Netflix「無人島のディーバ」第3−4話:憧れの歌姫が我が家に!パク・ウンビンとキム・ヒョジンの人生再起を賭けた挑戦が始まる

2023年11月06日23時00分ドラマ
『無人島のディーバ』 NETFLIXで独占配信中

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のパク・ウンビン主演のtvN新土日ドラマ「無人島のティーバ」。日本でも10月28日からNetflixで独占配信を開始した。

第3話と4話では、ブームの過ぎた歌姫ランジュと、その熱烈なファンであるモクハが意気投合し、再起を賭けた挑戦を繰り広げる様子が描かれた。気になるあらすじを見てみよう。(ネタバレ)
【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】

tvN新土日ドラマ「無人島のディーバ」は、15年ぶりに無人島から救助された歌手志望のソ・モクハ(パク・ウンビン)のディーバ挑戦記を描いた物語だ。



■キャスト
ソ・モクハ役:パク・ウンビン(中学時代:イ・レ)
ユン・ランジュ役:キム・ヒョジン
カン・ボゴル役:チェ・ジョンヒョプ
カン・ウハク役:チャ・ハギョン
イ・ソジュン役:キム・ジュホン
チョン・ギホ役:ムン・ウジン
チョン・ボンワン役:イ・スンジュン
 ほか

■第3話「クーラーボックス VS ドローン」
15年前、ランジュ(キム・ヒョジン)と契約したおかげで小さい事務所から、彼女の名を関したRJエンターテインメントに成長させたソジュン(キム・ジュホン)。一方、ランジュは仕事もなく、半地下の部屋で、ファンクラブ会長夫婦に毒を吐かれながらも冴えない生活を送っていた。こうして辛くも掴んだ地方でのローカルイベント出演でモクハ(パク・ウンビン)に助けられたランジュは、彼女が15年前に姿を消したあのモクハであることに気づき、彼女だけのためにファンミーティングを開くと、当時ソウル駅まで迎えに行っていたことや、現れなかったモクハの代わりにモレという少女をデビューさせたことを明かした。

もしも事故がなければモクハが栄光を掴んでいたかも知れないと腹を立てるウハク(チャ・ハギョン)。憧れの歌姫に出会えたモクハと、今や珍しい熱烈なファンと出会えたランジュはすっかり意気投合。無人島にいた時に人生に絶望して自ら命を絶とうとしたことを打ち明けたモクハ。彼女を救ったのはクーラーボックスに入っていた賞味期限切れのインスタントラーメンだった。彼女の逞しさに感心したランジュは、自身が声帯結節で思うように歌えなくなった事を明かし、モクハの登場こそ彼女にとってのクーラーボックスだったと明かした。モクハは大人になって初めての酒をランジュから教わることに。

翌朝、散らかった部屋で目を覚ましたランジュに徐々に衝撃的な記憶が蘇る。イベントで稼いだギャラを全てウハクの両親に家賃として納めた彼女は、更にアルバム売上2000万枚を超えて事務所の大株主になったらモクハを大スターにしてやると豪語し、ソジュンにもオーディションを開けと命令。我に返ったランジュは嘘でもいいからオーディションを開いてほしいとソジュンの説得に成功するが、モクハらもそれを聞いてしまう。かつては怖いものなんてなさそうだったランジュがいつからか悩みだらけに見えて心配になるモクハ。

その頃、ボンワン(イ・スンジュン)は、15年前に家庭内暴力を暴露して社会的に破滅に追い込んだまま行方をくらませた息子ギホが、生還したモクハに会いに来ると睨み、彼女を島に連れてきたウハクの名刺を手に入れ彼に接近を試みる。

イベントでの歌声が話題になりランジュに番組オファーが舞い込むも、ソジュンが意図的に仕事を拒否している事を知ったボゴル(チェ・ジョンヒョプ)。緊張しながらオーディションに向かったモクハだが、ソジュンは彼女の年齢を指摘してオーディションの代わりにランジュのマネージャーをさせてはどうかと提案。モクハは再び仄暗い水の底へ叩き落された気分に傷つきながらも、ソジュンが何かを恐れてランジュを騙し続けていることに気づくと、マネージャーになることを承諾。ランジュにはある事実を伝えた。

投資会議に乱入したランジュは、残りの契約期間6ヶ月で8万5千枚のセールスを達成して事務所の株を半分手に入れると宣言し、ソジュンを小心者と一蹴。マネージャーとなったモクハもセールスを達成してランジュを大株主にしてからオーディションを開催してもらうと意気込み、出演交渉に難航していたボゴルとの間で出演準備を進める。豪語はしたものの成功する自信を持てなかったランジュも、モクハが思わぬ大仕事を持ち帰ってきたことでやる気を取り戻す。番組で代わりに歌うことを提案されて困惑したモクハは、ギホがランジュを尋ねていたことを知り、ランジュが彼の言葉に着想を得て作詞した曲を歌うことに。

※この回の視聴率と韓国での反応などはこちら⇒ギホの“必ず抱きしめてあげて”とパク・ウンビンが歌う「その日の夜」にSNS号泣!



