、原因が分からずにいた。チェチーリアは感染の拡大を警戒して、ルドヴィカとの接触を避けることに。

■キャスト
アンドレア・ファンティ：ルカ・アルジェンテーロ（声：安元洋貴）
ジュリア・ジョルダーノ：マティルデ・ジョリ（声：沢城みゆき）
アニェーゼ：サラ・ラッザーロ（声：日髙のり子）
エンリコ・サンドリ：ジョヴァンニ・シフォーニ（声：関俊彦）
リッカルド・ボンヴェーニャ：ピエルパオロ・スポッロン（声：大河元気）
アルバ・パトリツィ：シルヴィア・マッツィエリ（声：上杉華子）ロレンツォ・エリーザ・ルッソ：シモーナ・タバスコ（声：葉山那奈）
ガブリエル･キダーネ：アルベルト・ブバカル・マランキーノ（声：野澤英義）
ロレンツォ・ラッザリーニ：ジャンマルコ・サウリーノ（声：佐藤拓也）
カロリーナ・フィンティ：ベアトリーチェ・グランノ（声：廣田悠美）
チェチーリア・テデスキ：アリーチェ・アルクーリ（声：小林ゆう）
ダミアーノ・チェスコーニ：マルコ・ロセッティ（声：高橋広樹）
テレーザ・マラルディ：エリーザ・ディ・エウザニオ（声：斉藤あんり）
ラッザリーニ：ジャンマルコ・サウリーノ（声：佐藤拓也）ほか

原題：DOC - NELLE TUE MANI
制作：2022年　イタリア

【放送予定】 総合　毎週日曜23時　2023年9月17日スタート！
［ステレオ２か国語（主：日本語吹き替え／副：イタリア語）字幕放送有り］

◇NHK「DOC（ドック）2あすへのカルテ」番組情報サイト
◇NHK「DOC（ドック）あすへのカルテ」番組情報サイト
◇YouTube「DOC（ドック）あすへのカルテ」吹替版予告編　
◇YouTube「DOC（ドック）あすへのカルテ」字幕版2分30秒予告編