【最終回ネタバレ】「うちの弁護士は手がかかる」ムロツヨシが「勇者ヨシヒコ」のメレブ姿で大団円!

2023年12月23日09時46分ドラマ
©フジテレビ

12月22日に放送されたフジテレビ「うちの弁護士は手がかかる」最終回・第11話では、医療過誤問題は蔵前(ムロツヨシ)たち香澄法律事務所のメンバーの頑張りで罪を認めさせ、杏(平手友梨奈)は無事に弁護士資格をとっていたこともわかった・最新話はTVerにて、全話はFODで配信されている。



ムロツヨシ主演の「うちの弁護士は手がかかる」最終回。54年ぶりに金曜の21時、フジテレビにドラマ枠が帰ってきて、その動向が注目されていた。ビデオリサーチ社調べの世帯視聴率は6.9%、6.6%、7.0%、7.1%、5.9%、6.6%、6.4%、6.4%、6.7%、6.1%と推移している。最終回の視聴率は週明けの25日の発表となる。数字的には厳しい数字にも見えるが、実は、2023秋ドラマの中ではかなりいい数字で、フジテレビ系ドラマの中ではトップとなっている。

最終回・第11話は第10話から続く、杏(平手友梨奈)の弁護士資格問題と医療過誤についての話の結末が描かれた。蔵前(ムロツヨシ)や今日子(戸田恵子)たちの努力によって、杏にはきちんと弁護士資格があったこともわかった。恩師である椿原(野間口徹)が「墓場まで持って行く」と言っていたのは、さくら(江口のりこ)に頼まれたからだ。そして、それは杏の父親とともに7年前に青海医大病院の医療過誤を見逃したことがあったからだった。

杏の父は、武藤慎一(浅香航大)が医療過誤を犯した時に、武藤がこれから助けることができる命を優先して、看護師のせいにした。それがさくらが守りたかった父の正義だ。しかし、杏は不正には加担しない。蔵前たちが武藤の良心にうったえ、武藤は裁判に応じることにした。さくらが杏に冷たくしていたのも自分と自分の母親だけが不遇だと思っていたからだった。杏はそんなさくらに「もう一人ではないから」と言い切った。

ラストシーンはクリスマス会で幕を閉じた。ラストもラスト、ムロツヨシがコスプレしたのは、なんとテレビ東京で自身が演じていた勇者ヨシヒコ」のメレブだ。ドラマ内ではいろいろなドラマやバラエティの話を出していたが、最後にテレビ局を超えてここまでの姿をみせたことに視聴者は沸いた。

クランクアップに際して、ムロツヨシ、平手友梨奈、江口のりこのコメントが番組公式サイトに掲載されている。体調不良により入院となり撮影スケジュールに影響がでてしまったことについてムロは「本当に、本当に申し訳ございませんでした。皆様と他の現場で会っても心からおわびを続けると思いますが、まさか撮影を止める男になるとは思いませんでした」と笑いを交えながら挨拶したという。

■最終回・第11話あらすじ
天野杏(平手友梨奈)は、蔵前勉(ムロツヨシ)や香澄今日子(戸田恵子)たちからの信頼に応えて『香澄法律事務所』に復帰する。だが杏はまだ自分に弁護士資格があるかどうか確証が持てないでいて、弁護士バッチはまだつけられないでいた。

杏は、青海医大病院による看護師・大橋いずみ(志田未来)の不当解雇の件に力を貸して欲しいと事務所のみんなに頼んだ。成長した杏の姿を見て、山崎慶太(松尾諭)、辻井玲子(村川絵梨)の両弁護士もやる気を見せる。山崎は丸屋泰造(酒向芳)と、辻井は岩渕亮平(日向亘)とともにそれぞれ情報集めを開始する。

一方、蔵前は杏とは別行動をとり、彼女の恩師・椿原(野間口徹)に会いに行く。そこで「天野先生に弁護士資格がないというのは本当なんですか?」と問う蔵前。するとそこに突然、今日子が現れ、自分の知り合いの子どもの弁護士試験の模擬試験の解答を見てほしい戸頼む。椿原が見てみて「問題なく合格できる」と太鼓判を押す。すると今日子はこの解答が杏が試験の際に書いたものであることを告げる。椿原はさくら(江口のりこ)に頼まれて口裏を合わせていただけだった。それは杏とさくらの父親である弁護士とともに青海医大病院の7年前の不正に手を貸していたことをさくらに知られていたからだった。

さくらの力もあって、病院の看護師たちは何も言ってくれない。そしていずみも「もう訴えを取り下げる」と言い出した。いずみがミスをしたために死んだのだと言われてしまったのだ。依頼がなければ弁護士は仕事ができない。



そんなとき、杏は突然倒れて、青海医大病院に運ばれ、入院する。杏は青海医大病院をさぐるために入院したのだ。蔵前はいずみを説得して訴えを続けることに合意した。杏は椿原に7年前の真実を聞きに行く。7年前は武藤がミスをして患者が亡くなってしまった。しかし、父親と椿原は武藤が今後助けることができる命を優先して、看護師のせいにする不正に加担した。椿原はその選択は間違っていなかったというが、杏は不正には加担しないという。

蔵前は武藤を説得する。さくらがもうけた和解交渉の場に、看護師長がでてくれることになった。しかし、その場に言ってみると、看護師長は証言したら看護師を全員やめさせると院長に脅されてしまって証言ができなくなる。しかし、武藤が証言をしてくれた。院長はすべて武藤のせいにしようとしたが、院長に対するパワハラやセクハラを看護師達がみな訴えだした。

さくらにどうして自分に資格がないといったのかと問い詰めると、父親が不正に加担したことを暴かれたくなかったからだという。そんなさくらにもう一人ではないからあなたを許すといいきった。

事務所に戻るとみながサンタを信じる杏のためにクリスマス会をしてくれた。

フジテレビ 2023年10月13日スタート。毎週金曜日21時放送「うちの弁護士は手がかかる」。出演:ムロツヨシ、平手友梨奈、吉瀬美智子、戸田恵子、江口のりこ、酒向芳、松尾論、村川絵梨、日向亘、安達祐実、大倉孝二、本多力、菅野莉央ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@uchiben_kin9_cx」。

フジテレビ「うちの弁護士は手がかかる」番組公式サイト

【2023年秋ドラマ紹介】【関連記事・各話のあらすじ】