韓国ドラマ「アスダル年代記2:アラムンの剣」第1-2話:戦場で遂に対面を果たした双子の兄弟!スホ/EXOが特別出演

2023年09月18日18時00分ドラマ
『アスダル年代記』シーズン2
ディズニープラス スターにて独占配信中

イ・ジュンギ、シン・セギョン、チャン・ドンゴンら豪華共演のファンタジー超大作「アスダル年代記シーズン2(アラムンの剣)」が、9月9日(土)よりtvNで放送を開始、日本では1週遅れて16日(土)にDisney+ (ディズニープラス)「スター」で初回3話が独占配信を開始した。第1−2話では双子の兄弟ウンソムとサヤが敵として戦場で初めて顔を合わせる様子が描かれた。気になるあらすじをチェックしてみよう。

【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】



「アスダル年代記」は太古の地アスで互いに異なる伝説を書いていくタゴン、ウンソム、タニャ、テアルハの運命的な話を描く韓国ドラマ初の古代をテーマにしたドラマ。「シーズン2:アラムンの剣」は、凄絶な闘争の末、タゴンがアスダル初の王となってから約 8 年後の世界を舞台にしている。

■第1話「弱き者たちよ」あらすじ
タゴン(チャン・ドンゴン)が王となったアスダル。ワハン族から奴隷として連れてこられたタニャ(シン・セギョン)は伝説の人物アサ・シンの再来として大祭官となり、幼馴染でイグトゥ(サラムとネアンタルの混血)であるウンソム(イ・ジュンギ)は、アゴ族の神であるイナイシンギの再来として部族を統一し、タゴンとの決戦の準備を進めていた。またウンソムの双子の兄弟でタゴンに育てられたサヤ(イ・ジュンギ)はアスダル軍の司令官となり、予言を実現するかのように頭角を現し始めていた。

タゴンはアゴ族の征伐を宣言するが、同じように征伐された部族からの攻撃を受け、計画は思うように進まなかった。タゴンに攻め込まれたバト族から盟約を提案され村を訪れたウンソムだが、それはアスダル軍司令官サヤの罠だった。かつて宝石鉱山でウンソムに出し抜かれて恨みを抱いていた仲介人ショルジャキンの登場で罠を見破ったウンソムは窮地を脱出するが、サヤはその際に仮面を取った自分そっくりのウンソムの顔を見て、タニャから話に聞いていた彼がアゴ族を率いるイナイシンギになっていたことに驚く。川に追い詰められたアゴ族勢力だが、援軍が駆けつけ形勢は逆転。アスダル軍は撤退を余儀なくされただけでなく拠点にしていたハンチョア城を奪われてしまう。

その頃、アスダルではタゴンと王妃テアラ(キム・オクビン)の間に生まれたアロク王子(シン・ソヌ)の暗殺未遂事件が発生。テアラはサヤの仕業だと疑い、後継者選びを後回しにしてきたタゴンを責める。大祭官となったタニャは民の心を読み取れるようになり、戦争で多くの人々を殺した兵士にも慈悲を与えて慕われていたが、タゴンは彼女の影響力が軍の上層部まで浸透していることに危機感を抱く。

ハンチョア城陥落の知らせとともに戻ったサヤはタゴンにウンソムの正体を問いただす。タゴンはウンソムの顔をしっかりと見たことがないと言い、次の出征でアゴ族を征伐するように命じる。サヤはウンソムがイナイシンギになっていたこと、じきに敵として剣を交えなければならないことを告げる。これはタニャが密かに描いてきたタゴン王政を終わらせる計画の破綻を意味していた。ある夜、ウンソムの愛馬ドウリのもとを訪れたタニャはウンソムを守ってほしいと頼み、ドウリはすべてを理解したようにウンソムのもとへ駆け出す。

サヤは正体を知る薬屋の娘チェウン(ハ・スンリ)を戦場に同行させ、戦争孤児でネアンタルの生き残りであるヌンビョル(イ・シウ)を王宮の女官として忍び込ませたのちに、民衆に見送られてアゴ族討伐に出発。秘密裏にアスダルにいる族長ヨルソン(チョン・ソギョン)のもとに伝令を送ったウンソムのもとにアスダル軍が想定より早く接近し、補給ルートを断たれたとの知らせが入る。ヨマリ(内通者)のせいで情報が漏れ、当初予定してた森での迎撃を諦め、不利な平原での戦闘が幕を開ける…。

■第2話「双子の戦争」あらすじ
平原での戦闘は圧倒的にアスダル軍に有利な状況だった。しかし罠が功を奏し、思わぬ戦いぶりを見せたアゴ族勢力は第1軍の包囲に成功。ムベク(パク・ヘジュン)率いる第2軍の煙を使った奇襲作戦で押されたアゴ族勢力は撤退を余儀なくされるが、他の馬の能力に干渉する伝説の馬カンモルの血を引くドウリの活躍で再び形成が逆転し、アスダルは大敗を喫した。

