韓国ドラマ「マエストラ」イ・ヨンエの夫、内なる卑怯さを脅迫の言葉で爆発!第5話あらすじと第6話予告

2023年12月24日14時00分ドラマ
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画像:YouTubeよりキャプチャー

23日(土)放送されたtvN土日ドラマ「マエストラ」第5話はセウム(イ・ヨンエ)の夫キム・ピル(キム・ヨンジェ)がとうとう内なる卑怯さを脅迫の言葉で爆発させた!ディズニープラス「スター」でも独占配信された第5話のあらすじと見どころを詳しく見てみよう。<ネタバレあり>
【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】



「マエストラ」は、世界中でたった5%しかいない女性指揮者(マエストラ)の中で、天才と呼ばれるチャ・セウム(イ・ヨンエ)が秘密を抱えながらも、オーケストラの中で起きる事件の真相に迫りながら、自身をめぐる真実を探る中で生じる葛藤と成長を描いたスタジオドラゴン企画のヒューマン・ミステリー・ドラマ。⇒【各話のあらすじと見どこ】

第5話は、チャ・セウムを悩ませていたトラウマの実態も明らかになった。20年前、有名なバイオリニストであった母ぺ・ジョンファ(イェ・スジョン)は、希少病であるレミントン病が発症した後、感情と体を制御できず攻撃性が極端に高まった。悪化した病状は幻覚症状まで引き起こし、娘のセウムさえ認識できずに殺そうとする状況にまで至ったのだった。

そんな大きな転換ととなった回だったが、視聴率は前回の全国世帯基準6.0%から1ポイント近く落とした5.2%にとどまった(ニールセンコリア基準)。

■第5話あらすじ
チャ・セウム(イ・ヨンエ)が遺伝率50%のレミントン病の恐怖に悩まされていると知ったユ・ジョンジェ(イ・ムセン)は、ステージに上がろうとするセウムにそれを確かめる。

セウムが指揮した夫と共作の『ひまわり』公演は成功裏に終える。ジョンジェはステージを終えてセウムに検査を受けるよう強く勧めるが、セウムは「治療法がないのに…」と聞き入れずに秘密にしてほしいと頼む。

母ジョンファが入院する病院に駆け付けたセウムは、主治医に患者の情報が漏洩したことへの怒りをぶつける。その帰りに院内で偶然母の姿を見かけるが、過去のトラウマがよみがえり姿を隠す。

新曲発表公演の成功に気分を良くするキム・ピル(キム・ヨンジェ)は、刑事からイ・ジアン(イ・シウォン)の車のブレーキが細工されていたと聞く。事故を起こしたジアンこそが被害者だったと分かりジアンに詫びる。ジアンはセウムが犯人だと言うが、否定するピルに、「この子を産んで守ってみせる。あなたには父親の資格がない」と言い捨てる。

セウムのことが心配でならないジョンジェは朝食に誘ったり、通勤するセウムを車で送ったりと強引に付きまとうが、セウムは無視し続ける。それでも世界中の精神科医の情報とレミントン病について調べるが、治療法はなく進行を遅らせる程度しかできないことにショックを受ける。

セウムはレミントン病発症に怯えながらも楽団の練習をする。休んでいたジアンがやって来てセウムに挑戦的な目を向ける。休憩時間にはセウムの部屋を訪ねて「子を産んでここでも生きていくつもり。私はあなたにこの子が成長する様子を必ず見せたい」と宣言。セウムは「(キム・ピルが)一緒に去らないことになったのね。私はそんなことには興味ない。わざわざ説明しなくてもいいわ」と冷淡に言い返す。ジアンは「あなたがニュースで言った嘘はすぐにバレるでしょう」と脅迫し、セウムは「私の心配をしてくれるの?嘘がばれたらあなたは情婦になるのよ。自分の心配でもしなさい」と反論する。

