NHK海外ドラマ「DOC2 あすへのカルテ」エンリコのお相手が判明!第4話“選択”ネタバレと第5話“親子”予告

2023年10月09日08時55分ドラマ
NHK番組サイトより

10月8日(日)23時より「DOC(ドック)2あすへのカルテ」第4話“選択”がNHK総合にて放送され、アンドレアが医長復帰の適性テストに無事合格した。10月15日に放送される第5話“親子”ではカロリーナが内科か外科かの進路について思い悩むように…。NHK番組公式サイトで予告動画やまとめ動画が公開中だ。



「DOC(ドック)あすへのカルテ」は、イタリア初の医療系ヒューマンドラマ。12年間の記憶を失ったエリート医師・アンドレアの愛と再生が描かれた感動の物語。

10月8日に放送された第4話では、チェチーリアが内科を解体しようとしていることを知ったアンドレアが、一度は諦めた医長復帰をめざし試験を受けることに。しかし第一の難関である適性テストは、医師としての誠実さだけでなく、医長としてバランスの取れた判断ができるかどうかを見極めるものだった。

エンリコから事前に問題を手渡されたアンドレアだったが、“DOC”として誠実に答えを出すと及第点はとれないとダメだしをされる。「正解も不正解もない」問題だというのだが、患者だけでなく、病院にとっても利になる答えがだせなければならないということなのだろう。アンドレアはその意図を理解はするが、自分の信条とかけ離れた“正解”を答えることにためらいを覚えてしまう。しかし、自分の夢を絶たれた患者からの激励で、医師としての自分と医長としての自分を勝ち取るために試験に臨み、見事高得点で合格を勝ち取った。

アンドレアが開進の一歩を踏み出せたのだが、ガブリエルとエリサのプライベートはボロボロに…。何かあると匂わされていたエリサの交際相手マッシモは、その正体(実は神父だった)を明かさないままエリサに別れを告げ、ガブリエルは不調と向き合わずに薬に頼るように…。一方、これまで親友であるアンドレアも“彼女”なのか“彼氏”なのかを知らず、謎の包まれていたエンリコのお相手が判明した。なんと頼れる看護師長テレーザと付き合っていたのだ。ドラマラストでのエレベーター内で情熱的なキスシーンにはびっくり!

そして、意外な展開をみせそうなのが、娘のカロリーナ。どうやら自分のことを特別視しない外科部長のヴァレンティに惹かれている様子。次回、10月15日に放送される第5話では、カロリーナが外科に異動したいと願い出ることに。もとより、内科にそれほどの執着がないカロリーナだからそういう選択もありなのだが、娘を近くに置いておきたいアンドレアはどんな反応を見せるのだろうか?

アンドレアを貶めようとするチェチーリア。そしてチェチーリアに内科をスパイするよう頼まれているダミアーノ。ダミアーノから言い寄られているジュリア。ジュリアはロレンツォの診断書を破棄せず、ロレンツォの悪夢を見続けるアンドレア。回を追うごとに複雑ににっていく各者の関係から目が離せない!



■前回:第4話「選択」ネタバレあらすじ
ウィンブルドンのジュニア部門で優勝した18歳のテニスプレイヤー・ルドヴィコが、トレーニング中に手の痛みや幻覚、吐き気の症状を訴えてアンブロジアーノ総合病院に入院してくる。ルドヴィコの母はウィンブルドンで優勝した直後からこのような不調が始まったという。ウインブルドンでの偉業から「人間ではない」と褒めたたえられることへのプレッシャーからの心身症も疑われ、すでにチーム内に心理士も加わっているという。

アンドレアがルドヴィコと会話を重ねていくと、18歳という若さもあって、母に隠れて夜遊びしていることを知る。女の子たちと遊びはしたものの薬には手を出していないというルドヴィコだったが、ある夜、誤って窓から転落したことを認める。その時神経を痛めたのではないかと診断されるが、 病院の屋上でアンドレアとテニスをしていると、ルドヴィコが脳卒中を起こしてしまう。その時のルドヴィコの症状から、アンドレアは遺伝的疾患ファブリー病だということに気づく。

エンリコは、アンドレアに医長復帰のための適性テストの問題を手渡すと、事前に答えをきちんと考えておくように告げ「これはあくまでも精神的な適性テストで、正解も不正解もないものだが、管理者たちは君に“DOC”ではなく、本物の医長として答えることを期待しているのだ」と警告する。アンドレアは“嘘”を嫌う“DOC”としての答えでは、医長になれないと聞かされ、今の自分の信条との違いに思い悩む。