■第4話「2008 VS 2022」
往年のスターをピックアップする「N回目の全盛期」出演を決めたランジュ。番組でギホについて話したいと願い出るが、ボゴルに反対されてしまう。彼のモクハへの嫌味はエスカレートしていく。お金を貯めるためにハジョンの美容室でも仕事を始めたモクハ。ギホがどうして会いに来ないのかと不安を相談し、ウハクは自分が過去の記憶を失っていることを打ち明けた。

番組放送が近づく中、大規模なステージセットに圧倒されたモクハ。ランジュは敵対したはずのソジュンが衣装から差し入れまで協力的なことに驚く。リハーサルが始まり、モクハがランジュの影武者であることに気づいたボゴル。初週の放送で過去最高視聴率を記録し注目を集めたランジュは番組でギホに呼びかける。すると、ウハクのもとにギホから花束が届き、モクハは待ち合わせのソウル駅に飛び出していく。話を聞いたボゴルも異変に気づきモクハのもとに急ぐ。自分はギホじゃなかったと思った矢先に過去のトラウマがフラッシュバックし倒れたウハク。花束の送り主がボンワンだったことに気づき、ウハクもモクハのもとへ急ぐ。

待ち合わせ場所で期待に胸を弾ませるモクハの前に現れたボンワン。逃げ出したモクハを救ったのはボゴルだった…。その頃、ソジュンのもとを訪れたランジュは彼からの謝罪に心を許しそうになるが、ランジュが大株主になれないように市場からCDを全て回収したことを知り、ショックを受ける…。

※この回の視聴率と韓国での反応などはこちら⇒視聴率5.6%→8%急上昇で完全1位!

■見どころ
再起や夢への挑戦、行方不明の友人探し、記憶を失う前の自分探しなどさまざまな要素がうずまき出した本作第3話では、モクハが憧れの歌姫ランジュと意気投合し、更には同居を始めるというまるで夢のような展開が視聴者の心を躍らせた。

15年前にランジュと組んで事務所を急成長させた社長ソジュンも再登場。かつてランジュと交わした契約を反故にしようとするなど、悪どい人物として描かれた。第1話で登場した時はランジュに対して仕事以上の感情を抱いているような印象を受けたので、そのギャップに驚かされるも第4話では二人が再びただならぬ雰囲気に。二人の間柄も物語の重要な核になりそうだ。

確かな実力を持ちながらも、無人島生活を余儀なくされて夢を掴むタイミングを逃したモクハはもう一度夢を追いかけるため、ランジュは往年の名声を取り戻し、モクハのデビューを認めさせるために一丸となって挑戦していく姿が期待を膨らませた。

そして物語の重要な核になるギホの行方に関しても進展があった。第4話でのウハクのフラッシュバックから、今のところ記憶を失ったウハクがギホである可能性が高いが、弟ボゴルも何かを知っていそうな素振りを見せ、好奇心を掻き立てる。そして早くもギホを探し回る父親ボンワンがモクハの前に現れ、鳥肌もののサスペンスやホラーの要素まで追加されてしまったのだから、もう物語から目が離せない。

そして、ランジュがステージを成功させた直後のシーンでは「悪霊狩猟団:カウンターズ」シリーズのウィゲン役でおなじみのムン・スクが登場。まるでランジュのように振る舞う彼女の正体は何者なのか。

大注目を集めながらもCDを売り上げる方法を奪われてしまったランジュらがどう逆境を乗り越えていくのか。そして、モクハがいない空白の15年間に、それぞれの登場人物に何が起きたのか。この二つが今後のストーリーの重要なキーワードになるのは間違いない。

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」では自分らしく生きることを素敵に見せてくれたパク・ウンビンが、現実に疲れたあなたに贈る、超現実のドラマ「無人島のディーバ」は、10月28日(土)からNetflixにて独占配信開始した。

■スタッフ
監督:オ・チュンファン
脚本:パク・ヘリョン
原題:무인도의 디바(無人島のディーバ)

YouTube公式予告動画

【作品詳細】【関連・各話のあらすじ】

kandoratop