マーロウ矢本・高橋克実vsホームズ右京・水谷豊の楽しき戦い!「相棒22」第6話ネタバレと第7話予告

2023年11月23日10時20分ドラマ
©テレビ朝日

久しぶりに登場したマーロウ矢本(高橋克実)の独特の雰囲気を懐かしがる人多数!右京(水谷豊)もマーロウとの推理合戦は楽しそう!「亀リーマン」にも反響多数!テレビ朝日、2023年11月29日(水)21時から「相棒SEASON22」の第7話「青春の光と影」を放送。伝説のボーカルの死には熟しすぎた友情が?予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「相棒SEASON22」の第6話が11月22日に放送された。高橋克実演じるマーロウ矢本が久しぶりに登場した。、老舗デパート蔵本屋の令嬢・里紗(潤花)から頼まれてホテルから事務所にかくまう。ホテルから逃げる時に役に立つからとスニーカーを用意する気配りを見せながらも、しっかり防犯カメラに写ってしまうところもマーロウ矢本のいいところだった。

マーロウ矢本はチャンドラー探偵社を経営している推理小説好きな探偵だ。右京(水谷豊)も認める切れ者なのだが、その雰囲気は表面上は見せない。「開店したばかりのバーが好きだ。静けさの中で味わう最初のカクテルの味は何物にもかえがたい」とマーロウが話したのに、右京が「ロンググッドバイの一節ですね。マーロウが親友と会う。あなたたちも、同じですか」と答えるくだりもあった。そんな矢本が右京の事を「ホームズ」と言っていたことをしった里紗が右京に助けを求めた第5話だった。

11月22日に放送される第6話では、金子昇が伝説のロックバンドのボーカル・矢崎役としてゲスト出演する。しかし、早々に殺されてしまうし、犯人捜しの途中で、矢崎の女癖が悪いところや曲を盗用している疑いがあるところ、さらには借金を重ねていたところがわかってしまう。それが原因で殺されたのか?右京と薫(寺脇康文)はどんな真実を掴むのか。

■第6話ネタバレあらすじ
「特命係の杉下右京(水谷豊)」を名指しで「17年前に起きた当時5歳の少女の誘拐事件の犯人は殺された。至急解明されたし」という特命の情報が寄せられた。その事件は、老舗デパート蔵本屋の令嬢・里紗(潤花)が、バレエ教室に迎えに来た運転手を装った犯人に、睡眠薬で眠らされて連れ去られた事件だ。結局、被害者の少女はすぐに救出され、犯人は投身自殺を遂げるという幕切れだったが、今回の情報提供は、その顛末に一石を投じるものだった。

挑戦状とも取れる投稿を受け、捜査に乗り出した右京は、薫(寺脇康文)と共に蔵本屋に向かうと、里紗の婚約発表を大々的に行うために一族が顔を揃えていた。しかし、会場のホテルでは、肝心の里紗が、何者かの手引きで会場を抜け出し、姿を消すという騒動が起きていた。里紗の父の慎吾(佐伯新)は電話で連絡があったので大袈裟にしないでほしいという。防犯カメラの映像から、里紗の脱出に関わっているのが私立探偵の矢木(高橋克実)だと右京は気づいた。

右京と薫でチャンドラー探偵社を訪ねてみる。矢本は「優秀な刑事と優秀な探偵は惹かれ合う運命にある」といい、暇だと嘘をつく。しかし、右京は机の上にあるホテルの案内図を見つけていた。

17年前の事件について右京は探る。犯人は蔵本屋の元従業員で使い込みがばれて解雇された人間だった。里紗を見つけ出した慎吾はその後、里紗の母親と再婚して今に至る。今回の里紗の婚約が整えば、里紗の祖父は一線を退き、慎吾が社長になることになっていた。慎吾は里紗の婚約は蔵本屋のためだという。事件以来、長年自宅に引きこもっている里紗だが、慎吾のために婚約してもいいといったのだ。そして、婚約者の自宅である黒崎堂に行って厨房をのぞいたときに体調を崩したことがあったこともわかる。

右京は慎吾がなぜ簡単に里紗の監禁場所をみつけられたのかを疑問に思う。もしかしたらグルなのか?犯人の水田は倉庫係から営業に移ってきていた。水田のことをマーロウも調べていたことがわかった時、マーロウが誰かに襲われた。

マーロウは「17年前の父親の罪をばらされたくなければ、この場所に一人で来い」という里紗に届いた脅迫状をもっていた。そしてその場に行くときに襲われたのだ。

実は里紗がホテルからいなくなったのは父である慎吾がマーロウに頼んだものだった。実は当時運転手だった慎吾は仕事仲間だった水田から里紗の行動パターンを聞かれてついバレエ教室のことなどを答えてしまったのだ。つまり誘拐されるきっかけを作ったのは慎吾だったのだ。しかし、水田を殺してはいない。

水田を殺したのは里紗の誘拐をともに仕組んだ黒崎堂の店主、婚約者の父親(諏訪太朗)だった。そのころ蔵本屋からの受注が減り、店をたたまなければいけないかと思い詰めていたところで、水田と結託した。里紗が慎吾により解放されたのを知り、水田を殺したのだ。里紗は黒崎堂の厨房に入った時にヨモギを煮る匂いで17年前の記憶を思い出したのだった。

右京に助けを求めるメールを送ったのは里紗だった。慎吾から「矢木がマーロウなら、右京はホームズである」と聞いていたという。



■第7話あらすじ
日本のロック史に伝説を刻んだといわれる4人組バンド『ディープクルー』のボーカル・矢崎(金子昇)が、路地裏で亡くなっているのが発見された。『ディープクルー』は再結成すると発表されていた。矢崎の妻は元アイドルで、今も時々テレビに出ているタレントだが、別居して2年になり、離婚話が進んでいたと分かる。

事件に興味を持った右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、矢崎の所属事務所を訪問する。関係社全員に確かなアリバイが無い上、気になる話も聞こえてくる。矢崎は唯我独尊の人物で、22年前の解散も、今回の再結成も、一人で勝手に決めたらしい。最近も練習をめぐってメンバーと衝突していた。

女性問題や曲の盗用、借金問題など殺害の動機は、すべての関係者にあった。栄光のステージに光と闇が交錯する。

テレビ朝日 2023年10月スタート。毎週水曜日21時放送「相棒SEASON22」。出演:水谷豊、寺脇康文、鈴木砂羽、森口瑤子、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、神保悟志、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@AibouNow」。

テレビ朝日「相棒SEASON22」番組公式サイト

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