【最終週】「らんまん」震災から立ち上がった神木隆之介は浜辺美波との夢・図鑑完成を実現へ!第25週ネタバレと第26週予告
やっと図鑑の原稿を書き上げ、永守(中川大志)の支援で図鑑発行の目処がたった万太郎(神木隆之介)と寿恵子(浜辺美波)を関東大震災が襲う!NHK連続テレビ小説「らんまん」最終週・第26週「スエコザサ」(9月25日~9月29日)のあらすじと見どころをご紹介!関連動画は番組公式サイトで公開されている。
日本の植物学の父である言われる牧野富太郎をモデルとした「らんまん」の第25週目が9月18日から放送された。神社合祀令により神社の杜がなくなることを防ぐため、万太郎(神木隆之介)は、熊野のフローラを解明し、図鑑で発表することにする。そのためは徳永(田中哲司)の元を去る必要があった。万太郎が最初に研究室に来た頃は「小学校を中退!」といって冷たい態度をとったものの、後によき理解者となり、田邊(要潤)の横暴からも守ってくれていた。そんな徳永の元を去ることとなった第122話が放送された19日はX(Twitter)で「徳永」がトレンド入りしていた。
そして、万太郎の娘である千歳が結婚するシーンでは、演じている乃木坂46の遠藤さくらの可憐な花嫁姿も話題となった。そのシーンで写真家としてタイムマシーン3号の関が、東大の研究室のシーンでクールポコのせんちゃんが登場していた。
永守(中川大志)の篤志により、図鑑の完成のめどが立った時、関東大震災に見舞われてしまう。昼食の準備の時間帯だったこともあり、東京の各地で火の手があがり、万太郎たちも逃げるしかない。持てるだけの標本をもって渋谷に逃げる。しかし、万太郎が幼少期からこつこつを集めてきた標本の大半は無残な姿になってしまった。9月25日から放送される第26週で最終週となるが、震災からどうやって立ち直ってゆくのか?万太郎は地震や火災にも負けない雑草とも呼ばれる草花の生命力をみてなんとか立ち直る。たくましい寿恵子は将来を見据えて一大決心をする。すべて万太郎の研究のためだが、夢である図鑑発行はかなうのか?
最終週の副タイトルは「スエコザサ」だが、この名は万太郎が亡き寿恵子をしのんでつけたものだ。これまで献身的に万太郎を支えた寿恵子の最後も気になるところだ。植物を愛し、植物に愛されてきた万太郎の集大成が描かれる最終週となる。
【第25週(2023/9/18-9/22)ネタバレあらすじ】
神社の森の植物を守るため、国が推し進める神社合祀令をどうにか食い止めたいと考えた万太郎(神木隆之介)は、大学を辞め一植物学者として生きることを決意する。寿恵子(浜辺美波)、千歳(遠藤さくら)、百喜(松岡広大)ら家族にその話をすると、みんな集まった。てっきり「東大」という最高学府での研究を離れることを反対されると思ったが、みんな万太郎と寿恵子の子どもだ。みな喜んでそんな万太郎を応援するのだった。
次の図鑑の印刷を進めているある日、りん(安藤玉恵)は少し暗い顔をして家主のところから戻ってきた。そして、千歳に十徳長屋の差配人を継いでほしいと頼む。子どもの頃からりんに面倒をみてもらってきた千歳にはりんが差配人として必要なことはすべて教えていたのだ。千歳は喜んでその仕事を継ぐことにした。そして、虎鉄(濱田龍臣)との結婚も決まった。長女を幼い時になくした万太郎と寿恵子は嫁いでゆく千歳の姿を眼を細めて見つめた。
万太郎は徳永(田中哲司)に辞表を提出した。神社の杜を守りたい意見をはっきりと出すことは東大の肩書きでは出来ないからだ。徳永は和歌で気持ちを表してくれた。
植物学教室を去る日、佑一郎(中村蒼)が大学へやってくる。翌年度から教授となるのだ。それぞれ別の道を行く万太郎と佑一郎だが、目指す場所は同じなのだと確認しあう。
