再び視聴率更新!Netflix「無人島のディーバ」第7−8話:遂に再会を果たしたパク・ウンビン!ギホの正体に視聴者騒然
無人島から奇跡の生還を果たした主人公が歌手の夢を追いながら、生き別れた同級生を探すパク・ウンビン主演のtvN新土日ドラマ「無人島のディーバ」。第7話と第8話では遂に視聴者の予想を裏切る形でギホの正体が明らかになり、主人公モクハとの再会を果たした。気になるネタバレあらすじと見どころをチェックしてみよう。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
tvN新土日ドラマ「無人島のディーバ」は、15年ぶりに無人島から救助された歌手志望のソ・モクハ(パク・ウンビン)のディーバ挑戦記を描いた物語だ。
■キャスト
ソ・モクハ役:パク・ウンビン(中学時代:イ・レ)
ユン・ランジュ役:キム・ヒョジン
カン・ボゴル役:チェ・ジョンヒョプ
カン・ウハク役:チャ・ハギョン
イ・ソジュン役:キム・ジュホン
チョン・ギホ役:ムン・ウジン
チョン・ボンワン役:イ・スンジュン
ほか
■第7話「ソ・モクハ VS ウン・モレ」
真実を知りたがるウハク(チャ・ハギョン)にハジョン(ソ・ジョンヨン)との馴れ初めを語り始める父サンドゥ(イ・ジュンオク)。村の役所で働いていた彼は、母子ともに家庭内暴力に傷つき、改名を希望するハジョンを放っておけず、当時村で消息不明になっていた一家の名前を勝手に使って改名していた。父は更に4人の本当の名前を語りだす…。ギホの正体はウハクではなくボゴル(チェ・ジョンヒョプ)だった。
テレビ局では、番組でランジュ(キム・ヒョジン)が勝てば口パクを謝罪し、無人島から生還したモクハ(パク・ウンビン)がステージに立つと話題に。突然の条件変更に抗議するソジュン(キム・ジュホン)にも動じないボゴル。ランジュは口パクがバレていたことに動揺し、モクハ(パク・ウンビン)に心無い発言をしてしまうが、最後はモクハにステージを譲ることを決意、渡された謝罪文の台本を見て人知れず涙を流していた。それを見たソジュンもまた人知れず彼女を気遣う。。一方モレ(ペ・ガンヒ)も長い間劣等感を抱いてきたモクハとの対決になることに不安を抱いて周囲に当たり散らす。
ウハクはモクハに真実を打ち明けようとするが、いつもとは違うメイクでリハーサルに追われる彼女を見てタイミングを逃してしまう。モクハはボゴルが大学時代に無人島清掃サークルを立ち上げていたことを知る。更にステージ演出にかつてギホと見た故郷の海を感じるモクハ。
ランジュの謝罪とともに番組はモクハとモレの対決として幕を開けた。投票の結果、ステージに上がったモクハはこれまでの人生を振り返り一歩一歩を踏みしめる。夢を叶えたモクハを嬉しそうに見つめるボゴル(=ギホ)。トイレで鉢合わせしたランジュに悪態をつくモレ。しかし、ランジュは自分と同じ過ちを犯してファンを失わないようにと激励し、モレの心を動かした。
モクハの歌声はたちまち「無人島のディーバ」として話題になるが、彼女の晴れ舞台を違った気持ちで見つめる人々もいた。ボゴルに会いに行ったモクハは、兄弟の言い争いを聞いてしまい、直後にテレビ局の前で待ち伏せるボンワン(イ・スンジュン)を見つけると、何食わぬ顔をしてボンワンに挨拶し、執拗に「息子たち」を追うボンワンを責めるが、逆にもう一人の息子チェホ(=ウハク)もそばにいることを知られてしまう。ランジュがプレゼントを用意して待つ中、人知れずソウルを飛び出して田舎に向かうモクハ…。
誰も知らない田舎町で隠れ暮らそうとするモクハだが、放送を見た住民からはすぐに気づかれてしまう。兄弟もまた、SNSの目撃情報を見て、放送後のモクハの動向を全て把握していた。食堂でサインを求められて困惑するモクハの前に現れたボゴルは恋人かと尋ねられ「中学の同級生」と答えると、自分の正体を明かして、生きていてくれたことを感謝して抱きしめた…。
■第8話「ファン1号 VS ファン1号」
