「トクメイ!警視庁特別会計係」消えた1億円の責任をとり佐藤二朗が懲戒処分に!?第7話ネタバレと第8話予告

2023年11月28日10時31分ドラマ
(C)カンテレ、フジテレビ

11月27日(月)22時より「トクメイ!警視庁特別会計係」(カンテレ・フジテレビ系)第7話が放送され、架空の言葉「ハラン語」が話題になった。12月4日に放送される第8話では、消えた1億円の責任をとり須賀(佐藤二朗)が懲戒処分の危機に、そして湯川(沢村一樹)が懲戒免職に!?予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「トクメイ! 警視庁特別会計係」は経費から事件解決の糸口を見つける、警察の“お金”にスポットを当てた新しい警察エンターテインメント。

11月27日に放送された第7話では、一億円を拾ったハラン人のノッカー(小久保寿人)がビルの階段から転落する事件が発生。言葉の通じないノッカーを聴取するため通訳を雇うことになるが、その費用は驚くほど高額で20%の経費削減に必死になっている円は頭を抱えることに…。

そこへ、ノッカーに仕事を紹介したという幸子が登場。ノッカーの言葉を翻訳してくれるのだが…。なんと彼女はノッカーに資金洗浄の「運び屋」をやらせていた悪人だった。英語はおろか、日本語のひとつもわからないノッカー…2年前に来日したというのだが…。108か国語にも対応する「翻訳アプリ」が発達した現代に、まったく言葉が通じない相手との聴取に苦労するという設定を作るのはなかなかにトンチキで、呆れるほど愉快!幸子役の筒井真理子とノッカー役の小久保寿人の会話は、架空の国の言葉なのに、本当に会話が成立しているようで見事だった。

事件はあっという間に解決したが、今度は万町署の金庫に預かっていた現金一億円が行方不明に…。12月4日に放送される第8話では、金庫から消えてしまった現金1億円の管理責任者だった須賀(佐藤二朗)の懲戒処分が濃厚になり、ふたたび円を悩ませることに。

一方、脅迫者Xについて調べていたさゆりたちが入手したデータで、政治家の小田切誠(堀川りょう)とやりとりをしていた新聞記者の芹沢詩織(石井杏奈)が、小田切に呼び出されたその晩に転落死していたことが判明。湯川が本丸ともいえる小田切の元へ乗り込み、停職処分になってしまう!問題が起きればトカゲの尻尾切りのように所轄の人間が責任を負わされ、保身のためなら罪をも見逃す。金銭や出世を見返りに、現場の警察官を駒として使う警察幹部や政治家たち…。一連の騒動で、榊山から特命を受けた自分もまた、警察幹部の駒だと思い知った円は、万町署を守るため、経費20%削減という本来の仕事を成し遂げようと、ある秘策を思いついて…。



■第7話 ネタバレあらすじ
脅迫者Xの捜査を独自に進めていた円(橋本環奈)は、これまでの被害者が元警察官僚で政治家の小田切誠(堀川りょう)の近くにいる人物だと突き止める。そして、次のターゲットになりそうな人物をさゆり(松本まりか)たちに伝えるが、湯川(沢村一樹)はこの件に関して相変わらず非協力的で…。

一方、20%の経費削減が思うように進まず、円が焦りを見せ始めるなか、3ヵ月前に持ち主不明で見つかった1億円の落とし主を名乗る人々が万町署に押し寄せ、警務課は対応に追われる。円も落とし主たちと面接するが、どの人物も嘘八百を並べ立てる偽物ばかり。

同じころ、管内では商業ビルの階段から男が転落する事件が発生。湯川と中西(徳重聡)がすぐさま病院へ向かうと、被害者は1億円が入ったかばんを拾い、2日後にはその所有権を得るハラン人のノッカー・ウォール(小久保寿人)本人だった。

大金がからんでいるとあって、事件にきな臭さを感じた湯川は、日本語はおろか英語も通じないノッカーを事情聴取するため、ハラン語が話せる通訳を呼びたいと円に頼む。ノッカーがしきりに口にする「ターチ」さえ意味が分からないのだ。しかし、国内でハラン語の通訳ができる人物はたった1人。当然、その費用は驚くほど高額で、円は頭を抱える。

