「ゆりあ先生の赤い糸」第7話“幸せだった”吾良(田中哲司)の言葉に思わず涙!…ネタバレと第8話予告

2023年12月01日10時45分ドラマ
ⓒテレビ朝日

11月30日に放送されたテレビ朝日系ドラマ「ゆりあ先生の赤い糸」(毎週火曜21時)第7話で吾良(田中哲司)が“俺の子だ”と驚きの一言を!第8話でゆりあが伴の妻・里菜(えびちゃん)と対面!そして、疑似家族崩壊の危機に…。ネタバレとみどころを紹介。予告動画は番組公式サイトで配信されている。



「ゆりあ先生の赤い糸」は、地味でタフで明るい“踏ん張るおっさん主婦”伊沢ゆりあが、突然目の前に現れた夫の“彼氏”“彼女”“隠し子”と奇妙な同居生活を開始。時にぶつかり合い、時に手を取り合い、皆で意識不明状態となった夫の介護に勤しみながら、数奇な人生と血の繋がりを越えた家族の絆を編み上げていくヒューマンストーリー。

11月30日に放送された第7話では、トラブルメーカーの志生里が本気でみちる親子を追い出そうと画策。みちるはゆりあにこれ以上迷惑をかけまいと、子供たちを連れて家を出て行ってしまう。あくまで自分本位で、子供のままのワガママさで事を進めようとする志生里の潔さは、ある意味アッパレ。「出ていけ!」と母親に追い立てられて発した言葉は「ママなんて大っ嫌い!」。大人たちの空気を読み取るまによりも、よっぽど幼くみえた。それでも、なぜか志生里に憎みきれない魅力を感じてしまうのは、宮澤エマの卓越した演技があるからだろう。

志生里が呼び込んだみちる親子の家出。このトラブルは伊沢家のいびつな同居が、いつのまにか“家族”と呼べる強い絆を結んでいたことに気づくことに。自ら進んで他人を引き入れたゆりあは、無自覚でも“家族”になる意志があったのだろうが、節子は自分の孫ではないと知りながらも子供たちを慈しみ、賑やかな日常を楽しんでいた。吾良の優しさに引寄せられた稟久とみちるは、彼より懐の深いゆりあの元で安心して生活を営んでいたはず。好き嫌いはともかく、生活を共にし、必要とされあう関係は“家族”そのもの。

それもこれも、吾良の介護で協力しあわなければならないという状況にあったから生まれた絆だったのだが…、今回、実は吾良が言葉を話すまで回復していたことが判明!視聴者はなんとも裏切られた気分に…。

けれど、疑似家族が楽しく暮らす今の状況が「幸せだった」、自分が回復することで、この幸せが壊れてしまうのではないかと思って回復を明かせなかったと聞かされると…確かにそうかもしれないと納得。吾良の手を握り、「幸せだったんだ。良かった…」と涙するゆりあを見ていたら、ジーンときてしまった。次週12月7日に放送される第8話では、吾良の予想通り、疑似家族が崩壊の危機に…。自分の介護に縛られてきた稟久を自由にするためについた渾身の嘘のせいで、稟久はショックで家を飛び出し、吾良への愛を断ち切るかのように別の男性との交際を始める。予告動画には金髪に髪を染めた稟久の姿が…。

一方、伴からゆりあの存在について聞かされた、伴の別居中の妻・里菜(えびちゃん)が、ゆりあを見せろと言い出す。さらに実姉・泉川蘭(吉瀬美智子)から受けた“ある相談”がきっかけで、ゆりあは目の前が真っ暗になるような暗雲にみるみる包まれていき…。



■第7話 ネタバレあらすじ
“禁断の恋”の相手・伴優弥(木戸大聖)が、過去のバイク事故のせいで性機能障害を抱えていると知った主婦・伊沢ゆりあ(菅野美穂)。優弥は自分自身が不良品だと思っているから、かなり年上の私を相手にしたのではないだろうか…ふと湧き上がった複雑な感情を、ゆりあは拭えずにいた。

未だ寝たきり状態にある夫・伊沢吾良(田中哲司)を介護するため営み続ける“夫の愛人や隠し子たちとの同居生活”は、日々平穏に営まれていたが、恋に悩むゆりあは集中力をかいてバレエ練習中にねんざしてしまう。

ゆりあの後押しでバレエを習い始めたみちるの長女・小山田まに(白山乃愛)が、レッスン時間の変更に伴い、保護者の迎えが義務化されることになり、ゆりあの代わりに箭内稟久(鈴鹿央士)が迎えを引き受けることに。すると稟久に目をとめたバレエ講師・松川智(黒羽麻璃央)が「気が向いたら」と連絡先を渡してきた。

