鈴木亮平の涙にもらい泣き!「下剋上球児」南雲の過去がわかった第5話のネタバレと次に進むための第6話予告
南雲(鈴木亮平)が卒業できなかったのは履修登録ミス!教師ではないという南雲に「僕にとっては先生です!」と強く言い放った根室(兵頭功海)の言葉に感動!TBS、2023年11月19日(日)21時から日曜劇場「下剋上球児」第6話を放送。山住(黒木華)の過去にも何か?予告動画は番組公式サイトで公開されている。
日曜劇場「下剋上球児」の第5話が11月12日に放送された。12日の放送は野球シーンは少なめだったが、南雲(鈴木亮平)の生い立ちや教師への思い、そして「なぜ大学を卒業できなかったのか」の謎を描いた。南雲が小学校時代に一緒にいてくれて南雲を育ててくれた寿(渋川晴彦)や野球の楽しさを教えてくれた賀門(松平健)たちの姿を見て教師を目指す。しかし、経済的な理由で大学への進学は最初は断念し、いちど社会人になってから大学へ進んだ。それだけの熱い思いがありながら、なんと受ける授業を登録する際の履修でミスを犯してしまった。単位不足になってしまう。それなのに、教師と偽った人生は動き出す。
教師になりたい熱い思いがあり、教員免許も取得目前、勤務地も内定していただけに、履修ミスをしたことがわかったときの悔しさは計り知れないと思われる。鈴木亮平が演じたことで、「どうしようもないミス」だったのだと感じさせられる。ちなみに、「下剋上球児」にはモデル校やモデルとなっている監督がいるが、このモデルの東監督は一度社会人担った後大学に行き直してはいるが、きちんと大学は卒業している。モデル校である三重県立白山高校は東さんが監督に就任した際には部員が4人、その前から予選の初戦敗退が続いていて、監督が就任して数年で甲子園出場を果たしている。
11月19日に放送される第6話はどうしても南雲にもどってきてほしい学生たちが行動にでる。第5話のラスト、南雲の家に寝泊まりを始めた根室(兵頭功海)につられるように学生たちが南雲家に集まる。卒業している日沖誠(菅生新樹)も差し入れをもってやってくる。そこで楽しそうに話しをする学生たちをみて、南雲は涙してしまう。学生はそんな南雲をどうしても野球部に復活させようと、署名運動を始める。さらに初戦に勝ったら戻ってきてほしいと懇願し、一勝をもぎとるべく練習に精を出す。
第5話で新監督としてサプライズ登場した町田啓太だが、スカウトに失敗し、野球部も弱くなってゆく中、解任されるため登場は第5話に限られた。第6話では山住(黒木華)の過去も話題になるのだが、いったいどんな秘密があるのか?
