【最終回ネタバレ】驚きのラストに幸福感!「パリピ孔明」孔明・向井理は現代日本に残った!最終回視聴率は4.4%!

2023年11月30日10時12分ドラマ
©フジテレビ

前園ケイジ(関口メンディー)からの数々の嫌がらせを蹴散らして、孔明(向井理)はEIKO(上白石萌歌)をサマーソニアで輝かせた!アヴちゃんとの歌唱シーンも満載!フジテレビ、毎週水曜22時放送の「パリピ孔明」最新話はTVer、全話はFODで配信されている。



人気漫画を実写化して話題の「パリピ孔明」の最終回・第10話が11月29日に放送された。他のドラマに先駆けて9月から放送したため、他のドラマが中盤を迎えている中でのフィニッシュとなった。ビデオリサーチ社調べの世帯視聴率は6.1%、5.3%、5.5%、4.0%、3.8%、4.5%、3.8%、3.6%、3.7%と推移し、最終回は4.4%となった。視聴率は低迷したものの毎週放送後はネットではかなりの盛り上がりをみせた。

この「パリピ孔明」で話題となったのは音楽シーンだ。第1話からアヴちゃん(女王蜂)、菅原小春、ELLY、関口メンディー、森崎ウィンらがドラマの枠を超えてそのパフォーマンスを見せ、ゲストにも大勢のミュージシャンが参加してドラマを盛り上げた。ラストのサマーソニアでは関口メンディー、休日課長と石崎ひゅーいそしてアヴちゃん(女王蜂)が舞台に登場してドラマを盛り上げた。

主演の向井理は撮影の間中、ほとんどを孔明の衣装で過ごし、その衣装でスマホを持っただけで話題になったという。また、衣装ではBBラウンジのマネージャーの小林役の森山未來もひけをとらなかった。マンガ原作の実写化で心配された孔明や小林だったが、予想以上に実写に問題ない出来映えとなった。

最終回、ケイジ(関口メンディー)の嫌がらせなど蹴散らすことは想定されていたが、最後に孔明が“向こう”に戻ってしまうのか、このまま日本に居続けられるのかが注目されていた。夢の中で劉備(ディーン・フジオカ)と会ってしまえば、もう戻るような気がしていると小林にはなしていた。そして、実際に頭の中で劉備と再会してしまう。孔明が自分だけのために歌ってとEIKOに頼み、歌が始まる。EIKOが最初に作った曲だ。聞いている間にどんどんと人が入ってきて、孔明の姿が後ろに移ってゆく。そのころ渋谷の空に一つの流れ星が。小林はその流れ星をみて「孔明」と言う。歌が終わった頃、孔明の姿は見えず、誰もが「現代日本でやろうとしたことをやって、劉備の元へ……」と思った時、ラスト1分で奥の部屋で鏡をみている孔明をEIKOが探し出した。この展開には視聴者も驚かされた。しかし、孔明がここに残るというハッピーな終わり方にファンも満足していた。



■最終回・第10話ネタバレあらすじ
前園ケイジ(関口メンディー)の事務所ではケイジのゴーストライターのイースト・サウスの南房(休日課長)と東山(石崎ひゅーい)が新曲を披露していた。曲をきき、ケイジは満足する。そんな二人に新たな仲間としてKABE太人(宮世琉弥)を紹介する。だが南房は、KABEに「ここだけは辞めとけ」と告げる。KABEがなにか聞こうとすると、ケイジは南房の妻と娘、東山の妹を連れてくる。高級なホテルに泊め、豪華なレストランで食事をさせていた。家族を人質にとったという意味だ。二人は逆らう気力を失う。

一方、月見英子(上白石萌歌)はケイジがオーナー小林(森山未來)への逆恨みで自分だけでなくBBラウンジごと潰そうとしていることを知る。諸葛孔明(向井理)はフェスのことだけ考えるように言う。

そして迎えたサマーソニア当日。小林は英子を会場まで車で送ろうとするが、トラブルで身動きが取れなくなる。すべてケンジが仕組んだことだ。そこへ猛スピードでやってきた一台のバイク。乗っていたのはミア西表(菅原小春)だった。英子はミアの後ろに乗り、会場へと向かう。なんとか会場に到着した英子は案内されるままにバスに乗り込む。これもまたケイジがやらせていたことだ。運転手に金を握らせ、会場内をぐるぐると走っていろという。

会場についているはずの英子がいない。バスに閉じ込められているからだ。

ケイジは上機嫌でKABEとのラップについて打ち合わせしていた。そして、英子が見付からないために発生してしまう穴を自分が埋めるとプロデューサーに言う。最初は「おまえそれでもミュージシャンか」と断ろうとしたが、ケイジが父親の威光をちらつかせてその枠を奪い取る。

EIKOこと英子の出演時間に舞台に登場したのはケンジだった。新曲を披露するとKABEとのラップになる。最初は打ち合わせ通りにラップをしていたが、孔明から“刺客”として送り込まれていたKABEはケイジの悪行をラップでばらす。反論できなくなってしまったケイジ。実はイースト・サウスの曲に酷似していると噂はされていたのだ。

ケイジは楽屋に戻るとマネージャー(内藤秀一郎)になんとかするように言うが、父親からも見放され、マネージャーの出て行ってしまう。落胆しているケイジのもとにやってきたのは孔明だった。「命があるだけまし」だといい、曲や詩は他人に作らせていたとしても、歌うケイジの声は多くの人を掴んでいたと励ます。

EIKOはイースト・サウス、KABEとともに舞台に立つ。会場のボルテージも上がった。さらにシークレットゲストのマリア・ディーゼル(アヴちゃん/女王蜂)が登場し、英子とコラボをする。

その様子を陰からみていた孔明は無意識のうちに劉備(ディーン・フジオカ)と再会していた。それを小林に告げる。小林は「後のことは心配するな」という。

ライブが終わり、英子がBBラウンジのマネージャーラウンジに戻ると、孔明だけが準備をしていた。孔明は「自分のために歌を歌ってほしい」と頼む。英子は最初に自分で作った曲を歌い出す。感無量の気持ちで孔明は聞いていたが、七海(八木莉可子)やミアたちが入ってきて、その人達の陰からしか英子が見えなくなってしまった。

打ち上げをしている中、孔明の姿が見えないことに気がついた英子は懸命に探す。事務所にゆくと孔明が泣いていた。英子は驚くが、孔明は自分が劉備と再会しても戻らなくて良かったと気がついてうれし泣きしていたのだった。二人で天下を取る夢はまだ始まったばかりだった。

フジテレビ 2023年9月27日スタート。毎週水曜日22時放送「パリピ孔明」。出演:向井理、上白石萌歌、ディーン・フジオカ、森山未來、菅原小春、八木莉可子、宮世琉弥、森崎ウィン、ELLY、関口メンディー、アヴちゃん(女王蜂)ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@paripikoumei_cx」。

フジテレビ「パリピ孔明」番組公式サイト

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