【最終回】日本一の下剋上を成し遂げるために、鈴木亮平の元、チームは一丸に!「下剋上球児」第9話ネタバレと第10話予告!
決勝で勝てば夢にまで見た甲子園に行ける!南雲(鈴木亮平)は恩師・賀門(松平健)からも応援され、試合当日を迎える!TBS、2023年12月17日(日)21時から日曜劇場「下剋上球児」最終回・第10話を放送。予告動画は番組公式サイトで公開されている。
日曜劇場「下剋上球児」の第9話が12月10日に放送された。なんの予告もなく、準決勝の解説としてメジャーリーグでも活躍した楽天イーグルスの田中将大が登場して、視聴者を驚かせた。これまでも鳥谷敬や川崎宗則などプロ野球で活躍した選手たちが出演して話題となっていたが、今回は台詞量も多く、ドラマの冒頭から最後までの出演となった。
第9話は、準決勝を1回から9回裏までしっかりと放送した。南雲(鈴木亮平)が考えた打線は右打ち、左打ちを交互に配する作戦で、投手もエースの翔(中沢元紀)ではなく、控えで公式戦での投球がなかった根室(兵頭功海)にした。南雲の恩師である賀門(松平健)率いる星葉高校もエースではなく1年生ピッチャーを投入してきた。1回最初の投球で根室は緊張でデッドボールにしてしまう。味方の守備のエラーもあり、早々に点をとられてしまう。生徒にやる気をださせるために、南雲はあえて厳しいことをいって生徒を奮起させ、1点を取り戻した。
翔の祖父である犬塚(小日向文世)は翔がなげないならと家に帰ってしまうが、翔は自分が投げなくても、チームのために貢献できる生徒に成長していた。根室がピンチに立ったとき、「交代か?」を思われたが、伝令にでたのが翔だった。南雲の作戦を根室に授ける。それは、去年まで使っていたサイドスローの投げ方を織り交ぜるというものだった。焦点がしぼりにくくなったバッターを打ち取り、同点のまま9回裏を迎える。そして最後に活躍したのは代打にたった翔だった。勝ち越しの点をとり、劇的な結末を迎えた。
第9話では賀門と南雲の関係も話題となった。応援団同士が一発触発の状態になったときも、賀門がうまくいさめ、決勝には応援団やチアも貸してくれるという。さらに決勝の相手となる伊賀商業対策まで教えてくれる。南雲が恩師をしたう理由がわかるシーンとなった。
12月17日に放送される第10話をもって最終回を迎える。最終回は三重県予選の決勝戦だ。この大会に勝てば、夢にまでみた甲子園が待っている。日本一の下剋上を目指してきた野球部員は南雲、山住とともにその地をふむことができるのか?
■第9話ネタバレあらすじ
いよいよ運命の準決勝の日がやってきた。相手は強豪の星葉高校だ。エース・翔(中沢元紀)のリトルリーグ時代の仲間がいるところで、翔としてもどうしても勝ちたい。しかし、南雲(鈴木亮平)は翔を控えに回し、根室(兵頭功海)を先発で起用した。部員は戸惑いを見せたものの、勝利のために一丸となる。
しかしそんな中、山住(黒木華)が脇腹の痛みを悪化させ、病院へと運ばれてしまう。南雲がいない練習中に部員が打った球があたった場所が痛み出したらしい。生徒に動揺が走る。しかし、南雲は試合のことだけ考えるように指示する。
そんな中、何やら重大な懸念を抱えている様子の丹羽(小泉孝太郎)は、犬塚(小日向文世)たちにある相談を持ちかけていた。それは費用のことだった。甲子園にゆくとなると莫大な費用がかかる。これまで弱小だった越山高校にはそんな予算はない。
賀門(松平健)率いる星葉高校もこれまでとは違う布陣で挑んでくる。星葉高校もエースを温存している。打線もいつもとは違う。そんな星葉高校を相手に、1回、根室は緊張のあまりデッドボールを出してしまい、守備もエラーになり1点を献上してしまった。その後も越山高校は想定外の出来事の連続にミスを連発する。南雲が檄を飛ばす。それは日沖壮麿の闘志に火をつけた。見事に1点をとり、同点に戻した。
病院で痛みに耐えながらテレビを見ている山住だったが、診断は肋骨の骨折ということだった。球場に駆けつけることはできないが、テレビの前で見守る。すると生徒たちがポケットを触る仕草を頻繁にしていることにアナウンサーが気がつく。それは山住が渡したお守りを皆が触っているのだった。
やる気みなぎる中、外野フライを久我原(橘優輝)と楡(生田俊平)で互いに自分が取ろうとして激突してしまう。久我原は脳しんとうをおこし意識がない。楡も顔に酷い打撲を負った。久我原は救急車で運ばれ、試合は一時中断してしまう。応援席では観客同士が一発触発状態になってしまう。賀門はそれをうまく収めた。そして、試合は再開される。
根室がピンチに陥ると南雲からの伝令を翔が伝えに行く。それはサイドスローを織り交ぜるというものだ。さすがに打者は驚き、うまく押さえ込んだ。
星葉高校の1点リードで迎えた9回裏、越山高校が2点とればサヨナラ勝ちになる。1塁、2塁に走者がいる中、代打にたったのは翔だった。そして外野へ向かってヒットをうち、二人が生還してサヨナラ勝ちができた。
賀門が南雲に声をかけた。応援席で起きたようなヤジはこれからもあるだろうという。しかし、負けるなといい、越山高校のことも褒めた。そして、決勝の相手の情報を南雲に渡し、さらに応援団とブラスバンドも決勝で越山高校を応援してくれるといった。日本一の下剋上をやってこいと南雲に声をかけ、南雲もお礼を言った。
■最終回・第10話あらすじ
決勝進出を決めた越山高校野球部。丹羽(小泉孝太郎)は地元の有力者たちを集めて、甲子園へ行く場合の費用について皆で頭を悩ませていた。
南雲(鈴木亮平)の家で決勝へと決意を固める部員はもちろん費用のことなど考えてもいない。三年生にとっては、高校生活最後になるかもしれない試合だ。そんな中、大学からスカウトを受けていた根室(兵頭功海)はそのことを姉・柚希(山下美月)に言えずにいて…。さらに犬塚(小日向文世)はある決意を固めていた。
そしていよいよ決勝当日。南雲と生徒たちの“日本一の下剋上”がかかった、運命の試合がスタートする。
TBS 2023年10月15日スタート。毎週日曜日21時放送「下剋上球児」。出演:鈴木亮平、黒木華、井川遥、小日向文世、生瀬勝久、松平健、小泉孝太郎、明日海りお、山下美月(乃木坂46)、きょん(こっとん)、伊藤さゆり、大倉孝二ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@gekokujo_kyuji」。
◇TBS「下剋上球児」番組公式サイト
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