松岡昌宏「家政夫のミタゾノ6」第6話ラストで醍醐虎汰朗が闇落ち?ネタバレと第7話予告

2023年11月15日11時28分ドラマ
ⓒテレビ朝日

11月14日(火)に松岡昌宏主演「家政夫のミタゾノseason6」(テレビ朝日系)第6話が放送され、久しぶりのバッドエンドと醍醐虎汰朗の「ざまぁ」発言が話題に。第7話のゲストは、丸山智己、映美くらら。予告動画は番組公式サイトに公開、TELASAで全シーズン一挙配信中。

「家政夫のミタゾノ」は、松岡演じる女装した大柄な家政夫・三田園薫(通称:ミタゾノさん)が、派遣された家庭・家族の内情をのぞき見し、そこに巣くう“根深い汚れ”までもスッキリと落としていく、痛快“のぞき見”ヒューマンドラマ。



11月14日に放送された第6話では、商店街のシャッターが降り、秋祭りが中止になってしまうほど廃れてきた町で史上最年少の町長立候補者の家にミタゾノと実優が派遣される。令和の若者たちと、昭和の年寄りたちが和気あいあいと選挙活動をしていたのだが、選挙前日に様々な妨害工作が…。すべては選挙資金の500万円を持ち逃げしたシノッチこと太一郎の幼馴染・篠原のせいと思われたのだが、実は支援者のほとんどがライバルの石黒に買収されていたことが選挙開票後に明らかになる。

お世話になった町の人たちのために…と純粋な気持ちで選挙に出た太一郎は、自分を支えてくれていた人たちが本当は私利私欲のために動いていたことを知り絶望。それでも、幼馴染のシノッチだけは彼を裏切らず、便利屋に取り上げられてしまった500万円もきっちり取り返して戻ってきた。

そしてラスト。裏切られたにも関わらず、太一郎は自分を育ててくれた商店街の人たちへの恩返しのため、シノッチとともに「ホスピス」を始めることに。どこまでも町の人のためにと理想を追い求める姿に実優や家政婦紹介所の面々も感嘆する。ところが、ミタゾノが太一郎の元に請求書を届けに行くと、彼の口から、町の人たちを最期に看取る時「ざまぁねぇな」ということに決めているという、なんとも怖ろしいセリフが…。支援者たちに対してミタゾノが発した「“志”は下心」というセリフがオーバーラップしてくる。

結局全員「悪人」、とミタゾノは太一郎に背を向けて帰っていき終演。久しぶりのバッドエンドなのだが、果たして本当に太一郎を「悪人」と位置づけてしまってよいのだろうか?たった一言を告げるため、嫌いな相手の介護を続けることなど、どんな善人でも難しいこと。むしろ悪人になりきって、いつか「ざまぁ」を言ってやるんだという気概をもってホスピスを始めるのだという意味で、ミタゾノに告げたのではないだろうか。そう遠くない未来。逃げずに戦う太一郎の周りに、こんどは本当の支援者たちが集まっている気がする。

次回11月21日に放送される第7話では、山奥にポツンと建つ一軒家で子供たちとともにサバイバル生活を送っている親子の元にミタゾノと光が派遣される。IT企業の社長で自給自足の生活を送る矢崎智役で丸山智己が、矢崎の妻・みゆき役で映美くららが、謎の男・金子役で渋谷謙人がゲスト出演する。

■第6話 ネタバレあらすじ
竹和町の町長選挙に立候補している小杉太一郎(醍醐虎汰朗)の家に派遣された三田園薫(松岡昌宏)と矢口実優(桜田ひより)。当選すれば「25歳の史上最年少町長」となる太一郎は、地元・竹和町商店街の復活を政策に掲げており、商店街を潰し、大規模再開発を推進する現職の石黒潤三(福田転球)と対立していた。

投票日を明日に控え、てんやわんやの太一郎宅。到着した三田園たちが目にしたのは、太一郎の選挙を手伝う山瀬千尋(北村優衣)ら若手の移住者たちと釜本信男(泉谷しげる)ら商店街の店主、令和と昭和が入り混じり一丸となって選挙活動にのぞむ活気に満ちた選挙活動の様子だった。

どの店にもシャッターが降り、恒例の祭りも中止になってしまうほど廃れている竹和町商店街だったが、町の人々は一丸となって町おこしと太一郎の当選に力を尽くしているよう。幼い頃、シングルマザーの母との暮らしを商店街の人々に支えられた恩のある太一郎は、町長に当選したあとは、竹和町を盛り上げる政策を沢山掲げていた。

