韓国ドラマ「誘拐の日」第10話:誘拐犯ユン・ゲサンと天才少女ユナ、刑事パク・ソンフンがワンチームに!

2023年10月19日12時45分ドラマ
「誘拐の日」Prime Videoで独占配信中!画像:YouTubeよりキャプチャー

韓国で18日に放送されたENA水木ドラマ「誘拐の日」(演出パク・ユヨン、脚本キム・ジェヨン)第10話ではついにユン・ゲサン(ミョンジュン)とパク・ソンフン(サンユン)が共助でロヒ(ユナ)を救出した。Amazonプラムビデオ(Prime Video)でも独占配信中のこの回のあらすじと見どころ、視聴率などを紹介する。<ネタバレ>
【「Prime Video」で独占配信の韓国ドラマ】

「誘拐の日」は、少し抜けた気弱な誘拐犯と11歳の天才少女の特別な協力関係を描いたヒューマン・ミステリー。



第10話の視聴率は全国・首都圏ともに4.3%(ニールソンコリア、有料世帯基準)を記録し、水木ドラマはもちろん、総合編成チャンネルとケーブル全チャンネル1位を占め、1分当たり最高視聴率は5.1%まで急騰し、人気を実感させた。またこの回は「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で、ウ・ヨンウ(パク・ウンビン)の唯一の親友ドン・グラミとして出演したチュ・ヒョニョンがゲスト出演した。⇒チュ・ヒョニョンが「誘拐の日」第10話に特別出演

■キャスト
キム・ミョンジュン役:ユン・ゲサン
チェ・ロヒ役:ユナ
パク・サンユ役:パク・ソンフン
ソ・ヘウン役:キム・シンロク
 ほか

■第10話「反撃」
すっかりイメージチェンジしたヘウンは、「ソ・ヘウン」ではなく「チェ・ヘウン」と自己紹介した。彼女の過去をロヒから聞いていたジェイデン(カン・ヨンソク)は、誘拐が復讐だったのかと聞く。ヘウンは動揺する様子もなく、チョロン(キム・サンホ)から最後に受け取った映像の中のロヒの両親、チェ・ジンテ院長(チョン・グァンジン)とソ・ジンユ(コ・ハ)の会話を通じてペンダントの秘密を明らかにした。ペンダントにはチェ院長の研究記録が含まれたUSBが隠されていた。その鍵と1000万ドルとの交換を提案する。

おカネを調達したジェイデンはヘウンと取引する。ところがチェ院長の映像と鍵は受け取り最後の確認をさせようとしたとき火災報知器が鳴りヘウンに逃げられる。

その頃ホヨン(キム・ドウォン)に頼んだ海老チャーハンを食べたロヒは、アレルギー症状で呼吸困難となる。驚いたホヨンはロヒを救急病院に運ぶ。だがこれはロヒの計画。ショック症状が治まると、駐車場に停車していた医療廃棄物回収車に乗り込んで脱走に成功する。

一方、束草港に着いたミョンジュンは刑事サンユンに見つかる。観念したミョンジュンは全てを告白する。後輩刑事からの連絡でロヒの脱走を知った2人は、ひとまず一緒にロヒ救出のために回収場へ。ホヨンが先に到着しており、ミョンジュンがロヒを保護し、サンユンがホヨンと格闘するも逃げられてしまう。

ロヒの安全は確保できたが、今度はミョンジュンがサンユンに抱きつき、ロヒは病院から持ち出したモルヒネと注射器でサンユンを眠らせた。

近くの民宿に移動した3人。意識が戻ったサンユンにミョンジュンが土下座して謝り、ロヒは「おじさんを捕まえないと約束して。すべてが終われば自首するから」と強気の懇願。停職中でも現行犯逮捕することができないさニュンは結局2人と手を組むことに。

一方、ヘウンに逃げられたジェイデンは彼女の計画に協力した男たちを銃殺し、彼女が国外逃亡しようとしていると気づく。ペンダントのUSBは特定のPCでしか開くことができない設定がされていたことが分かり、憤怒するジェイデン。その後、ジェイデンはホヨンに睡眠薬の酒を飲ませて、ロヒを逃がした責任として彼に何発もの銃弾を浴びせて銃殺する

刑事サンユンは、もしロヒの記憶にヘウンがいたらどうするか、とミョンジュニに尋ね、その時にはロヒの意向に従うと答えるミョンジュン。

ロヒはサンユンに、5月20日に治療を受けた後から誘拐された21日までの記憶が全くないことを伝える。つまり、20日の治療でロヒが目覚める前に何者かに眠らされていた可能性があった。

実はヘウンがジェイデンに渡した映像こそが、ミョンジュンが彼女の部屋で見つけた防犯カメラの映像。このことから事件にヘウンが深くかかわっていると確信したミョンジュンは、「娘ヒエの手術が成功し、ヘウンが付き添っているか、確認するために1日だけ自由行動をさせてほしい」と願い、ヘウンに会いに行く。



■第10話見どころ、感想と第11話予告
ミョンジュンは今回もおとぼけで、どうしてもジェイデンの名前が覚えられない。ハラハラドキドキの展開でも「ジェイジ…」と間違った名前を刑事サンユンに教える。

そんな誘拐犯ミョンジュンと誘拐された少女ロヒ、そして停職中の刑事サンユンというなんとも奇妙なチームが出来上がった。誘拐犯が少女の髪をドライヤーで髪を乾かす姿に呆れるサンユン。ずっと2人を追っていたサンユンにとってはもはや「2人が芸能人のように感じる」という刑事あるまじきセリフにも笑わされる。

今回は、ホヨン役キム・ドンウォンの最後となった。冷酷で無慈悲な殺人者だが、倒れたロヒを病院に連れて行くという気遣いを見せた。6話でのミョンジュンの「ロヒはまだ子供だ…」という言葉が彼の心に残っていたのだろう。キム・ドンウォンはホヨンの温かい心の一面を見せながら、キラーとして視聴者に多くの好奇心と関心を呼び起こした。

さあ、いよいよ最終回前話となる11話。サンユンに続いて後輩刑事のチェ・ジョンマン(チョン・スンウォン)までが奇妙の誘拐チームに参加することになるようだ。教会でミョンジュンはヘウンに何を話すのか?そして2人はついに娘ヒエを会う。そして執拗にロヒを狙うジェイデンが再びヘウンに手を組むことを提案するが…。

「誘拐の日」第11は今日(19日)21時にENAで放送。その後、Prime Videoにて独占配信される。気になる第11話予告は以下で視聴できる。

Youtube「誘拐の日」第11話予告(日本語字幕なし)

ENA「유괴의 날(誘拐の日)」サイト

kandoratop【作品詳細】【関連・各話のあらすじ】