大正12年9月1日。万太郎の図鑑はついに完成しようとしていた。万太郎は、永守(中川大志)がいる神戸に旅立つ準備を、寿恵子と千歳は、いつものように昼食の準備をしていた。その時―、関東大震災が発生。火災も起き、各地で甚大な被害が出る。大畑印刷所の大畑(奥田瑛二)に、従業員達は最初「逃げよう」というが、大畑は“これまで神田を守ってきた火消し”としての仕事を全うするといって人々を逃がし、虎鉄たちとともに消火活動を始める。
万太郎、千鶴(本田望結)たちは持てるだけの標本をもって渋谷へと避難する。ようやく渋谷までたどり着く。渋谷一帯は被害が少なく、寿恵子の店も無事だった。すぐに根津の十徳長屋の様子を見に行きたくなる万太郎だったが、まだまだ火の手もあがっていると聞き、断念する。
地震から数日後、虎鉄、百喜(松岡広大)、大喜(木村風太)、家族みんなの無事が確認でき安堵する。長屋で再会した虎鉄と、40年かけて集めてきた標本や原稿を確認すると、それらは無残な姿となっていた。肩を落とす万太郎がふと地面に目をやるとムラサキカタバミが咲いていた。虎鉄と二人、紫カタバミを眺めながらそのたくましさに感動し、自分も立ち直らないといけないと悟る。
震災からおよそ1か月。万太郎は、ムラサキカタバミの植物画を描いていた。こんな時だからこそ、たくましく咲いている植物を見て嬉しかった。その気持ちを誰かに渡したいのだと、万太郎は寿恵子に話す。寿恵子は「やまもも」を復活させてくれと相島(森岡龍)にせっつかれていたが、万太郎の姿をみて、ある決意を固めていた。
寿恵子は百喜と大喜に広い土地を探してほしいとお願いする。そして、相島に「やまもも」を買い取ってほしいとお願いした。相島は渋谷の町作りを一緒にしてきた「同士」ともいえる寿恵子からの願いに、即答で5万円の金額を提示した。
寿恵子はその金で練馬に広大な土地を買い求めた。すべて万太郎の図鑑作成、標本の管理のためだ。土地をみて万太郎は驚いた。
【最終週・第26週(2023/9/25-9/29)あらすじ】
■第126話(月)
寿恵子(浜辺美波)は渋谷の店を売ったお金で、東京郊外の大泉村に土地を購入。万太郎(神木隆之介)の夢と、万太郎の標本を守るために…。
■第127話(火)
槙野家は、寿恵子(浜辺美波)が買った土地に屋敷を構え、万太郎(神木隆之介)、寿恵子、千鶴(本田望結)と幸せに暮らしていた。ある日、波多野(前原滉)がやってくる。
■第128話(水)
波多野(前原滉)、徳永(田中哲司)の推薦で、万太郎(神木隆之介)は理学博士になることに。寿恵子(浜辺美波)は心から喜ぶ。
■第129話(木)
寿恵子(浜辺美波)のために、万太郎(神木隆之介)は何としても図鑑を完成させると決意する。
■最終話・第130話(金)
春、竹雄(志尊淳)と綾(佐久間由衣)が新酒を持って槙野家にやってくる。寿恵子(浜辺美波)、虎鉄(濱田龍臣)、千歳(遠藤さくら)、千鶴(本田望結)ら家族みんなで綾と竹雄の酒を味わいながら、楽しい時間を過ごす。そして季節は夏に―。3206種を載せた図鑑がついに完成。最後のページを飾ったのは「スエコザサ」。万太郎が見つけた新種のササに寿恵子の名を刻んだ。寿恵子への感謝と永遠の愛を誓って…
■スタッフ他
脚本:長田育恵
音楽:阿部海太郎
主題歌:あいみょん「愛の花」
語り:宮﨑あおい
出演:神木隆之介,浜辺美波,志尊淳,佐久間由衣,濱田龍臣,本田望結,遠藤さくら,前原滉,前原瑞樹,田中哲司,ほか
<総合>(月~土)8時~8時15分/12時45分~13時[再]
<BSプレミアム>(月~土)7時30分~7時45分/23時00分~23時30分[再]
(土)9時45分~11時[1週間分]
◇NHK朝ドラ「らんまん」番組公式サイト
◇ NHK朝ドラ「らんまん」番組公式X(Twitter) @asadora_nhk
◇ NHK朝ドラ「らんまん」NHK-PRサイト
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