実優は、太一郎と千尋がいい雰囲気で話す現場も目撃。今はつきあっていないようだが、どちらも想いを寄せている様子。

そんな中、太一郎の家から現金500万円が入ったカバンがなくなる事件が勃発する。太一郎の幼馴染で手伝いをしているの篠原(菊池宇晃)が、配布するチラシが入ったカバンと取り違えて持って行ってしまったものかと思われたが…。

太一郎が篠原のアパートを訪ねると、なんと篠原は窓から逃げ出し、現金が抜かれて空になったカバンだけが置かれていた。

篠原の裏切りを仲間たちに言い出せず、カバンに新聞紙を詰めて誤魔化し自宅へ戻った太一郎のもとへ、対立候補の石黒が訪ねてくる。選挙資金に困っている太一郎を手助けするといい、商店街を潰して建設する高層マンションへの入居をダシに鞍替えを打診する石黒。

「この町に恩返しがしたい」と太一郎は石黒の誘いを跳ねのける太一郎だったが、その後も小杉陣営への嫌がらせが頻発。揃いのTシャツが泥で汚されたり、選挙カーのタイヤをパンクさせられたり…。実優は、選挙資金を持ち逃げした篠原が石黒側に寝返り、嫌がらせを仕掛けてきているのではないかと推測する。

それでもなんとか体制を立て直し、最終日の選挙活動は終えることができた。選挙事務所に集まり開票速報を見守る支援者たち。ところが、結果は石黒の圧倒的な優勢で…。千尋と太一郎は落胆するが、なぜか釜本ら商店街の人達は胸をなでおろす。

実は商店街の店主たちは、石黒にタワマン最上階に住む約束をとりつけており、若手移住者たちは石黒の手先だったのだ。さらに商店街の店主たちが太一郎と母に何かと手を差し伸べてくれたのは、母に惚れて口説いていたからだということが、三田園が見つけたラブレターによって明らかになる。

さらに、選挙に落選しお金まで持ち逃げされた太一郎に興味を失った千尋も去って行った。支援者たちに裏切られ、絶望する太一郎の元に現れたのは、着服したはずの500万円を紙袋に入れてもってきた篠原だった。

篠原は自分がチラシを配るより便利屋に依頼したほうが効率がよいだろうと頼んだところ、チラシと間違って現金を渡してしまった。自分でどうにかしようと飛び出し、その後なんとか便利屋を見つけて取り戻し、やっと太一郎の元にやってきたのだった。

その後、選挙には落選したものの、太一郎は地元に残り、篠原と一緒にホスピスを始めることにしたという連絡が入る。三田園が請求書を届けに行くと、太一郎は町の人たちの最期を看取る時、「ざまぁねぇな」と告げると決めているは腹黒い笑みを浮かべた。

三田園は一礼して太一郎に背を向けると「全員悪人か…」とつぶやく。

■第7話 あらすじ
「70歳以上は社会のコスパが悪くなるから日本から追い出せ」という発言で炎上したITベンチャー企業の社長・矢崎智(丸山智己)。アイドルとの不倫疑惑をスクープされて以来、表舞台から姿を消し、山奥にポツンと建つ一軒家で暮らしていた。そんな矢崎の妻・みゆき(映美くらら)からの依頼で、共に矢崎の自宅を訪ねることになった三田園薫(松岡昌宏)と村田光(伊野尾慧)。矢崎は不倫疑惑報道があった後、みゆきとは離れて子どもたちと一緒に山で暮らしていたのだが、最近急に連絡が取れなくなったというのだ。車で山奥の矢崎の自宅へ向かうも、途中で迷ってしまった3人。挙げ句、通りがかった村人には、「通行禁止の道に勝手に入るときのこの神様に呪われて神隠しにあう」と脅されてしまう!ようやくたどり着いた家で、想像していた以上にのびのびとアナログな暮らしをしていた矢崎と子どもたち。謎の男、金子孝弘(渋谷謙人)がそんな矢崎たちの様子を山の中から何者かが撮影していた!

テレビ朝日「家政夫のミタゾノSeason6」は10月10日(火)21時スタート。/主題歌:Hey! Say! JUMP「それぞれ。」/出演:松岡昌宏、伊野尾慧(Hey!Say!JUMP)、桜田ひより、平田敦子、しゅはまはるみ、余貴美子/第6話ゲスト:醍醐虎汰朗、福田転球、北村優衣、泉谷しげる、菊池宇晃 ほか。番組公式Twitterアカウントは「@mitazono_desu」。番組公式instagramアカウントは「@mitazono_desu」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「家政夫のミタゾノSeason6」番組公式サイト

【2023年秋ドラマ紹介】【関連記事・各話のあらすじ】