「誘拐の日」最終回に寄せて…ユン・ゲサンらキャスト8名から感謝のコメントと笑顔いっぱいのメイキング動画公開
25日、視聴者に大きな感動を残してENA水木ドラマ「誘拐の日」が幕を閉じた。先の読めないストーリー展開と感覚的な演出、俳優たちの熱演とで終映を残念がる声が溢れている。そんな中、ドラマをけん引したユン・ゲサンをはじめユナらメインキャスト8名の感動のコメントがYouTubeにて公開された。
●【「Prime Video」で独占配信の韓国ドラマ】
「誘拐の日」は不器用な誘拐犯と誘拐された11歳の天才少女を中心に繰り広げられるコミック・バディ・スリラードラマだ。
●【関連・各話のあらすじ】
同名の原作小説から新たなストーリーと新しいキャラクターで差別化を図り、コメディー、ヒューマニティ、ミステリーを絶妙のバランスのウェルメイドドラマ。初回視聴率1.8%から始まり回を重ねるごとに数字をあげ、最終回は5.2%まで押し上げた。
そんなドラマをはじめから最後までけん引した主役のユン・ゲサン。役作りのために体重増量とぼさぼさのひげ、長髪のヘアスタイルなど外的な部分で変化を与え、放送前から話題を集めた。前作の「クライムパズル」では強烈でダンディーだった姿を消したユン・ゲサンの演技変身もビジュアルと同じくらい印象的だ。 彼は絶えず吹き荒れる事件の中でも、自分だけの中心を失わなかった。むしろ人物が持つ多彩な面々を没入感を持って描き出し、一層深まった演技力を披露し、下馬評を超える繊細な演技でキム・ミョンジュンという人物を立体的に見せてくれた。
©ASTORY Co.,Ltd ©KT StudioGenie Co.,Ltd ©ENAドラマの序盤は、誘拐したはずの11歳の少女ロヒに孫の手でぶん殴られ、言いなりになる情けないキャラクターを作り出し、笑いを与えた。そんな彼が回が重なるほどに、「何があってもチェ・ロヒ(ユナ)を守る」という約束を守るために慈愛に満ちた眼差しで温かい感動を吹き込んで行く。その一方で「怪物」と呼ばれるほどのアクションを披露したかと思えば、警察に逮捕された瞬間に爆発させた嗚咽で視聴者を泣かせた。
YouTubeにて公開されたドラマ終了後の感想では、最終回の感動の場面やユナとの映像などをバックにユン・ゲサンが、「ドラマ終わりましたね」と残念そう。視聴者の反応が気になるようで「きっと楽しく見てくれたと信じています」とコメント。そして「ユナを選んだ時温かくて楽しい、何かこの世の中でいいことがたくさんあると思いました」とし「ドラマを観ながら癒されたらいいですね」と語った。そして「監督が最後まで情熱的に導いてくださりとても感謝しています。共演者たちにも全員ほんとうにうまくいったと思います」と感謝の気持ちを伝えた。
刑事サンユンを演じたパク・ソンフンは、チョロン役のパク・サンホとの取調室の様子や、同僚刑事役を演じた俳優たちとの記念撮影の様子や打ち上げの映像などの後に、「たった今終わったんですが、過去6カ月間紆余曲折が多かったですが、無事終わることができてうれしいです。一方で残念でもあります」とコメント。「「誘拐の日」に多くの関心を持っていただいて、私はまた別の作品からご挨拶させていただきます」と、約束してくれた。
天才少女ロヒ役を熱演したユナは、劇中見せる生意気&しっかり者の姿とは全く違って、大きなテーブルの前にちょこんと座り子供らしい笑顔をみせている。「オーディションから長い旅で、うまくいったと思います。撮影しながらユン・ゲサン先輩からたくさん教えてくださりとても感謝しています。これを演じて私もとても成長したので、俳優の皆さん、スタッフの皆さん、監督に感謝したいです」とはにかみながら語っている。
ソ・ヘウンを演じたキム・シンロク。最終回ではユナと壮絶な対決に負けて狂気の演技を見せたが、インタビューではにこやかな笑顔で「冬から始まりとても暑い夏の始まりで終わった」と6か月間の撮影を振り返り、「撮影中現場であまり笑うことがなかったけれど、カメラが消えた場所では一緒に楽しく撮影できた」とし、特に一緒の場面が多かったユン・ゲサンへの感謝の気持ちが大きいようで、終映後もツーショットで写真撮影をしたり楽しく語らっている。そして「おそらく新しいジャンルのドラマだったと思いますが、最後まで観てくれた視聴者の皆さんありがとうございます」と感謝のコメントを残した。
そんなヘウンを傷つけてしまったことを悔やみ、すべてをかけて償おうとしたチョロン役のパク・サンホは「いつもどのような評価を受けるか緊張する」と言い、「「誘拐の日」はとても素敵な作品です。」とPR。
劇中ロヒを利用しようとしながらも最後には助けたモ博士役を演じたソ・ジェヒは、一番にロヒにまた共演しようねとやさしく声をかけ、「撮影が終わるたびに残念」と言い、スタッフへの感謝を口にし、「また多くの方と笑いを分け合う作品を願っている」とコメント。
最終回では事務所の先輩カン・ハヌルの応援出演もあった悪役ジェイデンを演じたカン・ヨンソク。メイキングでは照れ笑いする一コマも見せながら、監督からの花束を跪いて受け取りおちゃめな姿も披露。「寒い冬から熱い夏までとても苦労しましたが、楽しい時間でした」と感謝の言葉を残した。
そんなジェイデンに無残に殺されてしまったホ・ヨンを演じたキム・ドンウォンは、「半年間の撮影をとても楽しく現場でよくやってくれてありがとうございます。無事に健康に仕上げることができて幸いです」とコメント。
最後は監督、スタッフ、俳優陣全体で仲良く記念撮影の様子が映し出され、『最後まで視聴してくださり、心から感謝申し上げます』の字幕で映像は終わる。
多くの笑いと涙で感動させてくれた「誘拐の日」は、プライムビデオで全話配信中だ。
◇YouTube「誘拐の日」終映感想(笑っているのになぜか涙が…)メインキャスト8名
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