そんな中、レッスンのたびに思うように上達できず、肩を落として帰ってくるまにに、このままバレエを続けさせるか否かで、ゆりあと軽く衝突してしまうみちる。しかも、みちる親子をよく思わない吾良の妹・伊沢志生里(宮澤エマ)が、「ゆりあが迷惑している」とさらに追い詰めるようなことを耳打ち。居た堪れなくなったみちる(松岡茉優) は突然「家を出ようと思う」と、ゆりあに告げて、子供たちを連れて家を飛び出した。

何とかして、みちるを引き留めようとするゆりあだったが、ねんざで上手く歩けず追うこともできない。騒動を起こした志生里は平然と夕食の席に着くが、姑・伊沢節子(三田佳子)は「あの子たちはこの家の子!…(おまえが)出ていけ!」と志生里に怒りを爆発させて、追い出してしまう。

傍観していた稟久も外で食べると出ていき、残されたゆりあと節子が夕食を食べていると、吾良が涙を流していることに気づく。吾良がみちるたちを心配していると察したゆりあは、慌ててみちるたちの行方を捜す。

町のあちこちを探し回っていると、同じくみちるたちを探していた稟久に出くわす。稟久は吾良が悲しんでいることにいち早く気づき、連れ戻しにでていたのだ。2人はそれぞれ別れてみちるたちを探すことにした。

とほうにくれて公園で身を寄せ合っていたみちる親子をみつけたゆりあは、そのそばで三人をどこかへ連れて行こうとしている男に「私の家族を連れて帰ります」と宣言。そこに稟久も現れ…みちるは自分たちがゆりあと稟久に“家族”として、必要とされていると気づき、家に戻ることに。

その夜、みちるは長らく別居中の夫・小山田源(前原滉)と一時寄りを戻していたことを明かし、吾良には4年前から支えてもらっていたものの、みのん(田村海夏)は夫の子供だということを明かす。ゆりあは、節子は孫だと思っているはずと慌てるが、みちるはすでに節子にはそのことを話しているは語った。節子は自分の孫ではないと知りながらも、2人を「うちの子」と認めていたのだ。

みちる親子が引き続き伊沢家に住むことを志生里に告げるゆりあと節子。それでも、志生里が血のつながりはないかもと非難すると…突然「俺の子だよ」と吾良が割って入った。上体を起こせるようになってはいたが、これまで一度も皆の前で話をしなかった吾良。家族は騒然となり、志生里は居たたまれずに逃げ出した。

「いつから…?」と稟久が震えながら訊ねると、「りっくん。ありがとう。…ごめん…」と吾良が何かを語ろうとする。稟久はそれに続く言葉を聴きたくなく「やめて」と制止して家を飛び出した。

しばらく前から話せるようになっていたと語る吾良は、自分が良くなってしまったら、今の幸せな情景が一変してしまうと思い、言い出せなかったのだと明かした。「吾良は幸せだったんだ…」ゆりあは吾良の気持ちを、喜びの涙を流しながらくみとった。

■第8話 あらすじ
昏睡状態から順調に回復を遂げるも、まだ言葉は発せないはずだった吾良が突然口を開き、みのんは自分の子だと断言。それは吾良が争いを収めるため、そして自分の介護に縛られてきた稟久を自由にするためについた渾身の嘘だった。しかし、真相を知らない稟久はショックで家を飛び出し、吾良への愛を断ち切るかのように、バレエ講師・松川智(黒羽麻璃央)との交際を始める。そんな稟久に、ゆりあは吾良の真意を伝えようとするが、一度もつれた感情の糸はなかなかほどけず…。一方、ゆりあに好きな人がいることも認識していた吾良は、苦労をかけたゆりあに謝り、「俺はもう大丈夫だから、好きにしていい」と優しく告げる。その矢先、優弥からゆりあの存在について聞かされた妻・伴里菜(えびちゃん)が、ゆりあを見せろと言い出し…!?

テレビ朝日「ゆりあ先生の赤い糸」は10月19日(木)21時スタート。主題歌:矢井田瞳『アイノロイ』(NIPPON COLUMBIA)/出演:菅野美穂 鈴鹿央士 木戸大聖 宮澤エマ 白山乃愛 吉瀬美智子 松岡茉優 田中哲司 三田佳子 志田未来 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@yuriasensei_ex 」。番組公式Instagramアカウントは「@yuriasensei_ex 」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

テレビ朝日「ゆりあ先生の赤い糸」番組公式サイト

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