■第5話ネタバレあらすじ
南雲(鈴木亮平)は教員免許を持っていなかったことで警察に自ら出頭した。野球部員たちは信頼していた南雲が無免許で教師をしていたという衝撃の事実に驚き、複雑な思いを抱える。混乱の中、校長の丹羽(小泉孝太郎)や山住(黒木華)は保護者たちの対応に追われていた。保護者たちは学校の責任問題を追及し、厳しい言葉を投げつけるが、根室柚希(山下美月)だけは南雲を信頼しているという。
南雲も在宅で取り調べを受ける。美花(井川遥)の東京行きについていかなかった青空(番家天嵩)は周りからいろいろ言われてしまう。南雲は担当弁護士たちに、教師を志すきっかけとなった幼少期からの経験や、教師になってからの日々について語る。南雲の父親はギャンブルに狂い、南雲や母を置いて出て行く。さらに母親も出て行ってしまった。そんな南雲を助けてくれたのは小学校の担任の教師・寿(渋川晴彦)だった。家に引き取ってくれて勉強以外のこともいろいろ教えてくれた。中学に進んだ南雲は中卒で働こうと思っていたが、周りの教師や大人に助けられて進学できた。高校で出会ったのは賀門(松平健)だ。
社会人になった後も教師になりたい夢を捨てられず、大学に進学する。卒業できなかったのは単位不足、履修科目がたりていなかったのだ。しかし、それを偽って赴任すると早速生徒指導を任される。パパ活をしている問題児の越前(新井美羽)の担当になり、なんとか普通のバイトをするようにさせることに成功した。その時の越前の笑顔を見ながら、自分が本当の教師だったらどんなによかっただろうと思ったという。
そんな中、激怒した犬塚(小日向文世)は強豪校から野球指導のできる新監督・塩尻(町田啓太)を山住に相談もなく決めてしまった。塩尻は学生の指導はせず、来年の1年生となる中学生のスカウトばかりやっている。部はだらけた雰囲気がで始め、サボる生徒が出始めた。
山住は南雲の家に行き、窮状を訴える。練習をみてくれるのは賀門が紹介してくれたコーチが月に1度程度という。塩尻にも頼れない。南雲は暇な時間に練習メニューを考えて書きためていた。それを山住に渡す。
結局、塩尻は有力選手をスカウトすることはできなかった。2年になった根室(兵頭功海)を外野にコンバートすると言い出す。そのことを山住とコンビニで話していたのだが、偶然そこに根室がいて聞いてしまった。根室は落胆して、南雲の家にグローブを返しに行く。バイトの時間を増やすと南雲に話すと、南雲は「周りを頼れ」という。そんな南雲に「先生は」と話しかけるが、南雲が先生ではないと否定する。しかし「僕にとっては先生です」と言った。
その夜遅く、柚希が弟が帰ってこないと南雲家に来る。海におちたかもと漁協にも連絡したという。南雲も必死で根室を探す。実は根室は疲れ果てて電車でねてしまい、その電車が車庫に入ってしまったため、ずっとそこにいたのだ。バイトを辞めるように柚希は言うが、根室は家の経済状況を知っているために首を縦に振らない。そんな根室をみて、柚希と根室がよければ南雲の家に泊まるといいを勧めてくれた。
根室は南雲の家で寝泊まりするようになる。すると、野球部の部員たちも集まってきた。みんなで楽しく試合の話をしていると、自分の過去を思い出して南雲は涙する。そんな南雲を学生たちはみな見ていた。
南雲の送検が決まった。これで起訴されるか、不起訴になるかが決まる。その頃、犬塚は塩尻がなにもしないと監督を首にしていた。監督が不在の中、山住は野球経験がなくても監督になれるだろうかと賀門に相談をしていた。
■第6話あらすじ
ついに南雲(鈴木亮平)の事件が検察に送致されることになった。果たして南雲に下される処分はいかに・・・。
そんな中、南雲と青空(番家天嵩)は東京の美香(井川遥)の仕事場を訪ねる。久々の再会に喜ぶ南雲家だったが、そこには美香の元夫である晴哉(大倉孝二)の姿もあった。
一方野球部では、南雲の後任監督(町田啓太)が、新人を一人もスカウトできなかったことを理由に犬塚(小日向文世)によって解任され、山住(黒木華)が自ら新監督に申し出る。
そして迎える夏の予選を迎える。気を引き締める部員たちだったが、相手高校の五十鈴高校野球部員から、横浜にいた頃の山住に関するある噂を聞かされる――。
TBS 2023年10月15日スタート。毎週日曜日21時放送「下剋上球児」。出演:鈴木亮平、黒木華、井川遥、小日向文世、生瀬勝久、松平健、小泉孝太郎、明日海りお、山下美月(乃木坂46)、きょん(こっとん)、伊藤さゆり、大倉孝二ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@gekokujo_kyuji」。
◇TBS「下剋上球児」番組公式サイト
【2023年秋ドラマ紹介】【関連記事・各話のあらすじ】