ウンソムらが歓喜する一方、作戦失敗を悔しがるサヤ。ムベクはタニャが立てた計画通り、ウンソムと協力するべきだと諭すが彼の心には届かなかった。近くの森に潜伏していたネアンタルの生き残りは森の中でシャハティ(白山族直属の暗殺組織)の子供を見かける。

アスダルではヨルソンがテアラから拷問を受けるが、彼の製鉄の技術を買ったタゴン、そして娘であるタニャが現れ、ヨルソンは命を救われただけでなく、長官の座を手に入れる。タニャは政治に関心を抱き始めただけでなく、自分たちを救おうとしているウンソムからの伝令役を殺させたことを知り、変わってしまった父に悲しむ。

サヤはムベクを通じて、ウンソムとの非公式な会合を開く。安堵するムベクだがサヤは隙を突いてウンソムを殺すつもりだった。陣営から離れた小屋で初めて言葉を交わす双子の兄弟。サヤはウンソムを殺すタイミングを見計らっていたが、そこにテアラがサヤを抹殺するために送り込んだシャハティの子供が現れ、力を合わせて反撃するも、火のついた小屋に閉じ込められてしまう。異変に気づいたムベクは倒れていた二人を救出するが、戦争孤児を装って陣営に紛れ込んでいたシャハティによって致命傷を負わされ、残っていたウンソムを助け出すと、彼が身につけていたペンダント(かつて恋い慕っていたアサ・ホンがつけていた形見)を見つめながら命を落とした…。

■見どころ
韓国が描く古代ファンタジー大作のシーズン2が約4年のブランクを経ていよいよ放送を開始した。主人公のウンソムやタニャをはじめ、多数のキャストが変更されているため、冒頭では絵で舞台となるアスの歴史や伝承、シーズン1で起こった出来事が説明され、シーズン1からの視聴者が違和感を抱かずに物語を思い出す助けとなった。

だが、主役の2人(ソン・ジュンギ⇒イ・ジュンギ、キム・ジウォン⇒シン・セギョン)以外にも多くのキャストが替わったことから一部視聴者からは「主役2人どころかキャスト半分ぐらい変わってて誰が誰かわからないんですけど………もはや別作品かな?」と言った戸惑いの声も聞かれた。それでもSNSにはイ・ジュンギのカリスマ演技とアクションが多くの視聴者のハートをつかみ、「ついていくの大変なくらいのスピード感なのに8年の関係性をものの数分で表現してくれる主演4人に天晴れ」など、称賛の声が散見された。

また、Netflixシリーズ「ヒップタッチの女王」でミステリアスな演技で注目を集めている、EXOのスホが第1話に歴史を記録する士官役で特別出演し、強烈な印象を残したようだ。

第1話ではタニャがウンソムの生存を知ることになり、アスダル軍と反乱軍の長として双子のウンソムとサヤの対立が確定した。そして第2話で双子の存在を知らなかったウンソムの前にサヤが現れ、シーズン1から気になっていた展開が次々と描かれた。敵対した二人の前にテアラが送った刺客が現れ、タゴンの信頼のおける部下であり、タゴンの暴政を終わらせようとするタニャとも繋がっていた将軍ムベクが命を落とすという衝撃的な展開で幕を閉じるのだが、この事件でウンソムに敵対心を抱いていたサヤの心境にどんな変化が現れるのか?

シーズン1から8年後という設定のため、かつては奴隷として連れてこられたワハン族の人々にも重要な役職が与えられるなど、アスダルでの生活に適応し始めている様子が描かれたが、これもまたタニャの計画の足かせになりそうな予感だ。

期待の新作「シーズン2:アラムンの剣」は2023年9月9日~10月15日にtvN新土日ドラマ21:20から放送される予定で、日本ではディズニープラス(Disney Plus)スターにて独占配信を開始した(全 12 話/初回3話一挙配信、以降毎週土・日1話ずつ配信)。

■スタッフ
監督:キム・グァンシク 「安市城 グレート・バトル」
脚本:キム・ヨンヒョン、パク・サンヨン 「善徳女王」「六龍が飛ぶ」

■キャスト
ウンソム/サヤ役:イ・ジュンギ「麗<レイ>〜花萌ゆる 8 人の皇子たち〜」「悪の花」
タゴン役:チャン・ドンゴン「紳士の品格」「SUITS/スーツ〜運命の選択〜」
タニャ役:シン・セギョン「新米史官ク・ヘリョン」「ハベクの新婦」
テアラ役:キム・オクビン「渇き」「悪女」

韓国tvN番組サイト

【作品詳細】【「アスダル年代記2:アラムンの剣」を2倍楽しむ】
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