【最終回ネタバレ】「誘拐の日」ユン・ゲサン×ユナが泣かせてホッコリさせて視聴率5%超の全チャンネル1位で幕!第12話

2023年10月26日12時05分ドラマ
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画像:YouTubeよりキャプチャー/Prime Videoで独占配信中

韓国で25日に放送されたENA水木ドラマ「誘拐の日」第12話では、ヘウン(キム・シンロク)相手に一歩も引かないロヒ(ユナ)の真実ゲームで、チェ院長殺人事件の謎の全てを明らかにした。Prime Videoでも全話独占配信中だ。<ネタバレ>

最終回の視聴率は自己最高の5.2%、首都圏5.5%(ニールセンコリア有料世帯調べ)を記録し、総合編成チャンネルとケーブルテレビ全チャンネル1位で有終の美を飾った。また1分あたりの最高視聴率は7.1%を突破し、2023年同局で放送されたドラマ中で視聴率1位の快挙を挙げた。

【「Prime Video」で独占配信の韓国ドラマ】



「誘拐の日」は、少し抜けた気弱な誘拐犯と11歳の天才少女の特別な協力関係を描いたヒューマン・ミステリー。

最終回ではミョンジュン(ユン・ゲサン)が警察に逮捕された後、ロヒ(ユナ)が刑事サンユン(パク・サンフン)をはじめとする警察の助けを借りて殺人容疑者として浮上したヘウン(キム・シンロク)逮捕のために“罠”を仕掛けた。ヘウンが自ら自分を訪ねてくるようにし、警察の監視とミョンジュンが見守る中、2人のきわどい真実ゲームが視聴者の耳目を集めた。

またこの回は俳優カン・ハヌルとキム・ヨンミンがカメオ出演した。詳しくはこちら⇒カン・ハヌル&キム・ヨンミン、「誘拐の日」最終回に特別出演で後輩と監督を支援射撃

■キャスト
キム・ミョンジュン役:ユン・ゲサン
チェ・ロヒ役:ユナ
パク・サンユ役:パク・ソンフン
ソ・ヘウン役:キム・シンロク
 ほか

■第12話(最終回)「誘拐の日」
ロヒは、真っ先に大叔父チェ・ドンジュン(オ・マンソク)の権力を利用して刑事サンユン(パク・サンフン)を釈放させ、サンユンと傷が癒えたチェ弁護士(ウ・ジヒョン)を警察が厳重に警護する家に呼び寄せた。

ロヒは2人に「これからがはじまり」と言い、今後ミョンジュン(ユン・ゲサン)に関する刺激的な記事が次々と出てきて、裁判で不利になる。そこで世論のミョンジュンへの批判を鎮めるためにもっと刺激的な「殺人事件の再捜査」をしようと提案する。ところが証拠のパソコンをヘウン(キム・シンロク)に盗まれ、ジェイデン(カン・ヨンソク)の手に渡ってしまう。

警察では殺人のあった日でロヒの記憶がない20日のドライブレコーダーの映像から、家に入った男が出て来るときに女に代わっていたことを突き止める。すべての状況がヘウンを真犯人としていた。そこでジェイデンを窃盗容疑で緊急逮捕してパソコンを取り返し、ヘウンの海外逃亡を防ぐための緊急体制を敷く。その後ジェイデンは本社から送られた弁護士を名乗るリチャード・チェ(カン・ハヌル)に殺害される。

いよいよロヒの出番だ。ロヒは勇気を貰うためにミョンジュンに傍にいてほしいとサンユンを通してお願いする。一度は断ったミョンジュンだったが、警察と一緒にロヒの計画をそばで見守ることに。

自分が賢いと思っているヘウンはきっと正面突破すると踏んだロヒは、真実ゲームを仕掛ける。マスコミを通じて殺人犯を逮捕したがもう一人、女性の容疑者を追っていると発表。焦るヘウンはユナからの呼び出しに応じ、幼少期の悪夢が詰まったチェ・ドンオク前院長(キム・ソンゴン)の邸宅に脚を踏み入れた。

警察の監視があることを知ったうえで誘拐教唆はみとめるが、殺人は知らないというヘウン。ミョンジュンが絶対に自分を捨てないと自信のあるヘウンに「おじさんは私を選んだ」とチェ院長宅の防犯カメラのデータを見せる。さらにヘウンとチェ院長の関係、そして殺人が起きるまでのいきさつを語った。

「ヘウンは自分が受けた苦痛と、チェ院長の財産は本来自分が相続するはずだったと、度々強請っていた。病院にも乗り込み、それが浮気をしていると噂になった。チェ院長はこの噂を利用して邪魔な妻とヘウンの二人を喧嘩と見せかけ同時に殺害しようと計画。院長宅にやってきたヘウンは妻の死体を見て気が動転し、院長ともみ合ううちに落ちた日本刀で院長を刺し殺してしまった」

