視聴率10%突破迫る!「サムダルリへようこそ」チ・チャンウク&シン・へソン&カン・ヨンソク揺れ動く三角関係、第5-6話

2023年12月18日19時53分ドラマ
画像:JTBC「웰컴투 삼달리」より

JTBC土日ドラマ「サムダルリへようこそ」では、済州島にまで記者が追ってくるがヨンピル(チ・チャンウク)達の助けにより何とか事を収拾する。しかし、ウンジュ(ユンソ)がポートフォリオを盗作したことを知ったサムダル(シン・へソン)は、すぐさまソウルに向かうことを決意する。今回は、Netflixでも独占配信開始した第5話と第6話のネタバレあらすじと見どころ、感想などを紹介する。
【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】



「サムダルリへようこそ」は漢拏山(ハルラサン)のふもとの小川で生まれた龍“サムダル”が全てを失った後、小川を大切に守ってきた“ヨンピル”と故郷戻って、再び息を整え愛も見つける清純なカップルロマンスだ。⇒【各話のあらすじ】

■キャスト
チョ・ヨンピル役:チ・チャンウク
チョ・サムダル役:シン・ヘソン
コ・ミジャ役:キム・ミギョン
チョ・パンシク役:ソ・ヒョンチョル
チョ・ジンダル役:シン・ドンミ
チョ・へダル役:カン・ミナ
チョ・サンテ役:ユ・オソン
プ・サンド役:カン・ヨンソク
ワン・ギョンテ役:イ・ジェウォン
ほか

■第5話あらすじ
チュンギ(ハン・ウンソン)と別れたのをヨンピル(チ・チャンウク)に知られたサムダル(シン・へソン)は恥ずかしさのあまり嘘をついたと告白。ヨンピルは被害を受けた側なら堂々とすればいいと伝えると、サムダルは元恋人に知られたことが恥ずかしいと言い立ち去る。

ASグループ代表デヨン(ヤン・ギョンウォン)は済州島に建設されたテーマパークの式典に出席する。しかし、もてなしで出された紅ナマコを見ると、思わず取り乱してしまう。大衆の前で滑稽な姿を晒したデヨンは記者たちの餌食となり、瞬く間に全国ニュースに。車に乗りこみ会場を後にするが偶然、交通整理のアルバイトをするジンダル(シン・ドンミ)とすれ違う。

サムダルがいると情報を嗅ぎ付け済州島に来たガンヒョン記者(キム・テゴン)は、住民たちの話を盗み聞きし、サムダルが済州島にいることを確信する。とうとうサムダルの家を見つけると、くつろいでいるサムダルの姿を許可なく撮影し始めるが、ちょうどそこへヨンピルとサンド(カン・ヨンソク)が偶然出くわしなんとか撮影を止めさせる。サムダルを盗撮した後、ギョンテ(イ・ジェウォン)がバイトするコンビニに立ち寄り休憩するガンヒョン記者。ギョンテとウヌ(ぺ・ミョンジン)はASグループの式典のためにやって来た記者だと勘違いし親しくなるが、ヨンピルからサムダルを追いかけてきた記者だと連絡を受けると、急に血相を変えカメラを奪い壊してしまう。

ギョンテ達は警察署に連行されヨンピルも急いで駆けつける。壊れたカメラを弁償し解決しようとするも到底払えないほど高価なカメラだった。そこへ救世主としてやって来たサンドが支払いなんとか事を収拾する。しかし、ガンヒョン記者は今回の出来事についての記事を書くと言い出す事態に。サムダルは記事を出したら告訴すると伝えるが、証拠はあるのかと聞かれ狼狽えてしまう。そんな時、サンドが車のドライブレコーダーの映像が残っているのに気づく。

サンドのひらめきにより記事が流出するのを防いだサムダル達はみんなで集まり酒を交わす。そんな中、以前誤解を招いた発言に対し、泣きながら謝罪するギョンテ。ギョンテの本心を知ったサムダルも泣き出し友情を再確認する。

ある日、ヨンピルはいつも通り上司の言葉を聞かず会議に参加する。ふと、海岸の様子が映し出されたモニターを見るとそこにはサムダルの姿が。そして、サムダルの元に駆け寄るサンドも映っていた。

■見どころ・感想・視聴率など
第5話視聴率は全国6.7%、首都圏6.5%を記録した。(ニールセンコリア全国調べより)

第5話では、悪質な記者から必死にサムダルを守るヨンピルたちの友情が描かれた。
そんな中、友情だけでない感情も少しずつ見え隠れする部分にも注目だ。学生時代酔った勢いでサンドは、ヨンピルにサムダルをずっと好きだったと伝える場面が映された。サンドの行動を見ると、どうやら今もサムダルを想う気持ちは変わらないようだ。そんなサンドの行動を見てヨンピルは密かに嫉妬している様子。まだ恋愛感情は無いものの、2人の関係がどのタイミングで発展するのか期待が高まる。

