NHK海外ドラマ「DOC2 あすへのカルテ」ロレンツォの死に衝撃!第2話“家族”ネタバレと第3話“挑戦家族”予告
9月24日(日)23時より「DOC(ドック)2あすへのカルテ」第2話“家族”がNHK総合にて放送され、コロナ感染症パンデミック中にロレンツォが死亡していたことが明らかになった。10月1日に放送される第3話“挑戦”でアンドレアが医長に復帰!?NHK番組公式サイトで予告動画やまとめ動画が公開、中だ。
「DOC(ドック)あすへのカルテ」は、イタリア初の医療系ヒューマンドラマ。12年間の記憶を失ったエリート医師・アンドレアの愛と再生が描かれた感動の物語だ。※シーズン1の振り返りはこちら⇒シーズン1各話ネタバレあらすじ
9月24日に放送された第2話は、コロナパンデミックが収まった数か月後から始まった。研修医として入る予定だったカロリーナは、この数カ月すでに医師として活躍していた様子。病院内は日常を取り戻したはずだったが、アンドレア、ロレンツォ、アルバの姿がない。誰が亡くなったのかと不安でいると、実はゼロ感染者だったロレンツォが亡くっていたことが判明した。
アンドレアは病院を嫌厭するようになってしまった患者たちを公園で無料診療し、今は病院に顔を出していない。そしてアルバは母を連れて祖父母の元を訪れていた。アルバがいない間にカロリーナとリッカルドの間に、親密なムードが出来上がっているところにドキリとしてしまう。新たな三角関係の予感…。
そして、ロレンツォの死が今回のシーズンの大きな課題として浮上する。ロレンツォがゼロ感染者であることを内科チームが隠しているのだ。医療従事者や患者から多くの死者を出してしまったため、感染源であるロレンツォが賠償責任を問われた場合、遺された妹スザンナがそれを負わなければならず、さらに医院長であるアニェーゼも責任を問われることになってしまうからだ。アンドレアは患者だけでなく、今回は家族や仲間を救うために動き出すことに。前シーズンではアンドレアが失った12年の過去をひも解きながら進んでいたが、今シーズンでは、パンデミック時の数カ月におきた出来事が徐々明かされてくようだ。
10月1日に放送される第3話では、病院を出て無料診療を行っていたアンドレアだったが医長に復帰し、バラバラになりつつあるチームを元に戻すため決意を新たにする。一方、コロナ禍でロレンツォとアルバの身の上におきた出来事が明かされる。
■全開:第2話「家族」ネタバレあらすじ
第1話から数か月後。全世界に衝撃を与えたコロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが収まり、アンブロジアーノ総合病院は通常の状態に戻りつつあった。内科チームに見習い医師として研修を受け始めたカロリーナも即戦力として働いてきた。しかし今、内科チームにはアンドレアと、ロレンツォ、そしてアルバの姿はなかった。
チェチーリアが内科医長としてトップに立つことになった。集中治療室に入院しているルドヴィカは、原因不明の感染症の疑いがあり、チェチーリアは感染の拡大を警戒して、家族や担当医であるエリーザとガブリエルにも接触を避けるように告げていた。 そんな中、救急看護師のジャコモが、せん妄状態で救急搬送されてきた。ジャコモは終始不機嫌で、家族や医師たちに自分は大丈夫だと悪態をつくが、突然すくみ足で動けなくなってしまう。チェチーリアはジャコモをアルツハイマーと診断し老人病科に移すように指示を出すが、リッカルドはチェチーリアの“人を見ない診断”に反発し、公園で無料診療に携わっているアンドレアを尋ねた。
ジュリアはテレーザからロレンツォの私物を預かり、ロレンツォの誕生日に彼もとを訪れようとしていた。実は、ロレンツォは新型コロナウイルス感染症にかかり3月に命を落としていた。この3か月の間、感染症専門医のチェチーリアは名声を極め内科医長に就任することになった。同時に多くの医者と入院患者の死者を出したアンブロジアーノ総合病院には、パンデミック時に何が起きていたのか調べるために検査が入ることになった。
