【最終回ネタバレ】「いちばんすきな花」藤井風のサプライズ出演&フルコーラスでドラマは幕を閉じた!最終回視聴率5.3%!

2023年12月22日10時23分ドラマ
©フジテレビ

「一番好きな人は一人でなくていい」みんなそれぞれの価値観で少しずつ前に進む!ゆくえ(多部未華子)、椿(松下洸平)、紅葉(神尾楓珠)、夜々(今田美桜)も一歩ずつ自分の道を進む!フジテレビ「いちばんすきな花」最新話はTVer、全話はFODで配信されている。



多部未華子、松下洸平、神尾楓珠、今田美桜のクワトロ主演の会話劇「いちばんすきな花」の最終回・第11話が12月21日に放送された。ドラマを担当したのが、社会現象とも呼ばれた「silent」の村瀬健プロデューサーと脚本家・生方美久であったことで放送前から評判になっていた。「silent」まではいかないにしろ、配信数はどんどんと増え、放送中のX(Twitter)でのつぶやきも多く見られなど話題のドラマとなった。ビデオリサーチ社調べの世帯視聴率は5.9%、5.1%、4.5%、4.8%、4.7%、5.0%、5.1%、5.1%、5.5%、5.3%と推移し、最終回は5.3%を記録した。

藤井風©フジテレビそして、12月20日には村瀬健プロデューサーが最終回放送前日であるにもかかわらず、「まだ、撮了していない」と公式サイトに書き込んだ。さらに「最終回には、このドラマらしい、このドラマでしかできない仕掛けを用意しています」とのコメントがあり、放送前から「いったいどんな仕掛けが?」と視聴者を引きつけていた。そして、この仕掛けが主題歌を歌う藤井風のサプライズ出演であり、主題歌の「花」の演奏だった。椿が住んでいた家(美鳥(田中麗奈)が引っ越してくる前の家)のセットにグランドピアノを設置して藤井風に演奏が始まった。そして曲途中で、ゆくえ(多部未華子)、椿(松下洸平)、紅葉(神尾楓珠)、夜々(今田美桜)が入ってきていつもの通りの席に座り、いつもの通りにおしゃべりする。そんなシーンでドラマは幕を閉じた。

楽しい“椿ハウス”での暮らしもあっという間に過ぎる。カレーを作りすぎたシーンで、ゆくえは妹のこのみ(齋藤飛鳥)を呼び、椿も弟の楓(一ノ瀬颯)を呼ぶのだが、なぜか、赤田(仲野太賀)や純恋(臼田あさ美)まで来ている。4人がいつも座っているテーブルに違う4人が座っていることに紅葉がキャストを全入れ替えで続編を作っているようだと話した。特別に悪い人がでてこない本作では純恋はかなり悪い人という印象だが、このシーンでも「よく来れた」という意見もあった。ただ、すべにふっきれている椿が純恋を見る視線はとても穏やかだった。

椿の家という“基地”がなくなっても4人の友情は続く。それぞれが一歩を踏み出しているのがわかる会話も安心させた。さらにゆくえが塾で教えている希子(白鳥玉季)も自分を一番に考えるようにして、同級生の穂積(黒川想矢)といい関係を築けているのも安心できた。美鳥も塾を再会し、赤田とゆくえの友達関係も戻った。さらに紅葉が傷つけてしまった篠宮(葉山奨之)と黒崎が紅葉が表紙をかいた小説を買っていたことにも視聴者は安堵した。心を癒やすようなドラマが幕を閉じた。

■Blu-ray BOX・DVD BOXプレゼント
2024年6月14日に「いちばんすきな花」のBlu-ray BOX・DVD BOXの発売が決定した。それぞれ5名に、プレゼントする企画が実施中だ。詳細については番組公式サイトに掲載されている。



■最終回・第11話ネタバレあらすじ
春木椿(松下洸平)の家にしばらく住むことを決めた4人。翌朝、目を覚ました夜々(今田美桜)が出勤のために出て行こうとしたタイミングで深夜バイトを終えた紅葉(神尾楓珠)が「ただいま」と帰ってきた。そして「いってらっしゃーい」と夜々を見送った紅葉がリビングに行くと、ゆくえ(多部未華子)と椿(松下洸平)はのんびりとコーヒーを飲んでいる。それをみた紅葉は思わず「夫婦みたい」と言ってしまう。椿は紅葉のために風呂を沸かし、ゆくえはベッドのシーツを代えて準備していた。紅葉はあまりの居心地の良さに感激する。

その夜、ゆくえ、椿、紅葉がカレーを作る。そこにやって来た夜々のTシャツを見た紅葉は驚く。それは紅葉の作品なのだが、紅葉はTシャツに許可はしていない。夜々は紅葉と知り合う前に気に入ってネットで買ったのだ。犯罪に加担したと気落ちしてしまうが、紅葉は気に入って買ってくれたならむしろうれしいという。そして4人でカレーを作る。

出来上がったカレーを食べ出す4人だが、量を多く作りすぎたので、誰かを呼ぼうということになる。椿は弟の楓(一ノ瀬颯)を、ゆくえは妹のこのみ(齋藤飛鳥)を呼ぶことにする。買い物から帰ってきた夜々と紅葉はいつも座っているテーブルに別の4人が座ってカレーを食べていることに驚く。それは楓と楓が連れてきた純恋(臼田あさ美)、このみとこのみが連れてきた赤田(仲野太賀)だ。4人は自然に話をしている。椿とゆくえはソファでその様子をみている。

食べ終わり、純恋がどうして来たかということを話す。椿が友達と話しているところを見たかったのだと。そして安心して帰って行った。赤田もゆくえと二人で話す。妻にも納得してもらえたので、これからはまた友情を育めるという。

ついに椿の引っ越しの日。ゆくえ、夜々、紅葉も手伝いにやってくる。4つのマグカップを置いて、それぞれに別れの言葉を継げて出て行った。ゆくえは新潟の友達の披露宴に出るか出ないかで悩み、椿は会社でいい人ぶりを発揮する。夜々は同僚の相良(泉澤祐希)に「嫌なときは嫌っていっていいんだ」と言われ、紅葉はバイト仲間から夜々へのお詫びの品を渡されそうになる。

美鳥が引っ越してきて塾再会への準備を始める。夜々が、ゆくえが、紅葉が、椿がそれぞれ別にやってきて手伝う。塾が始まると、子ども達がやってきた。捨てようと思っていたにんじんの皮を「ごはん」といって持って帰ろうとする子どもに「ゴミだよ」というが、子どもは「うさぎのごはん」という。美鳥は誰かにとってゴミでもだれかにとっては全く別のものだと気付かさせられた。

一番すきな人は一人でなくていいことを知った4人はカフェで集まる。ゆくえは披露宴を断る勇気をもったこと、紅葉は同窓会のグループLINEを自分から外れたこと、夜々は心を開いていない人にも本音を言えるようになったことを告げる。そして紅葉は美容院に2回行ったことを話す。そして4人で食事に向かう。

フジテレビ 2023年10月12日スタート。毎週木曜日22時放送「いちばんすきな花」。出演:多部未華子、松下洸平、神尾楓珠、今田美桜、田中麗奈、仲野太賀、齋藤飛鳥、臼田あさ美、白鳥玉季、黒川想矢、田辺桃子、泉澤祐希ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@sukihana_fujitv」。

フジテレビ「いちばんすきな花」番組公式サイト

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