2023年の韓国映画祭で18冠の最多受賞作『梟ーフクロウー』(2月9日公開)30秒特報とあらすじをチェック

2023年12月06日14時00分 
(2024年01月10日15時16分 更新)
映画

韓国年間最長No.1記録を樹立した、史実に残された最大の謎に迫る、<全感覚麻痺>サスペンス・スリラー『梟ーフクロウー』が、2024年2月9日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国ロードショーされる。公式サイトには30秒の予告動画が公開中だ。



『梟―フクロウ―』は、朝鮮王朝時代の第16代国王・仁祖について記された記録物<仁祖実録>(1645年)に残された‟怪奇の死“にまつわる歴史的な謎に、斬新なイマジネーションを加え誕生した作品。観客の無限の想像力を刺激し、韓国年間最長No.1記録を樹立した。

‟盲目の目撃者“が謎めいた死の真相を暴くために常闇を奔走する予測不可能な物語は、圧倒的な没入感と、緊張感をもたらし、観る者すべての五感を麻痺させる―。

その『梟―フクロウ―』が、今度は国内の映画祭を席巻している。今年4月に開催された、韓国エンターテイメント界の最高峰を決める「第59回百想芸術大賞」では最多8部門にノミネートされ、作品賞、新人監督賞、男性最優秀演技賞の3冠を受賞したのを皮切りに、9月に開催された「第43回韓国映画評論家協会賞」では男優主演賞、新人監督賞、撮影賞の3冠を受賞し、続く10月に開催された「第43回黄金撮影賞」では最優秀作品賞、男性主演賞、男性助演賞、監督賞、照明賞、撮影賞(※金賞)の6冠を受賞している。

そして、11月15日に開催された韓国の三大映画祭の一つである「第59回大鐘賞映画祭」では主要部門すべてにノミネートされ、新人監督賞、脚本賞、編集賞の3冠を受賞した。他の作品を圧倒する受賞ラッシュが続き、11月24日には、韓国最大の映画祭「第44回青龍映画賞」では新人監督賞、撮影照明賞、編集賞の3冠を達成し、2023年韓国国内映画賞で【18冠】を達成し、最多受賞を記録した。

そんな韓国映画祭を席巻中の『梟―フクロウ―』 は2024年2月9日(金)より全国ロードショー。

■あらすじ
盲目の天才鍼医ギョンスは、病の弟を救うため、誰にも言えない秘密を抱えながら宮廷で働いている。しかし、ある夜、王の子の死を‟目撃“し、恐ろしくも悍ましい真実に直面する。見えない男は、常闇に何を見たのか―?追われる身となった彼は、制御不能な狂気が迫るなか、昼夜に隠された謎を暴くために闇を駆ける―。絶望までのタイムリミットは、朝日が昇るまで―。

■映画概要
監督:アン・テジン
出演:リュ・ジュンヨル、ユ・ヘジン
2022年/韓国/118分/原題:올빼미/英題:THE NIGHT OWL/日本語字幕:根本理恵/G/配給:ショウゲート
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