セウムの秘書キム・テホ(キム・ミンギュ)はジョンジェの従弟で、セウムの動向を調べさせるスパイだった。だがテホは通り一片の報告しかせず、「僕はスパイだったんですね」としらを切る。あきれるジョンジェに、テホはジョンジェのセウムへ強すぎる興味を危険だと注意する。

一方、ジョンジェの元妻コ・ユラ(チェ・ユンソ)は、セウムがジョンジェの初恋の人だと知り、『チャ・セウム&キム・ピル天才夫婦の世界』という企画をあげて、二人にインタビューしようとする。喜ぶチョン理事(パク・ホサン)とピルに対してセウムはきっぱりと断る。そんなセウムの態度にKVNテレビの理事という立場で圧力をかけようとするが、動じないセウム。

帰り、ジョンジェと出くわしたユラは「セウムには優しいのね」と嫌味を言って企画の話をする。セウムからも承諾を得たと嘘をつき、セウムは既婚者だと念押しする。セウムが父からのランチの誘いに出向くと、ピルが一緒にいるのに驚く。父と別れたセウムは開き直るピルの態度に憤るが、ピルは「レミントン病」について1年前から知っていたと告げ、「君、指揮を続けたいだろう?」と不敵な笑みを浮かべ、離婚を望むセウムを脅迫し始める。

かつて愛した夫の卑劣さを知っセウムは、ジョンジェが確保した不倫の証拠写真を集め、ピルが勤務しているハンソク芸術大学の学長室に送りつけ、教授職を解任させる。そして電話で「始まりは学長室だが、次は放送局になるだろう」と言い捨てるセウム。自分が受けた屈辱に報いようとする鋭い怒り示す。

オーケストラの練習を見守るジョンジェは、指揮するセウムの異変に気づく。セウムは動きを止めて天井を見つめる。驚く団員たち。その時スプリンクラーが作動し団員たちは楽器を守って練習室から飛び出す。我に返ったセウムは団員たちに適切な指示を与えるが、その時、母が乗る車椅子を押すピルがやって来る。



■見どころ、感想など
第5話では、「レミントン病」を通してセウムの元カレジョンジェと今夫ピルのキャラクターが完全に逆転した。

セウムがレミントン病発症に怯えていることを知ったジョンジェは、彼女に検査を受けさせるために奔走したり、持てる情報を使って病気の治療法を捜したり。その中で、カバンを奪って自分が斜め掛けしたり、セウムの安全ベルトを締めてやったり可愛い一面も見せ、すっかりいい人キャラ全開。

対するピルは、『プロポーズ』と題された楽譜だけを手渡してプロポーズし、「これから私のすべての曲の初演は、君が指揮してくれたら嬉しい。結婚しよう。」と甘い言葉と、善良キャラでスタートしたが、この回で彼の裏の顔や陰険な本性が明らかになり、見る者を驚かせた。

ところで、終盤でスプリンクラーが突然散水し始めたが、これは単なる故障なのか?それとも何者かによる故意の仕業なのか?

ここに来て国会議員の父によって部屋に閉じ込められていたが母親に助けられ家から出ていくオーボエ担当のボンジュ(チン・ホウン)や、ジョンジェの従弟でセウムの秘書テホ(キム・ミンギュ)の存在が気になる。そしてジアンの妊娠をいち早く知ったルナ(ファン・ボルムビョル)が時折見せる意味深な視線も気になる。

第6話予告では、ジョンジェがセウムの味方になってピルを阻止するのか?セウムが「指揮台から下ります」宣言をする。次回は24日(日)21:20放送、その後、ディズニープラスでも独占配信される。気になる第6話の予告は以下で視聴できる。

第6話予告

■キャスト
チャ・セウム役:イ・ヨンエ
ユ・ジョンジェ役:イ・ムセン
キム・ピル役:キム・ヨンジェ
イ・ルナ役:ファン・ボルムビョル
チョン・サンド役:パク・ホサン
マ・ヨンソプ役:ヤン・ジュンモ
 ほか

原題:마에스트라

日本語版予告編

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