そして、ジンダルとデヨンについてのストーリー展開も見どころだ。式典に出席するため済州島に訪れたデヨンは偶然ジンダルと遭遇してしまう。ジンダルがアルバイト中に口論になり、相手を罵倒する声でデヨンが気づくという展開はかなり斬新で笑ってしまう場面だった。ジンダルはデヨンと目が合うとそのまま走って逃げてしまい、一方のデヨンも咄嗟に背を向けていたが、そこまで互いを避ける理由は何なのか気になるところだ。

次回予告では、ヨンピルと共にソウルへ戻ったサムダルが、ウンジュ(ユンソ)に泣きながら責め立てている場面が映された。どういった経緯でヨンピルと共にソウルへ行くことになったのか現段階では分からないが、サムダルも慰めるヨンピルの姿もあり、2人の間に何か進展があったと予想される。次回も引き続き友情と恋愛感情の狭間で揺れ動く2人のストーリーに注目したい。

■第6話あらすじ
海岸に座っていたサムダルに傘をさしてあげるサンド。2人は1つの傘に入り海岸を歩いていると、サムダルに貸すために傘を2本持ったヨンピルが現れる。ヨンピルはたまたま傘を持っていたと嘘をつきサムダルに渡す。

ウンビ(キム・アヨン)とジウン(イ・ドへ)はたまたま見かけたウンジュのポートフォリオがサムダルの計画案であることに気付き、すぐさまサムダルに連絡する。それを聞いたサムダルはすぐさまソウルへ向かうことを決心。サンドに空港まで送ってもらおうとするが車が故障してしまい、急遽ヨンピルの車で3人は空港へ向かう。そして、心配するヨンピルとサンドも一緒にソウルへ行くことに。ソウルへ到着したサムダルは、ミーティング室にいるウンジュの元を訪れると、ポートフォリオをそのまま盗作しているのを目の当たりにする。そんなウンジュに対し自殺は演技だったのかと聞くと、笑いながらサムダルを蹴落とすための演技だったと供述。サムダルはその言葉を聞くや否や泣き叫び取り乱してしまう。叫び声を聞き、駆けつけたヨンピルはサムダルを連れその場を離れると、泣き止まないサムダルを優しく抱きしめる。

翌日、済州島に戻ったサムダルは気持ちを切り替え、日常を過ごす。そんな中ゴミ箱に入った航空券をジンダルが見つけ、ミジャ(キム・ミンギョン)はサムダルがソウルへ行ってきたことを知る。そして、海女仲間からヨンピルも同じくソウルに行ったことを知ったミジャは、真剣な表情でサムダルに「まだヨンピルが好きなのか」と聞く。

一方、公園でコーヒーを飲みながらソウルでの出来事を話すヨンピルとサンド。ヨンピルの話を聞きながらサムダルについてまだ知らないことが多いと実感するサンドは突然、以前傘を持ってきたとき、サムダルが傘を持ってないことをどう知ったのかとヨンピルに質問する。戸惑うヨンピルに続けて、「サムダルの事をまだ忘れてないのか」とヨンピルの気持ちを再確認する。

■見どころ・感想・視聴率など
第6話視聴率は全国8.3%、首都圏9.2%とまたもや自己最高記録を更新し、視聴率10%突破も目前となった。(ニールセンコリア全国調べより)

第6話ではウンジュがポートフォリオを盗作したことを知り、サムダルはついにソウルへ向かう。自殺未遂した真相についてずっと疑問を感じていたサムダルは、やっとウンジュから真相を聞くことに。しかし自殺は演技だったことを知り、さらには盗作までするウンジュにサムダルは怒りを露わにする。

弟子に裏切られ満身創痍のサムダルに優しく寄り添うヨンピルは、元恋人ではあるがどこかサムダルを想う感情が見え隠れするようだった。また、サンドも常にサムダルのことを想い行動するも、ヨンピルとサムダルの関係からは一歩引いた関係性を保っている様子。泣き止まないサムダルをヨンピルが抱きしめるシーンでは、2人の姿を何も言わず遠くから見守るサンドの姿がなんとも印象的だった。

ソウルでの一件を経て再び済州島に戻ってきたサムダルは、気持ちを切り替え新たな自分探しをすることを決意する。そんな中、サムダルとヨンピルの関係を徐々に疑いだす知人たち。本人たちはまだ恋愛感情は無いようにも思えるが、果たして2人の本心は?

また、ヨンピルの父サンテ(ユ・オソン)が度々登場するが、言葉をあまり発さず感情が読み取れない人物だ。しかし、ミジャに対し何らかの不満を抱いているような行動を見せることから、どうやらミジャと亡くなったヨンピルの母との関係と関連がありそうである。

次回予告では、さらに加速するサムダル、ヨンピル、サンドの三角関係に加え、ドンミとヘダル(カン・ミナ)についても新たな展開があるのが予告された。そして、無口だったサンテがサムダルの帰省を知ると、焦りの表情を見せパンシク(ソ・ヒョンチョル)に問い詰める様子も映された。

次回はどんな展開が待っているのか期待に胸が膨らむばかりだ。


JTBC「サムダルリへようこそ」は12月2日22時30分より韓国で放送スタート、放送後Netflixにて独占配信される。


JTBC「웰컴투 삼달리」韓国番組サイト

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