ルドヴィコは自分の病気ともうテニスをできないことを聞かされる。アンドレアはルドヴィコに「若い君には、まだこれからなんでもできる」と激励しながらも、彼の気持ちをおもって涙する。ルドヴィコはアンドレアに「患者とテニスをする医者と医長、貴方ならどちらにも成れる」と檄を飛ばした。

カロリーナは、アンドレアが再び記憶喪失になる前の、傲慢で皮肉屋な冷徹な医師に戻るのではないかと恐れ、もし医長になったら自分は内科病棟を去ることになると訴える。エリサは、なかなか連絡の取れないマッシモに苛立ち、新人研修医であるカロリーナを冷たくあしらう。リッカルドは自分も新人のときにエリサから仕打ちをうけたと話し、カロリーナを労う。カロリーナはエリサのシゴキに耐え、優秀さをみせつけた。

エンリコから心理士に会うよう指示されていたガブリエルだったが、自らの不調と向き合えずに予約をキャンセルしてしまう。そして、エリサの元を訪れたマッシモは、自分がオーストラリアに転勤すると告げ、別れを切り出した。エリサには教えていなかったが、実はマッシモは神父だった。

カルーソ医院長代理に呼び出されたアンドレアは、心理学者ルチア・フェラーリが同席のもと、適性テストを行うと突然言われる。なんの説明も受けていないと苦情を言うアンドレアだったが、渡された問題を見てニヤリとする。アンドレアは高得点でテストに合格し、次のテストに望めることになった。

アンドレアが医長になることを阻止したいチェチーリア・テデスキは、新任医師ダミアーノ・チェスコーニに、内科でミスが起きたら報告するようにともちかけた。

アンドレアは娘のカロリーナに、自分が医長に戻ったとしも、決して昔のようにはならないと誓う。カロリーナはアンドレアと和解するが、外科部長のヴァレンティの人柄に惹かれつつあった。

ダミアーノはジュリアに、自分が以前ローマで働いていたが、コロナパンデミック時の悲惨さを目の当たりにミラノに逃げてきたのだ話す。ジュリアは自分もここから逃げたいがロレンツォのために残っているのだと話す。ダミアーノはジュリアに自分の電話番号を教え、いつでも連絡してほしいと話した。自宅に戻ったジュリアは、ロレンツォの診断書を破棄しようとして思いとどまる。アンドレアは今もまだロレンツォを殺す悪夢を見ている。

■次回:第5話「親子」あらすじ
すぐに診断がつかない2名の入院患者に対して、アンドレアとチェチーリアの判断が分かれる。クリップを飲み込んだアンナには鉄欠乏症貧血の症状があり、異食症も考えられた。チェチーリアは精神科の症例だと主張するが、アンドレアとリッカルドはアンナが子どものころ患った病気の再発を疑い、当時の主治医だった外科医長のエドアルドに診てもらうことにする。カロリーナはエドアルドに外科に異動したいと訴える。アルバはみんなが言う合言葉「青い犬」が気になり聞いて回るが、なかなか教えてもらえず、疎外感を覚える。

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■キャスト
アンドレア・ファンティ:ルカ・アルジェンテーロ(声:安元洋貴)
ジュリア・ジョルダーノ:マティルデ・ジョリ(声:沢城みゆき)
アニェーゼ:サラ・ラッザーロ(声:日髙のり子)
エンリコ・サンドリ:ジョヴァンニ・シフォーニ(声:関俊彦)
リッカルド・ボンヴェーニャ:ピエルパオロ・スポッロン(声:大河元気)
アルバ・パトリツィ:シルヴィア・マッツィエリ(声:上杉華子)ロレンツォ・エリーザ・ルッソ:シモーナ・タバスコ(声:葉山那奈)
ガブリエル・キダーネ:アルベルト・ブバカル・マランキーノ(声:野澤英義)
ロレンツォ・ラッザリーニ:ジャンマルコ・サウリーノ(声:佐藤拓也)
カロリーナ・フィンティ:ベアトリーチェ・グランノ(声:廣田悠美)
チェチーリア・テデスキ:アリーチェ・アルクーリ(声:小林ゆう)
ダミアーノ・チェスコーニ:マルコ・ロセッティ(声:高橋広樹)
テレーザ・マラルディ:エリーザ・ディ・エウザニオ(声:斉藤あんり)
ラッザリーニ:ジャンマルコ・サウリーノ(声:佐藤拓也)ほか

原題:DOC - NELLE TUE MANI
制作:2022年 イタリア

【放送予定】 総合 毎週日曜23時 2023年9月17日スタート!
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:イタリア語)字幕放送有り]

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