実はロレンツォが病院にウイルスを持ち込んだゼロ感染者だった。内科チームはそのことを知っていたが、内科チームを潰そうとしているチェチーリアに知られまいと、アンドレアとジュリアは、ロレンツォに処方した解熱剤のメモをもみ消すことにする。ロレンツォが病院側に告発されれば、残された妹に賠償金請求がなされてしまうからだ。しいては、医院長であるアグネーゼを守るためでもあった。
一方、エリーザには新しい恋人が出来ていた。ガブリエルはイタリアを離れるつもりだったが、上層部からもう数カ月残るよう頼まれて承諾する。ジュリアはロレンツォに加えて、妊娠していた子供を亡くしていたが気丈にも病院での勤務を続けていた。しかし、今回の検査が終了次第、ジェノバに移る決意を固めていた。
ジャコモの病が、アルツハイマー病かパーキンソン病か判断しかねる中、ジャコモの娘が父に鎮静作用のある向精神薬を飲まさせていたことが明らかになる。コロナ禍で人が変わってしまった父を心配しての行動だった。しかし、その直後ジャコモは発作を起こす、今後の治療に悩んでいると、ロレンツォの後任としてチェチーリアに招かれた医師・ダミアーノが内科に顔を出す。ダミアーノの一言で新たなヒントを得たアンドレアは、ジャコモの病気が甲状腺腫瘍によるものだときづく。一方、命の危機にあるルドヴィカも、アンドレアの指示で触診を行った結果、凍傷が引き起こしたものだと判明し正しい治療が行われることになった。
アンドレアはこのまま内科をチェチーリアに任せておくことはできないと感じ、自らが内科医長に復帰することを決意する。
■次回:第3話「挑戦」あらすじ
糖尿病患者のカルミネは甘いものを大量に食べてしまう習慣から抜け出せず、これまで何度も昏睡状態に陥っていた。アンドレアから「今回は最後のチャンスだ」とうながされ、食事を節制する決意を見せるが、再び昏睡状態に陥ってしまう…。一方、病院内では、事務局長だったカルーソを中心に新型コロナ感染拡大時の調査が進められる。医師たちが次々と証言する中、明らかになった事実とは…?
■キャスト
アンドレア・ファンティ:ルカ・アルジェンテーロ(声:安元洋貴)
ジュリア・ジョルダーノ:マティルデ・ジョリ(声:沢城みゆき)
アニェーゼ:サラ・ラッザーロ(声:日髙のり子)
エンリコ・サンドリ:ジョヴァンニ・シフォーニ(声:関俊彦)
リッカルド・ボンヴェーニャ:ピエルパオロ・スポッロン(声:大河元気)
アルバ・パトリツィ:シルヴィア・マッツィエリ(声:上杉華子)ロレンツォ・エリーザ・ルッソ:シモーナ・タバスコ(声:葉山那奈)
ガブリエル・キダーネ:アルベルト・ブバカル・マランキーノ(声:野澤英義)
ロレンツォ・ラッザリーニ:ジャンマルコ・サウリーノ(声:佐藤拓也)
カロリーナ・フィンティ:ベアトリーチェ・グランノ(声:廣田悠美)
チェチーリア・テデスキ:アリーチェ・アルクーリ(声:小林ゆう)
ダミアーノ・チェスコーニ:マルコ・ロセッティ(声:高橋広樹)
テレーザ・マラルディ:エリーザ・ディ・エウザニオ(声:斉藤あんり)
ラッザリーニ:ジャンマルコ・サウリーノ(声:佐藤拓也)ほか
原題:DOC - NELLE TUE MANI
制作:2022年 イタリア
【放送予定】 総合 毎週日曜23時 2023年9月17日スタート!
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:イタリア語)字幕放送有り]
◇NHK「DOC(ドック)2あすへのカルテ」番組情報サイト
◇NHK「DOC(ドック)あすへのカルテ」番組情報サイト
◇YouTube「DOC(ドック)あすへのカルテ」吹替版予告編
◇YouTube「DOC(ドック)あすへのカルテ」字幕版2分30秒予告編