するとそこへ、かつてノッカーに仕事を紹介したという奈倉幸子(筒井真理子)がやって来て、無報酬での通訳を買って出る。幸子によると、「ターチ」とは「ありがとう」という意味らしい。おかげでようやくノッカーと意思疎通が取れると思われた湯川班だったが、ノッカーは幸子の顔を見たとたんに怯える。しかし、幸子がノッカーに「マルードシルダバ」と言い聞かせると大人しくなった。しかし中西がハラン語で「パラーダ(刑事)」であることを告げると、また騒ぎ出し…、ノッカーを落ち着かせるため、幸子が付き添っていることに。

幸子の聞き取りによると、ノッカーは過労が原因で階段から落ちたという。これで事件は解決したと安堵する円。しかし、湯川はノッカーの証言だけではこの事件は解決しないと、捜査を続ける。調べが進むうち「拾った」はずの1億円の鞄の置き場所は、毎月違う人物が取引に利用しているものだとわかる。どうやらノッカーは特殊詐欺の「運び屋」をやっていたようだ。

円がノッカーのお見舞いにいくと、ノッカーが家族の写真を持っていることにきづく。円は「家族」「素敵」という日本語をノッカーと共有、帰りがけ、ノッカーは円に「家族 ターチ」と悲痛な声で呼びかけた。

湯川は須賀(佐藤二朗)から、円が経費削減に必死になっているのは、上層部が考えている「リストラ」を決行させないためだと聞かされ、湯川班にもそのことを話す。

「ターチ」の意味が「ありがとう」ではないことに気づいた円は、幸子の翻訳に嘘があることに気づき、経費をかけて通訳者を依頼すると言い出す。今、自分が守らなければならないのは「警察」ではなく「被害者」だからだと。

そこへ、病室からノッカーがいなくなったという連絡が入る。必死で探す湯川と月村(前田拳太郎)。路上に裸足ででていたノッカーをみつけた湯川が、彼を落ち着かせるために「マルードシルダバ」と声をかけながら近づくと、ノッカーは手にしていた刃物を湯川に突きつけた。

実は幸子はノッカーに運び屋をやらせている張本人だった。幸子が「大丈夫。私がついてる」という意味だと告げた「マルードシルダバ」は、「逃げると殺す」という意味だったため、怯えたノッカーが湯川を刺したのだっだ。「刑事」だと思っていた言葉が「逃がさない」だったため、ノッカーは警察もグルだと思い込み口を閉ざしていた。

正式な通訳者のおかげで、ノッカーが脅されて運び屋をしていたこと、鞄の中身は知らされていなかったことが判明。一億円が警察に届けられたため、所有権がノッカーに移るまで、監視下におかれていたのだが、誰かに助けて
欲しくて、階段からわざと転落したのだという。

「ターチ」、「帰りたい」と話すノッカー。最終的にノッカーは現金1億円を受け取らず国に帰ることになった。そして都庁が1億円を引き取ることに。しかし、金庫に入れた鞄に入っていたはずの現金がなくなっており…。

一方、円に協力することにした湯川班のメンバーは、脅迫者Xと接触する可能性がある西尾伸介参事官(隈部洋平)を尾行。さゆり(松本まりか)と大竹(JP)は参事官が何者かに渡すはずのデータを入手する。



■第8話 あらすじ
万町署の金庫から、現金1億円が盗まれた。金庫の管理責任者だった須賀(佐藤二朗)は懲戒処分が濃厚となり、円は心配でたまらない。そんななか、さゆりたちが手に入れた西尾伸介参事官のデータには、不可解な映像と、小田切が、新聞記者の芹沢詩織(石井杏奈)と電話でやりとりしている音声が入っていた。さらに詩織は、小田切に呼び出されたその晩に転落死していて…。

カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「トクメイ!警視庁特別会計係」は10月16日22時スタート。主題歌:SEVENTEEN 「今 -明日 世界が終わっても-」(HYBE JAPAN)/オープニング曲:LEEVELLES「地獄の沙汰も愛次第」/出演:橋本環奈 沢村一樹 松本まりか JP 前田拳太郎 結城モエ 福井晶一 米本学仁 前野えま 安藤嗣海 徳重聡 鶴見辰吾 佐藤二朗 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@tokumei_ktv」。公式Instagramアカウントは「@tokumei_ktv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「トクメイ!警視庁特別会計係」番組公式サイト

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