大勢よりも二人でいることが好き!田中麗奈にも共感の声!「いちばんすきな花」第9話ネタバレと第10話予告

2023年12月08日10時55分ドラマ
©フジテレビ

美鳥(田中麗奈)の気持ちをすぐに察知できるゆくえ(多部未華子)!椿(松下洸平)は家を手放し、4人の友情の中に恋愛感情が入り始める!フジテレビ、2023年12月14日(木)22時から「いちばんすきな花」第10話を放送する。予告動画は番組公式X(Twitter)で公開されている。



多部未華子、松下洸平、神尾楓珠、今田美桜のクワトロ主演の会話劇「いちばんすきな花」の第9話が12月7日に放送された。第9話では美鳥(田中麗奈)の過去シーンとして大学生時代の美鳥が登場した。ゆくえ(多部未華子)が常々、塾の生徒である望月希子(白鳥玉季)にかけた「よそはよそ。うちはうち」という言葉が、実は美鳥の言葉だったこともわかる。ゆくえの人生に大きな影響をあたえた美鳥の大学生時代だが、やはり「嫌われていた」という。

大学時代の美鳥を演じるのは出口夏希だ。「第30回フジテレビヤングシナリオ大賞」で大賞を受賞しドラマ化された作品「ココア」(2019年1月・フジテレビ系)でテレビ初出演となり、フジテレビのドラマとは縁がある。また、当時、高校生だったゆくえは片岡凜が演じている。友達とは?友情とは?と悩み、美鳥にいろいろと相談しながら答えをだそうとするゆくえを好演した。

第8話、第9話で美鳥の過去がわかった。そして、美鳥の過去シーンによって、ゆくえ、椿(松下洸平)、夜々(今田美桜)、紅葉(神尾楓珠)の4人の過去の姿もわかるようになった。紅葉が出会ったのは美鳥が学校の先生時代だ。結婚しているものの「家に行く」という表現をすることで紅葉は美鳥が「帰りたい」家ではないことに気がつく。ゆくえ、椿、夜々、紅葉にとって長くはない時間だが関わった美鳥がその4人に「帰れる家、安心できる家でのびのびと過ごしてほしい」と願われていた。

そんな美鳥だが、椿の家でゆくえたち4人と一緒に5人で過ごす。しかし、それは美鳥にとっては居心地のいいものではなかった。これまでドラマは2人組になるのが苦手な人を描いてきたが、2人がいいという人もいることを美鳥を通じて取り上げた。

12月14日に放送される第10話は、どうやら4人の関係に変化が訪れる。椿が引っ越しをすることで「基地」がなくなるが、その前に夜々は椿への思いをもう一度伝え、紅葉もゆくえへの長年の思いを口にする。4人に“恋”という感情が入った後、友情はどうなってゆくのか?



■第9話あらすじ
佐藤紅葉(神尾楓珠)のイラストが表紙になった小説が発売となった。紅葉はその本を椿(松下洸平)、ゆくえ(多部未華子)、夜々(今田美桜)に渡そうとする。椿の家に行ってみると、椿はすでに段ボール一箱分、その本を買っていた。美鳥(田中麗奈)も本屋に飾ってあるイラストを見て微笑んでいた。

ある日、ゆくえは、美鳥と会うことになり、ファミレスで食事をしながら昔話になる。ゆくえが美鳥とあったのは美鳥が大学生のころ塾の講師としてアルバイトに来ていた時だ。美鳥は塾の生徒達からも勝手な噂を流されてどうやら嫌われていた。ゆくえと赤田(仲野太賀)だけは違った。ゆくえは生徒達の勝手な噂から美鳥を守りたいと思い、理由をつけては塾の外に呼び出してファミレスで勉強をみてもらっていた。優秀なゆくえに、美鳥は「学校の先生になれば」というが、ゆくえは塾の先生がいいという。学校は嫌いだ。学校が嫌いな学校の先生というのは誰かに託したいという。そんな話をした日からしばらく経って、美鳥は塾を辞めた。ゆくえはずっと美鳥の幸せを願っていた。

美鳥は会いたい人がいるといって、赤田を呼び出した。赤田は妻(田辺桃子)にも許可をとったといい、3人でカラオケに向かう。

その後、美鳥は紅葉が働くコンビニに向かった。歩きながら昔のことを話す。紅葉の学校で教師として働いていた美鳥は当時結婚していた。しかし、大きな不満を抱えているようで学校ではいつもイライラしていて生徒から嫌われていた。数学の補習を受ける紅葉は「友人とカラオケに行きたくないから補修を受けている」という。そんな紅葉に美鳥は、カラオケで待っているのは友達ではなくクラスメイトだという。単に話を合わせているだけで友達ではない。そんな自分の心を当てられて、紅葉は気分が軽くなった。

紅葉が補修を受けていると篠宮(葉山奨之)が通りかかる。その表情をみて美鳥は「友達?」と聞く。すると、1年の時と2年の時に一緒だった人で、一人だったから一緒にいたという。その言葉をきいて、美鳥は椿も美鳥が一人だったから一緒にいたのかと思っていた。

離婚した美鳥は偶然に失恋したばかりの夜々にあった。行く場所がなくなった夜々は美鳥のアパートに居候を始める。お気に入りの家で塾をやりたいという美鳥の背中を夜々は押した。そして、美鳥は家を買って塾を始めたのだった。その塾の案内をみたゆくえは名前をみて、自分の塾の先生だった美鳥だと確信して電話をした。

美鳥は椿の家に行き、カーテンのために採寸などをしていた。すると、今から夜々たちがやってくるという。美鳥は帰ろうとするが、椿が一緒にと誘うと、5人で過ごすことにする。食事を作り、一緒に食べ、片付けをしたが、美鳥はいまいち5人の状況になれなかった。

美鳥(田中麗奈)は椿の家で食事をした翌日、北海道へ戻ることになった。そして、美鳥は空港まで見送りに来たゆくえに、5人で会ったのは楽しかったが、「5人は、違うのかも」と話し4人の仲の良さを感じたこと、自分は2人で過ごすのが好きなことを伝えた。

■第9話あらすじ
春木家にいつものように4人が集まった。ゆくえ(多部未華子)は椿(松下洸平)たちそれぞれに美鳥からの伝言を伝える。一通り伝え終わると夜々と紅葉はそれぞれリビングを出ていくが、その様子を確認したゆくえは椿に、実は美鳥は家から近い公園の桜がきれいなので椿にはそれまで住んでみてほしかったと言っていたことを伝える。夜々や紅葉がいる前で伝えると、二人は「春まで」といいそうだったからという。

ある日、夜々と紅葉は美鳥のことなどを話しながら居酒屋で飲んでいると、近くの席で飲んでいた紅葉のバイト先の同僚、園田拓真(世古口凌)と松井隼人(川本光貴)に声をかけられる。園田たちは夜々を紅葉の恋人と思って揶揄う。

フジテレビ 2023年10月12日スタート。毎週木曜日22時放送「いちばんすきな花」。出演:多部未華子、松下洸平、神尾楓珠、今田美桜、仲野太賀、齋藤飛鳥、臼田あさ美、白鳥玉季、黒川想矢、田辺桃子、泉澤祐希ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@sukihana_fujitv」。

フジテレビ「いちばんすきな花」番組公式サイト

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