SF9ロウン、チョ・イヒョンの膝枕にドキドキ?!「婚礼大捷」第1・2話ハイライト映像とあらすじ、見どころ

2023年11月04日01時00分ドラマ
画像:YouTubeよりキャプチャー

30日午後に放送されたKBS2新月火ドラマ「婚礼大捷」(脚本ハ・スジン/演出ファン・スンギ、キム・スジン)第1話は、ニールセンコリア基準で全国4.5%の視聴率を記録し、初回放送から月火ドラマ1位を占めた。YouTubeにて公開された第1話と第2話のハイライト映像共にあらすじと見どころを紹介しよう。<ネタバレあり>



「婚礼大捷(原題)」は、朝鮮王朝時代を舞台に、若くしてそれぞれ配偶者を亡くしたシム・ジョンウ(ロウン)とチョン・スンドク(チョ・イヒョン)が力を合わせ、未亡人と寡夫を出会わせて婚礼大作戦を繰り広げるラブコメディだ。

初回はシム・ジョンウ(ロウン)とスンドク(チョ・イヒョン)の置かれている状況と、2人の最悪な出会いがコミカルに描かれた。視聴率3.6%を記録した第2話では、ジョンウが王命を受けてメン博士の3人の娘を婚姻させるべくスンドクに協力を求めるという展開だった。

前作「この恋は不可抗力」でもコミカル演技を披露したジョンウに扮するロウン。「恋慕」に続く時代劇となる本作では、27歳のロウンが5歳年下のチョ・イヒョンに完全に手玉に取られてしまう姿が何とも滑稽。小説『奥方の私生活』を手に生唾ごっくんや妄想を膨らませる様子も面白く、しゃっくりをしてしまう姿は子供のようで笑える。またロウンが随所で四字熟語を使って教えを垂れる姿は“うっぷんに満ちた儒教ボーイ”というキャラクターに説得力を加えている。2話ではロウンがチョ・イヒョンに膝枕をしてもらうシーンもあるのでお見逃しなく。

ロウンに死刑宣告をする王を演じたのはチョ・ハンチョル。「100日の郎君様」に続く王様役だ。前作では力なき王イ・ホだったが、果たして本作ではどんな王様を作り出すのか?

■キャスト
シム・ジョンウ役:ロウン
チョン・スンドク役:チョ・イヒョン
パク・ソヒョン役:パク・ジヨン
王様役:チョ・ハンチョル
チョ・ヨンベ役:イ・ヘヨン
 ほか

■第1話「半分だから」
最年少かつ首席で科挙(役人登用試験)に合格するほど秀才シム・ジョンウ(ロウン)は王女に見初められ、“王女の男”いわゆる駙馬(プマ)に選ばれた。しかし婚礼当日に王女が急死し、独り身になってしまった。

※駙馬:王女の夫(王の娘婿)。詳しくは【韓流コラム】“揀択(カンテク)”で解説。

朝鮮の法によって王女が亡くした駙馬は再婚も、妾も迎えられない。彼は8年間強制的に貞操を守らなくてはならない朝鮮最高の“うっ憤男”に命名された。自由の身を夢見て、何度も婚姻無効の上訴をあげたが受け入れられなかった。

そんなある日、ジョンウはチョン・スンドク(チョ・イヒョン)と道で遭遇。荷物持ちとぶつかりそうになったジョンウは彼女に助けられときめく。その後、書店で小説『奥方の私生活』を手に取ったジョンウは、その大胆な内容に当惑しながらも先ほど助けてくれたスンドクを連想してしまう。そこにスンドクが本人が来店し慌てるジョンウ。

小説を巡って言い合いをするジョンウとスンドク。人妻にちょっかいを出したと思われ、誤解を解こうと「私を誰だと思っているのか」というジョンウ。すると「どなたなのかわかりませんが、『もしかして惚れたのかな?』と誤解するしかなくて」と一蹴するスンドク。言い返そうとするがしゃっくりが出てしまうジョンウ。そんな姿を見て「恋愛の1つもしたことのない堅物が私に勝とうと?可愛いね」と鼻で笑って立ち去るスンドク。

実はスンドクは左議政の2番目の嫁だが新婚6か月で夫が死去し寡婦になっていた。夜は両班の嫁、昼間は仲人である放物屋の客主ヨジュ宅として二重生活を送っていた。小姑のチョ・イェジン(オ・イェス)だけはスンドクの二重生活を知っており、何かとフォローしてくれる。彼女に「なぜ仲人をするのか」と聞かれたスンドクは「トキメキとお金のため」と答える。

※客主:商店や旅客の主人。元々は各地をまたにかけて活動する行商人“客商”の主人のこと。詳細はこちらで。

スンドクと別れた後のジョンウは一晩中胸が痛み、彼女に誤解されたためだと勘違い。彼女に会ったジョンウは「私は···君に惚れた」と突然の告白でスンドクを仰天させる。言い間違いに気づきすぐに「私はあなたに惚れていない」と訂正する。呆れたスンドクは「旦那様が私に惚れていないと記憶を訂正します」ととりあえず謝り、今後は目につかないようにすると立ち去る。その帰り道、ジョンウは突然義禁府に捕縛され、大罪人に仕立てられ王に死刑を宣告されてしまい…。

YouTube|KBSdrama「第1話ハイライトシーン」



■第2話「愛が降りてきた」
王(チョ・ハンチョル)は世子の婚姻を防ぐ名分を提供したという罪で、ジョンウに賜薬(毒薬を下賜されて自殺を命じられる)を下そうとする。許しを請うジョンウに「世子を婚姻させる方法を考えるよう」最後のチャンスを与える。「世子を婚姻させる方法は簡単。怨女と曠夫の問題を言い訳にして世子の婚姻を防いだので、怨女を無くしたら解決できます」と請け負うジョンウ。すると王は、メン博士の3人娘を2ヶ月内に婚姻させるミッションをジョンウに与え、成功すればジョンウの上訴を前向きに考え、失敗すれば賜藥を下すと告げる。

※朝鮮時代に未婚で年をとった女性を「怨女(ウォンニョ)」、男性を「曠夫(クァンブ)」と呼んだ。「100日の郎君様」ではナム・ジヒョンが最高齢怨女と揶揄された。

問題はメン博士の娘3人が“難攻不落のお嬢さんたち”として有名であること。ジョンウは噂の朝鮮最高の仲人ヨジュ宅=スンドクに頼もうと会いに行く。話を聞いて闘志を燃やすスンドクだが、ジョンウと絡みたくないという気持ちから依頼を断る。「客主たちが君ならできると言っていたが、私は御史(王からの密命を受けた)だし、今回の怨女掃討は王命で行うものだ」と説明。「怨女の掃討!?怨女が山賊ですか?あなたのように考える方の媒酌依頼は受けません」と突っぱねる。ジョンウはしつこく追いかけて頼むが無視される。

ジョンウがメン博士宅を訪ね長女メン・ハナ(チョン・シネ)に会うが、彼女も母親も婚姻を望んでいないと言う。ところがこの状況を見ていた三女サムスン(チョン・ボミン)は、自らスンドクを訪ねて長女と次女ドゥリ(パク・ジウォン)の媒酌を依頼する。実は三女は婚姻がしたいのだ。「姉さんたちが婚姻しないと、私も婚姻できないから、あなたに会いにきた」と伝える。スンドクはサムスンの頼みを聞いてやることにする。

YouTube|KBSdrama「第2話ハイライトシーン」

ロウン主演のKBS2新ドラマ「婚礼大捷」は毎週月、火曜日の21:45に放送される。

KBS2「혼례대첩」番組サイト

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