NHK海外ドラマ「DOC2 あすへのカルテ」第7話“選択”ネタバレと第8話“青い犬”予告

2023年10月30日10時38分ドラマ
NHK番組サイトより

10月29日(日)23時より「DOC(ドック)2あすへのカルテ」第7話“選択”がNHK総合にて放送され、エンリコの過去の恋愛が明らかになった。11月5日に放送される第8話“青い犬”で、ついにロレンツォの死の真相が明らかに。NHK番組公式サイトで予告動画やまとめ動画が公開中だ。



「DOC(ドック)あすへのカルテ」は、イタリア初の医療系ヒューマンドラマ。12年間の記憶を失ったエリート医師・アンドレアの愛と再生が描かれた感動の物語。

10月29日に放送された第7話「選択」では、アンブロジアーノ総合病院の医師と患者たちが、様々な選択を迫られた。心臓病を患っている老女は手術をするかしないかの選択を、ヴァレンティの薬物使用を知ったカロリーナがそれを受け入れるか否かの選択を、そしてアンドレアは再試験での難題の選択をすることとなった。

そして今話では、エンリコの過去の恋愛事情が明らかになった。今現在は3人の娘の肝っ玉母さん・看護師長のテレーザと熱愛中のエンリコは、過去に既婚者で研修医だったシルヴィアと付き合い、3年前に彼女から別れを告げられていた。彼女との不燃焼気味の別れがあったから、テレーザとのつきあいにも今一つ踏み込めないでいたようだ。

エンリコはシルヴィアの妊娠と流産の話しをきき、自分に覚悟がなかったことを受け止め、ドラマラストでは、テレーザと一緒に住むことに前向きになった。カロリーナはヴァレンティの薬物使用を嫌悪しながらも、彼の魅力には抗えずそのまま関係を続けることに…。そして、アンドレアは難題をみごとクリアし医長への道が開けてきた。

シルヴィアの生まれたばかりの息子に、失った自分の息子を重ねるジュリア…。そんな失意の彼女に寄り添ったのは、同じくローマでの辛い出来事を背負うダミアーノだった。2人はこのままお互いの傷をなめあうように…付き合うことになるのだろうか?

次回、11月5日に放送される第8話では、ロレンツォが亡くなったその時、実際何が起きていたのかが明かされる。ロレンツォを死に追いやったのは、アンドレアなのか?されともカロリーナなのか?内科チームのメンバーはそのことを知っているのか?そしてアルバを悩ませている「青い犬」の意味も明らかに。

■前回:第7話「選択」ネタバレあらすじ
元研修医のシルヴィアが出産し退院するが、病院を出たところで倒れてしまう。彼女に神経系の症状があったため、アンドレアがエンリコに診察を頼みに行くが、何故かエンリコはシルヴィアの診察をアニェーゼにまかせると言い出す。アンドレアは自分が過去にシルヴィアと何か関係していたのではないかと心配するが、実は過去に結婚しているシルヴィアと関係を持っていたのはエンリコの方だった。

3年前、エンリコは突然シルヴィアから別れを告げられたショックを未だ忘れられずにいた。そんな中、今恋愛中のテレーザから、一緒に住まないかという提案をされ、狼狽えてしまう。

一方、アンドレアの医長復帰のための再テストが行われた。順調に難題をクリアしていくが、最後に「もし自分が浸水した船の船長で、1人を犠牲にすることで他は全員助けられるなら、誰を犠牲にするか?」という問いを受け、誰も犠牲には出来ないから答えることはできないというアンドレアに、カルーソは医長としての判断は失格だと告げる。しかし、心理学者のルチアもこの問題には難色を示し、アンドレアには解答に対して24時間の猶予が与えられた。

シルヴィアの診断がつかず、彼女が向精神薬などの薬を乱用しているのではないかと考える医師たち。エンリコは自分と別れたあと、精神的に苦しんだのではないかと尋ねるが、シルヴィアは3年前別れを告げたのは、その時自分がエンリコの子供を身ごもっており、エンリコが子供は望まないと話したからだと明かした。