想像だと立ち去ろうとするヘウンを、最初に養子に選ばれたのがミョンジュンであること、チョロン(キム・サンホ)によってHIV感染となり養子解消され、次の養子先でも追い出され結局はチョロンの支援で高校を卒業できたと話す。チョロンはヘウンの罪をかぶって収監され、ミョンジュンは利用されて誘拐犯として拘置所にいると続けた。「なぜおじさんを利用したの?」と聞くロヒに、自分の不幸は本来ミョンジュンが負うものだったと責任転嫁。実験台の辛さを口にするヘウンに、ロヒはもっと長い期間同じ思いをしたと言い返す。財産や両親がいるロヒと自分とは違うと取り乱すヘウン。

「おじさんとヒエを捨ててくれてありがとう。お陰で新しい家族ができた」というロヒのとどめの言葉に、「また私のものを奪った!」と激昂するヘウン。「人殺しの母親は要らない」という追い打ちをかけるロヒの言葉に「実験に没頭する父親を殺してやったことを跪いて礼を言え!」と罪の告白をしてしまう。

警察が駆けつけると、ロヒにも同じ不幸を味わわすとエイズに感染している自らの手をメスで切って血を流し、そのメスをロヒの首元に突き付けた。そこにミョンジュンが現れ、「一度もヘウンを憎んだことがない。家族が幸せになってほしい。そして今ではロヒもぼくの家族だ」と説得し、子供のように号泣するヘウンを抱きしめた。

事件解決の報告会見で、刑事サンユンは殺人の動機を単なる財産目当てと発表し、ロヒを守った。

ロヒはミョンジュンの裁判に出席し、ミョンジュンの減刑のために準備した陳述書を読みはじめた途中で「どうすればおじさんを開放できますか?」と裁判長(キム・ヨンミン)に問いかける。ミョンジュンは誘拐犯だが、ロヒにとっては一度も恐ろしい人物ではなかった。「おじさんとの時間は私には特別な時間で、おじさんが私を誘拐した時間は私にとって最も自由な時間だった」と声を詰まらせて陳述した。

裁判の後、ロヒは研究の結果を教える約束をしたモ博士(ソ・ジェヒ)に、「幸福な天才はいない」という言葉と共に1枚のメモを渡した。家に帰って一人になったロヒはチェ弁護士を通して受け取った“孫の手”を抱きしめ大声をあげて泣いた。

その後、ロヒはチェ弁護士の接見についていってはミョンジュンと話した。ヒエの学校について言及したときには、ロヒも学校に通って社会性を身に着けるようにと、ミョンジュンからアドバイスされる。ロヒとヒエは姉妹のように一緒に登校。転校の挨拶の途中で自ら社会性が必要と感じたロヒは、子供らしく学友たちに挨拶した。



■第12話見どころ予告
最後に「平凡な11才の子供」として大切な日常に出会うことができたロヒ。そんなロヒとミョンジュンが新しい家族となる未来の予告に癒され、久々に登場したロヒの宝物“孫の手”が出てくる展開に笑わされた。

またクッキー映像(エンドクレジットの後の映像)で、モ博士がロヒからのメモを頼りにシンガポールにある学校を訪ねるシーンがあった。教室に入ったモ博士が見たのは黒板いっぱいに数式を解く少女。振り向いた少女の顔はロヒにうり二つ…というミステリアスなおまけに続編を期待してしまった。

「誘拐の日」は初回視聴率1.8%から始まり回を重ねるごとに数字をあげ、最終回は5%台まで押し上げた。同名の原作小説から新たなストーリーと新しいキャラクターで差別化を図り、コメディー、ヒューマニティ、ミステリーを絶妙のバランスのウェルメイドドラマと評価された。

特にちょっぴりマヌケなキム・ミョンジュンを演じるユン・ゲサンと11才の天才少女チェ・ロヒ役のユナとのケミストリーは格別で、視聴者たちを大いに笑わせ、泣かせ、殺人事件を巡る先の読めないストーリーを絡めて家族の意味を問い視聴者を虜にした。またパク・ソンフンの柔らかなカリスマと、キム・シンロクの狂気の演技、他にもキム・サンホ、ソ・ジェヒ、カン·ヨンソク、キム・ドンウォンら脇を固める俳優陣の熱演も好評を得た。

不器用な誘拐犯と11歳の天才少女を中心に展開するコミック・バディ・スリラードラマ「誘拐の日」は、Amazon Prime Videoにて全話独占配信中だ。

Youtube「誘拐の日」第12話予告(日本語字幕なし)

ENA「유괴의 날(誘拐の日)」サイト

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