NHK海外ドラマ「DOC2 あすへのカルテ」第14話“病名 ”でリッカルドとアルバの仲が復活!ネタバレと第15話“ウソと汚名”予告

2023年12月18日10時49分ドラマ
NHK番組サイトより

12月17日(日)23時より「DOC(ドック)2あすへのカルテ」第14話“病名”がNHK総合にて放送され、やる気を失っていたリッカルドが復活!最愛のアルバとの仲も無事修復された。12月24日に最終回目前の第15話“ウソと汚名”が放送される。NHK番組公式サイトで予告動画やまとめ動画が公開中だ。



「DOC(ドック)あすへのカルテ」は、イタリア初の医療系ヒューマンドラマ。12年間の記憶を失ったエリート医師・アンドレアの愛と再生が描かれた感動の物語。

12月17日に放送された第14話「病名」では、ジュリアの母で薬物依存の過去を持つエレオノーラの婚約者・セルジョが突然記憶を失い入院。さらに、病名のつかない原因不明の激痛に苦しむアリアンナがリッカルドに診てもらいたいとやってくる。

ロレンツォの死を偽装したアンドレアを軽蔑し、医師の仕事そのものに疑問をもつようになってしまったリッカルドだったが、カロリーナとアルバに励まされ、さらにもう一度アンドレアに「医師の仕事」の意味を諭されて、本来の自分をとりもどすことに成功。「病名」のつかない病に苦しむアリアンナに、治療できない病との向き合い方を伝授し、新たな希望も与えることができた。

患者に感謝される高揚感や達成感から、仕事依存症に陥っていたことを認めたリッカルドは、やっとアルバの言葉を素直に聞くことができるようになり、二人の仲も元通りに。そして、ガブリエルと離れ離れになってしまったエリゼの空白を、ダミアーノが上手にフォロー。やっとガブリエルへの素直な想いを他人に明かし、エリゼもスッキリ。そんなダミアーノの助力を認めたジュリアは、彼と久しぶりにデートすることに…。なんだかんだと、今話も色恋話の多い内科チームだった。

そんなの中、ついにチェチーリアが膨大な資料のなかから、アンドレアがロレンツォの死に関わっていた証拠を見つけてしまう。正確に何があったかまではわからないまでも、ロレンツォの酸素ボンベが別の患者に使われていたことに間違いはなく…。次回、12月24日に放送される第15話では、アンドレアの医長復帰テストが大詰めを迎える中、ロレンツォの死の原因が病院内で明るみになってしまい…。



■前回:第14話「病名」ネタバレあらすじ
ジュリアの母エレオノーラの婚約者セルジョが突然記憶を失ってしまいアンブロジアーノ総合病院に入院してくる。エレオノーラとセルジョには薬物依存症の過去があり、ジュリアはセルジョが再発して薬物を摂取したのではないかと疑った。彼が口にする「アル」という人物が何かを知っているようなのだが、意識が混濁しているため「アル」が何者か分からない。

一方、原因不明の激痛に苦しむアリアンナが成人したのを機に、内科を受診してくる。彼女は新型コロナの感染拡大時にこの病院で医師たちが踊る動画を見て以来、リッカルドをSNSでフォローし、最後まであきらめず患者に寄り添う彼を医師の鑑として頼ってきたという。これまでいくつもの病院にかかってきたがどこも彼女の病を見つけられなかったため、アリアンナに過剰な期待をさせないようにと両親は医師たちに頼んだ。

ロレンツォの死の真相を知り、医師の役目や目標を見失い、やる気をなくしてしまったリッカルドは、アンドレアの謝罪を受け入れず、仕事もサボってばかり。カロリーナは自分の告白のせいで自暴自棄に陥っているリッカルドに、もう一度患者と向き合う気力を取り戻すきっかけを作る。カロリーナに原因不明の病に悩む患者のリストUDNIを見るように促された、リッカルドはそこにアリアンナと同じ病に苦しむ患者がいることに気が付く。

最先端の3テスラMRIを使って、これまで見つけられなかった病の原因をみつけようと動くリッカルド。感染性アリアンナはリッカルドに病を見つけたのかと問い、ついリッカルドは自分が予想している乾癬性脊椎関節炎という病名をアリアンナに告げてしまう。しかし、MRIを使ってもアリアンナの病を突き止めることはできなかった…。