その後、シルヴィアが3度の流産を繰り返していたことをアニェーゼが突き止め、アンドレアはそこにシルヴィアの病気のヒントが隠されていることにきがつく。再度MRIを撮ると脳に血栓があるのをみつけ、シルヴィアは手術を受けることとなった。

エリザとガブリエルが受け持つ82歳の老女は、心臓の手術を行えば延命できると説明されるが、自分を必要としてくれる人はいないから、このまま死なせてくれ、司祭を呼んでくれと頼む。やってきたのは、自分が神父であることをエリザに隠しているマッシモだった。マッシモはエリザと顔を合わせないよう気を付けながら老女に接し、彼女のことをトランプ仲間の友人たちが心配していることを教える。

老女は生きる希望を取り戻し、心臓の手術を受けた。術後にはトランプ仲間の友人たちが見舞いに押しかけて、楽しい時間を過ごす。マッシモが病院に来ているのをみつけたエリザは喜ぶ。しかしマッシモは今回も自分の正体を明かさなかった。

シルヴィアの手術も成功した。エンリコは「自分の子供を持つ」という勇気をもつことができなかった過去をみつめなおし、シルヴィアが臆病な自分ではなく、夫を選択した事実を受け止める。そして、テレーザに臆病な自分を変えたいと話し、一緒に住もうと話した。

そして24時間後、アンドレアは「船長としてどの乗組員を犠牲にするか」の問いに、選択肢にはなかった「船長である自分」を選択する。何故なら、船を守るための方法はそれぞれの乗組員に自分が指導してきたのだから、自分がいなくても乗組員たちがいれば問題はないのだと。カルーソはその答えにまたしても失格を告げるが、ルチアともうひとりの医長はそれがベストな答えだと認識し、アンドレアは試験をパスすることができた。

■次回:第8話「青い犬」あらすじ
新型コロナウイルスが猛威をふるっていた2020年3月。次々と搬送されてくる患者に医師たちは多忙を極めていた。その中にはガブリエルの故郷エチオピアからやってきた女性もいた。入院中のロレンツォも状態が悪化し重篤な状態に…。集中治療室を空けるため、安定してきた患者をいったん一般病棟に移したが急変してしまう。日ごとに死者が増える状況にアンドレアたちも精神的に追いつめられてゆく。

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■キャスト
アンドレア・ファンティ:ルカ・アルジェンテーロ(声:安元洋貴)
ジュリア・ジョルダーノ:マティルデ・ジョリ(声:沢城みゆき)
アニェーゼ:サラ・ラッザーロ(声:日髙のり子)
エンリコ・サンドリ:ジョヴァンニ・シフォーニ(声:関俊彦)
リッカルド・ボンヴェーニャ:ピエルパオロ・スポッロン(声:大河元気)
アルバ・パトリツィ:シルヴィア・マッツィエリ(声:上杉華子)
エリザ・ルッソ:シモーナ・タバスコ(声:葉山那奈)
ガブリエル・キダーネ:アルベルト・ブバカル・マランキーノ(声:野澤英義)
ロレンツォ・ラッザリーニ:ジャンマルコ・サウリーノ(声:佐藤拓也)
カロリーナ・フィンティ:ベアトリーチェ・グランノ(声:廣田悠美)
チェチーリア・テデスキ:アリーチェ・アルクーリ(声:小林ゆう)
ダミアーノ・チェスコーニ:マルコ・ロセッティ(声:高橋広樹)
テレーザ・マラルディ:エリーザ・ディ・エウザニオ(声:斉藤あんり)
ラッザリーニ:ジャンマルコ・サウリーノ(声:佐藤拓也)ほか

原題:DOC - NELLE TUE MANI
制作:2022年 イタリア

【放送予定】 総合 毎週日曜23時 2023年9月17日スタート!
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:イタリア語)字幕放送有り]

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