初回視聴率12.5%でスタート!「相棒22」仲間由紀恵が撃たれた!水谷豊はどうする?第1話ネタバレと第2話予告

2023年10月19日10時15分ドラマ
©テレビ朝日

杉下右京(水谷豊)と亀山薫(寺脇康文)は公安の闇を暴くのか?宗教団体『微笑みの楽園』で暗躍する元公安刑事の秘密とは?テレビ朝日、2023年10月25日(水)21時から「相棒SEASON22」の第2話を拡大で放送。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



シーズン21と同じく寺脇康文を相棒に迎えて始まった第22シーズンの第1話が10月18日に放送された。これまでも圧倒的な視聴率をたたき出している長寿番組だが、最近のテレビ離れ、再生での視聴などの要素があるため、単純に過去作と視聴率で比較することはできないが、ビデオリサーチ社調べの世帯視聴率は12.5%。前シーズンの初回は17.3%で、これで全シリーズで2桁スタートで貫録の強さを見せつけた。

長年のファンだけではなく、新しいファン獲得のためにも18日の17時15分から水谷豊、寺脇康文のほか、捜査一課の伊丹憲一役の川原和久、芹沢慶二役の山中崇史、出雲麗音役の篠原ゆき子が参戦したライブ配信が行われた。さらにテレビ朝日の「スーパーJチャンネル」にも水谷豊と寺脇康文が出演し、番宣にいそしんだ。

第1話は特命係(水谷豊・寺脇康文)がひとりの弁護士・上原阿佐子(栗山千明)に頼まれ、人探しをはじめるところから幕を開けた。阿佐子が探してほしいのは婚約者の牧村克実(市川知宏)だ。牧村はジャーナリストで新興宗教の『微笑みの楽園』を取材していたらしい。そこに侵入してみると、そこで名乗っていたのは吉川崇という名前を使っていた。さらに、数年前に暴力団と関係者していたエコ団体に所属していたときには鈴木という名前を使っていた。右京はその人物が公安の潜入捜査員だと推理した。

ドラマのラストでは内閣情報調査室の社美彌子(仲間由紀恵)が撃たれてしまう。内閣情報調査室が『微笑みの楽園』に関する調査に乗り出した途端に起きた事件。何者かがその情報を『微笑みの楽園』に提供しているのではないか?

10月25日に放送される第2話は、第1話からの続きで、15分拡大で放送される。第1話のラストで撃たれた美彌子は公安が隠したい一件を再捜査しようとしたために撃たれたのか?実行犯の裏で暗躍するのは警察の上層部なのか?爆弾もつくり、銃も多数保持している『微笑みの楽園』をめぐる難解な事件を右京が鮮やかに推理する。

■第1話ネタバレあらすじ
ある夜、杉下右京(水谷豊)は小手鞠(森口瑤子)と共に、亀山薫(寺脇康文)と美和子(鈴木砂羽)に晩餐に招かれる。もう一人、美和子が料理教室で知り合った上原阿佐子(栗山千明)も招かれていた。阿佐子は、その食事会のさなか、“和製ホームズ”と紹介された右京に、行方不明になっている婚約者・牧村克実(市川知宏)の捜索を頼む。

いっぽう、伊丹憲一(川原和久)たち捜査一課は、男性が自宅マンションから転落死した事件を捜査している。男性は、『微笑みの楽園』という宗教団体の信者でテロ事件を起こした人物の兄だった。最初は宗教団体とは無関係かと思われたが、部屋から爆薬が発見された。兄もまた信奉者と判断された。何者かに突き落とされた可能性が浮上していた。

右京と薫は牧村を探すが、関係者は口を閉ざす。不審を抱いた右京たち一行は、手掛かりを求めて、彼が出入りしていたと思われるレストランを訪問する。その店は1年前、『微笑みの楽園』の信奉者が起こした爆弾テロの被害を受けていた。

右京と薫、阿佐子は『微笑みの楽園』を実際に訪問することにした。一見穏やかにすごしているように見える。子どもに牧村の写真をみせると「何回も見たことがある」という。そこで、阿佐子は強引に名簿が管理されているところに入り込んだ。右京と薫も手伝い、牧村が「吉川」という名前で登録されていることを知る。そこへ右京達の行動を不審に思った信者達が追ってきた。逃げる3人。右京の機転でうまく逃げるが、泊めてもらうために立ち寄った家で阿佐子は襲われそうになる。家主も信者で『微笑みの楽園』に連絡していたようだった。

そのころ組織対策課の角田課長(山西惇)はガサ入れをかけ、大量の銃を押収する。すると、その銃の納入先が『微笑みの楽園』であることもわかった。

そんな時、新聞に男性の事故死のことが出てしまう。捜査一課から事件の捜査を引き継いだ公安がリークしたのだった。なにかきな臭いものを感じた内閣情報調査室の社美彌子(仲間由紀恵)は、内調で調べ始める。

角田はその後、『微笑みの楽園』の銃のことがどうなっているかを衣笠副総監(杉本哲太)に聞きに行くと、公安の部長が来ていて「本部にガサ入れ」するという。急な展開に角田は驚く。

右京、薫、阿佐子は事故死した男性の部屋を訪れる。そこに牧村が来ていたこともわかる。部屋の鍵は開いていて、中に内調の青木(浅利陽介)がいた。美彌子の命を受けて、調査していたのだ。右京は青木から情報を得る。すると、この事故死に不自然なものを覚える。自分の指紋などは徹底して拭いていながら、遺体は「早く見付かる」ことを願うかのように放置している。右京は事件を公にして次の爆破計画を阻止させようとしている人物がいるのではと思う。

そして、教団のマークを腕にタトゥーしている人物が美彌子を撃った。危険を感じ、阿佐子を薫の家にかくまってもらうことにした。

角田に牧村の顔を見せると、角田は数年前の事件に関連していた人物だという。鈴木という男で、暴力団と関係者していたエコ団体に所属していたという。右京は牧村が公安の人間でエコ団体にも宗教団体にも潜入捜査していたのではと推理した。

■第2話あらすじ
阿佐子 (栗山千明)が捜している失踪中の婚約者は偽名を使っていて、実は右京(水谷豊)の予想通り、鶴見征一(市川知宏)という公安部の捜査員だったことが判明する。鶴見は3年前、自ら志願して『微笑みの楽園』という宗教団体に潜入した。しかし、『微笑みの楽園』側に取り込まれてしまった。公安部長は鶴見を懲戒免職にしたが、そのことが隠していたのだ。

美彌子(仲間由紀恵)が銃撃されたのは、その一件を掘り返そうとしたためと思われた。

右京と亀山薫(寺脇康文)は、鶴見を追う。そして鶴見に驚くべき秘密があることがわかった。

テレビ朝日 2023年10月スタート。毎週水曜日21時放送「相棒SEASON22」。出演:水谷豊、寺脇康文、鈴木砂羽、森口瑤子、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、神保悟志、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@AibouNow」。

テレビ朝日「相棒SEASON22」番組公式サイト

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