一方、アンドレアとアニェーゼは、娘を心配しロレンツォの死の真相を公表するように説得を試みるが、カロリーナは自分は大丈夫だといい。父が医長になることを優先させようとする。そんな中、チェチーリアは膨大な資料の中から、ロレンツォの治療にかかわるあらゆる記録をチェックし始めていた。

セルジョの記憶喪失が過去の薬物接種によるものと断じて疑わないジュリアは、彼が金融アドバイザーの「アルフレッド」に遺産受け取りの口座を開設してもらっていたことを知り、母の遺産目当てで結婚しようとしているとさらに腹を立てる。しかし、MRIの結果、セルジョの記憶喪失が腫瘍性髄膜炎によるものだと判明、アンドレアがセルジョのかかりつけ医に問い合わせた結果、セルジョの肺に大きな腫瘍があり、余命僅かだということが明かされた。

セルジョは自分の死が近づいているのを知っていた。自分の遺産の受取人を愛するエレオノーラに指定し、病を隠して残り僅かな人生を彼女と共に過ごすことに決めていたのだ。それを知ったエレオノーラは、記憶を亡くしたセルジョに最期まで寄り添うことに決めた。自分の娘のジュリアがこれまで彼女にしてくれていたことを、今度はセルジョにしてあげるのだと。

アリアンナに自分のしたことは全部無駄だったと落ち込むリッカルドに、「何故この仕事をするか。苦しむ人たちを救うためにしているのではないか、周りからの賞賛や高揚感のためではない」と話、これまで自分がどれだけの失敗を重ねてきたか「医療とは、のどが渇いた人に差し出す、一杯の水でしかない」と自分たちが患者にできることは希望を与えることでもあると話す。

アンドレアからの助言をうけ、リッカルドはやっと自分が仕事依存症だと認め、アルバと和解。アルバが「誰もが苦しむ。あなたも」と告げると、リッカルドはあることに気がつき、アリアンナに自分が減圧症で片足を失っていることを明かし、海に誘う。

そこには、アリアンナと同じ症状に苦しむ患者の男性イヴァーノとその母親が来ていた。リッカルドは2人を引き合わせ、彼らが一人ではないことを告げ、同じ痛みを「病名のない」病に「名前」を付けるように促した。2人がつけた名前は「ヌー症候群」この病の解明に期待しながら皆で祝杯をあげた。

ロレンツォの酸素ボンベが、生前に外されていたことを突き止めたチェチーリアは、アンドレアが診断書の改ざんしたとカルーソに告げる。ついにアンドレアがロレンツォの死に関わっている証拠が見つかってしまった…。



■次回:第15話「ウソと汚名」あらすじ
士官候補生のマルティーノが倒れて入院する。症状から性感染症が疑われたが、彼は性行為をしていないと言う。庭師のジェラルドは股関節の手術を受けたあと、骨髄炎をおこしていた。始めは受け答えもしっかりしていたが状態が悪化。彼と同室の患者も急変する。一方、アニェーゼはカルーソの秘書コスタンツァから、彼が不審な動きをしているとの情報を得る。

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■キャスト
アンドレア・ファンティ:ルカ・アルジェンテーロ(声:安元洋貴)
ジュリア・ジョルダーノ:マティルデ・ジョリ(声:沢城みゆき)
アニェーゼ:サラ・ラッザーロ(声:日髙のり子)
エンリコ・サンドリ:ジョヴァンニ・シフォーニ(声:関俊彦)
リッカルド・ボンヴェーニャ:ピエルパオロ・スポッロン(声:大河元気)
アルバ・パトリツィ:シルヴィア・マッツィエリ(声:上杉華子)
エリザ・ルッソ:シモーナ・タバスコ(声:葉山那奈)
ガブリエル・キダーネ:アルベルト・ブバカル・マランキーノ(声:野澤英義)
ロレンツォ・ラッザリーニ:ジャンマルコ・サウリーノ(声:佐藤拓也)
カロリーナ・フィンティ:ベアトリーチェ・グランノ(声:廣田悠美)
チェチーリア・テデスキ:アリーチェ・アルクーリ(声:小林ゆう)
ダミアーノ・チェスコーニ:マルコ・ロセッティ(声:高橋広樹)
テレーザ・マラルディ:エリーザ・ディ・エウザニオ(声:斉藤あんり)
ラッザリーニ:ジャンマルコ・サウリーノ(声:佐藤拓也)ほか

原題:DOC - NELLE TUE MANI
制作:2022年 イタリア

【放送予定】 総合 毎週日曜23時 2023年9月17日スタート!
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:イタリア語)字幕放送有り]

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