モクハを迎えに行く道中、チェホ(=ウハク)が記憶を失った経緯や、チュンサム島でモクハとの出会いを経て、再び家族の元へ逃げ延びた経緯を語り始めるボゴル(=ギホ)。そして、正体を打ち明けたボゴルは、モクハに隠れずに有名な歌手になれと背中を押す。ウハクの提案で両親も合流し、キャンプを楽しむ5人。楽しい時間を過ごすものの、ボンワンを恐れたボゴルは悪夢にうなされ、モクハも変装を徹底。
プレゼントを残して姿を消したランジュを探すモクハ。彼女は痴呆を患う母サンヒ(ムン・スク)のもとを訪れていた。一方、チュンサム島を訪れたボゴルは島の大人に挨拶。口の軽い刺し身やの店主はすぐにボンワンに密告してしまうが、これもボゴルの作戦だった。写真家だと偽り、ボンワンの目をチュンサム島に向けようとするボゴル。しかし、狙いがバレていると知って恐怖を抱き始める。
ソジュンに呼ばれたモクハは、手のひらを返したように契約を提案されるが、ランジュの売上達成が先決だと言ってマネージャー業に専念することを宣言するとソジュンやモレを牽制。ウハクの携帯からようやくランジュに電話がつながるが、電話を取ったのはサンヒさった。自身をランジュだと思いこんでいるサンヒはモクハに会いに老人ホームを抜け出してしまう。ようやくランジュに会えたモクハは勝手に姿を消したことを謝るが、事情を知らないランジュは逃げ出したモクハに失望し、売上達成を目前に控えながらも事務所に契約解除を願い出てしまう。
その頃、ボゴルは意を決して自らボンワンの自宅の扉を叩いていた…。
■見どころ
第5話では一家の驚愕の真実と共に、先週放送分で描かれた二つの場面の真相が明らかになった。まずひとつはボゴルの「本名を明かしたら家族が崩れる」という発言。そしてもう一つは、村の貯水池が干ばつで少しずつ干上がっていく場面だ。第5話では父サンドゥが家庭内暴力に苦しんでいたハジョンを守るために、当時失踪して捜索願いが出ていなかった家族の名前を勝手に使って改名したことが明らかになり、失踪した本来の「名前の持ち主」は蒸発したことになっている。恐らく、貯水池には彼らの遺体を乗せた車が沈んでいるのだろう。干ばつで水位が下がっているという発言があることから、本物が発見され、一家に危機が訪れる展開が予想できる。
そしてまたしても視聴者の予想を大きく裏切ったのは、ギホの正体だ。前回までは明らかにウハクがギホで、ボゴルは真実が明らかになるのを恐れている弟として描かれていたが、第5話冒頭でボゴルこそがギホだと明かされ衝撃を与えた。以降ボゴルのツンデレな行動や言動にはギホらしさが感じられるようになる。
また、これまで断片的に登場しては「私はランジュ」と微笑むムン・スク演じる謎の女性の正体も、痴呆を患っているランジュの母と判明。痴呆とは言ってもモクハの電話を受けるやいなやカンカン帽を被って電動車いすで軽やかに街を移動する姿はハイカラでチャーミング。彼女がランジュに渡そうとしていたものが何なのか気になるが、後に重要なキーワードになりそうな予感を漂わせている。
19日に放送された第8話は全国8.7%、首都圏9.4%の視聴率を記録し、番組開始以来の最高値をマーク。視聴者の関心の高さを裏付けた(視聴率はニールセンコリア調べ)。
ランジュの信頼を失ってしまったモクハ、凶悪な父に真っ向から立ち向かうボゴル…。物語は後半戦に差し掛かり、どんな予想外の展開が起きるのか目が離せない。
「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」では自分らしく生きることを素敵に見せてくれたパク・ウンビンが、現実に疲れたあなたに贈る、超現実のドラマ「無人島のディーバ」は第7話はtvNにて18日に放送、その後Netflixにて独占配信される。
■スタッフ
監督:オ・チュンファン
脚本:パク・ヘリョン
原題:무인도의 디바(無人島のディーバ)
◇YouTube公式予告動画
【作品詳細】【関連・各話のあらすじ】