ナムグン・ミン主演「恋人」パート2、視聴率7.7%で金土ドラマで1位の好スタート!丙子の乱の後の朝鮮、還郷女って?
10月13日放送の「恋人」パート2(第11話)は、ニールセンコリア調べによると全国7.7%、首都圏7.5%とパート1の初回視聴率(5.4%)より2ポイント以上も高い数字で、同時間帯の他のチャンネルおよび金土ドラマで1位を獲得、瞬間最高視聴率はなんと9.1%に達した。<一部ネタバレ>
「恋人」は、丙子の乱の兵火の最中に繰り広げられる恋人たちの物語と、苦しみの中で希望を見出す人々の物語を描く本格ヒューマン時代劇。
90分の拡大版で始まったパート2では、丙子の乱の後に、朝鮮の民の屈辱的な歴史から始まった。
第11話で、ジャンヒョン(ナムグン・ミン)は瀋陽へ向かう途中、死の危機に見舞われた瞬間でも、ギルチェ(アン・ウンジン)との過去の夜を思い出し、酒で忘れようとしたが、できなかった。その後これまで蓄えた富で捕虜となった朝鮮の民を助けた。一方、朝鮮に残りク・ウォンム(チ・スンヒョン)と婚姻したギルチェも、夜空を見ながらジャンヒョンのことを思い出しながらも、妻として尽くし、鍛冶場を切り盛りして富を蓄えた。チャンヒョン演じるナムグン・ミンのキレのあるアクションも堪能できたパート2は、それぞれの立場で生きぬこうとするところから始まった。
そんな中、13日の第11話で色濃く描かれたのは逃げた朝鮮人捕虜たちの悲惨な様子。
歴史書『朝鮮王朝実録』(仁祖実録)によれば、「清軍は各地で盗みを働き、撤収する際には、数多くの朝鮮女性を手当たり次第捕えて行った。のちに身代金を請求する目的だが、捕らわれた多くの女性は貧しい家の出。身代金を払える状況ではなかった。中には高い身代金を払って妻や娘を取り戻しても、帰ってきても「還郷女(ファニャンニョ)と呼ばれ、純潔を守れなかったという理由で、家庭や村に受け入れてもらえず、離縁問題に発展し社会問題に発展したのも少なくない」とある。
※こうしたエピソードは「華政」の第51話~52話で描かれている。
画像:MBC番組HPより中でも衝撃的だったのは、両班で武官の妻でもあるギルチェまでが清軍に拉致され、ジャンヒョンが暮らす瀋陽に連行されたことだった。先行公開された「清の服を着たアン・ウンジンのネタバレ写真」がこういうことだったのかと合点がいった。
さあ、捕虜たちと共に手を縛られ連行されるギルチェの姿はジャンヒョンの目に映るのか?この回の詳しいあらすじと見どころは、12話放送後に【「恋人」を2倍楽しむ】で紹介する。ここではパート1(1話~10話)のネタバレあらすじと見どころ、時代背景や実在の人物などについても詳しく紹介している。
MBC金土ドラマ「恋人」12話も今夜14日21:40 - 23:10に拡大放送される。
◇MBC「연인」番組HP(韓国)
◇YouTube「MBCdrama」
【作品詳細】【「恋人」を2倍楽しむ】