4人全員あまっちゃった人!「いちばんすきな花」元彼ならぬ“元トモ”ワード出現!第1話ネタバレと第2話予告
初回視聴率5.9%!ゆくえ(多部未華子)が言った、男友達の赤田鼓太郎(仲野太賀)に対する“元トモ”ワードが評判に!フジテレビ、2023年10月19日(木)22時から「いちばんすきな花」第2話を放送する。「言っちゃいけないことは沢山あるけど思っちゃいけないことは一つも無い!」予告動画は番組公式サイトで公開されている。
「silent」の村瀬健プロデューサーと脚本家・生方美久が再びタッグを組み、多部未華子、松下洸平、神尾楓珠、今田美桜の4人主演の「いちばんすきな花」の第1話が10月12日に放送された。生方美久脚本の「silent」の主演俳優の川口春奈も視聴したようでインスタグラムのストーリーズに「男女の友情」についての感想を話していた。注目された視聴率は5.9%(ビデオリサーチ社調べ、関東地区、世帯)を記録した。
期待されていたように繊細な台詞が話題となっている。潮ゆくえ(多部未華子)、春木椿(松下洸平)、深雪夜々(今田美桜)、佐藤紅葉(神尾楓珠)は共に二人組が苦手な人たちだ。繊細な心を持っているが、うまく人と付き合えない。深くは付き合えないが「初対面は得意」、元の男友達のことを「元トモ」と呼んだり、4人の会話劇が楽しめる。
二人組には成れない人、みんなのいい人にはなれる人、大人数で薄っぺらい話しかできない人、存在が目立ち過ぎて困る人。4人それぞれの思いを初対面であるからこそ話せる。もちろん、4人の台詞に共感する人だけではなく、「そんなことない」と否定する人もいる。初回放送後に賛否両論がネットで沸いた。
19日に放送される第2話も、ゆくえ、椿、夜々、紅葉がそれぞれに悩みながら進んでゆく。男女の友情だけではなく、同性との友情のはかなさも垣間見られる。
ドラマを彩る主題歌は藤井風の「花」。藤井は脚本を読んで「真っ直ぐでピュアな曲へと導いてもらえたような気」になったと話し、ドラマを楽しみにしているという。
■第1話あらすじ
学習塾で講師をする潮ゆくえ(多部未華子)は幼い頃から二人組を作ることが苦手だったと感じている34歳だ。学校で「二人で組になって」と言われると、どうしても声をかけられずに余ってしまう。しかし、ゆくえには学生時代から気を許せる赤田鼓太郎(仲野太賀)という唯一無二の男友達がいる。塾で知り合った赤田とはLINEスタンプを試しに送ったり、カラオケで盛り上がれる仲だった。
出版社に勤める春木椿(松下洸平)は、結婚を間近に控えた36歳だ。子供の頃から二人組になれなかった椿だが、妻というパートナーを得ようとしていた。
深雪夜々(今田美桜)は美容院で働く26歳の美容師。1対1で人と向き合うことに怖さを感じている。
27歳の佐藤紅葉(神尾楓珠)は、コンビニで働きながらイラストレーターを夢見ていた。紅葉は小さい時から1対1で自分に向き合ってくれる人がいないという思いを抱えている。大勢の友達に囲まれているが、便利に使われるだけで、実際には自分のことを考えてくれる人はいないと思っている。
ゆくえは赤田から別れを告げられる。赤田が結婚することになり、相手から女友達がいることがいやだと言われたからだ。ゆくえは落ち込んでしまう。それは失恋よりも辛いと思い、塾で生徒にも愚痴をこぼしてしまう。
椿は恋人・小岩井純恋(臼田あさみ)と新居の家具選びなどを楽しんでいた。だが純恋は椿を振ってしまった。男友達の元に走ったのだ。あげく「友達だったら良かったのに」と言われてしまう。家族にも結婚が破談になったことを言えないでいた。
夜々は美容師の同僚、相良大貴(泉澤祐希)と2人で飲みに行くのだが、友達以上の関係を迫られ、断ると「男と二人で気軽に遊ぶな。友達って遊ぶ言い訳にするな」と言われてしまう。なぜ普通の友達でいられないのかと辟易してしまう。
紅葉は編集者から「好かれる絵を描いて」と言われて悩んでしまう。そこにLINEで高校時代の友達から同窓会の連絡が入る。誰も幹事に名乗りを上げないため、紅葉が自分がやるといった。しかし、なぜか自分以外の全員がLINEのグループから抜けてしまっていた。
ゆくえは友達の結婚祝いのために椿の母親(美保純)のフラワーショップに行った。そこで、同じ方面だからと椿の家に花を届けてほしいと頼まれる。椿の家にゆくと、その前に紅葉が来ていた。椿が住む前に住んでいた人に連絡が取りたくてやってきたのだ。紅葉とゆくえは幼なじみだ。椿の家の前で偶然の再会を喜ぶ。そこへ椿が忘れた社員証をもって夜々が来た。偶然に4人がであった。椿の母親から花を届けてもらったお礼にお茶でも飲んでいってもらうように連絡がはいり、ゆくえ、紅葉、夜々は椿の家に入る。
初対面だが話ははずむ。「もう二度と会わない」と思える人だから本音が言えるのだ。ゆくえは結婚する男友達からもう会わないと言われたことを話すと、椿は当然だといい、紅葉はなぜ二人であってはいけないのかわからないという。そして、「二人になるのが苦手」な4人だと気がつく。
ゆくえに続き、紅葉も大勢の軽い友達はいるが自分のことを真剣に考えてくれる人はいないといい、夜々は外見が目立つためにいわれのない嫉妬を受けてしまい二人になれないという。椿は二人になろうとしたのになれなかったと話す。そして、4人は「もう二度と会わない」としてそれぞれの家に戻る。そこでもまた、悩み多きコトが待っていた。
■第2話あらすじ
同窓会に参加した潮ゆくえ(多部未華子)は、仲の良かった友人の結婚式に自分だけ呼ばれていなかったことを知る。その後、実家で母のみきこ(神野三鈴)から、人間に一番必要なのは社交性や愛嬌、気配りだと言われるのだが、ゆくえはいまいち納得がいかない。
佐藤紅葉(神尾楓珠)は、バイト仲間たちが自分のイラストを褒めておけばシフトを代わってくれると話しているのを聞いてしまうが、反論できない。
春木椿(松下洸平)が実家の花屋に帰宅すると、母の鈴子(美保純)と弟の楓が出迎えた。椿の新居での生活を尋ねる鈴子に、椿は結婚はしないと告げる。
友人の結婚式に参加した深雪夜々(今田美桜)は帰り道、友人たちに感動している演技が上手いと言われてしまう。本当に感動していた夜々と違って、彼女たちは感動の強要と醒めていたのだ。
夜々がアパートに帰ると相良大貴(泉澤祐希)がいた。恋人ではなく「友達からで良い」と言う相良に、夜々はなぜ友達の方が格下のような言い方なのかと告げて逃げる。夜々が公園に入るとそこには、紅葉がいた…。
フジテレビ 2023年10月12日スタート。毎週木曜日22時放送「いちばんすきな花」。出演:多部未華子、松下洸平、神尾楓珠、今田美桜、仲野太賀、齋藤飛鳥、臼田あさ美、白鳥玉季、黒川想矢、田辺桃子、泉澤祐希ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@sukihana_fujitv」。
◇フジテレビ「いちばんすきな花」番組公式サイト
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