「烈女パク氏契約結婚伝」第9・10話ついに黒幕が明らかに!朝鮮と現代、究極の選択を迫られたイ・セヨンの答えは!?
朝鮮の儒教ガール(イ・セヨン)と現代の論理優先の壁男(ペ・イニョク)とのタイムスリップ&同居の共演のMBC金土ドラマ「烈女パク氏契約結婚伝」が視聴率2ケタに迫る勢いで、9日は同時間帯の視聴率1位となった。今回は12月22日と23日に放送された第9話、第10話のネタバレあらすじや見どころを紹介したい。29日と30日はお休み。「MBCdrama」チャンネルにて予告動画など公開中だ(日本語字幕なし)。
「烈女パク氏契約結婚伝」は同名のNAVERウェブ小説を原作とした、死を超えて2023年の韓国に到着した19世紀の欲望儒教ガールのパク・ヨヌと、感情のないカン・テハの契約結婚を描くファンタジードラマだ。【「烈女パク氏」を2倍楽しむ】では各話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識、視聴率などまとめて紹介している。
■キャスト
パク・ヨヌ役:イ・セヨン
カン・テハ役:ペ・インヒョク
サウォル役:チュ・ヒョニョン
カン・テミン役:ユ・ソンホ
ほか
■第9話あらすじ
ヨヌはチョンミョンによって自身の死後の真実を知る。ヨヌの母は娘の死に衝撃を受け倒れ亡くなり、父はヨヌを井戸に落とした人物、朝鮮時代のファン・ミョンス(イ・ジュンヒョク)によって殺されたのだった。ヨヌは衝撃で倒れ、後を追ってきたテハらに救出される。
その後意識を取り戻したヨヌの元へミダムが訪ねてくる。母方の家で代々伝わってきた刺繍と日記を持ってきたのだが、それは紛れもなくヨヌがかつて縫った刺繍であり、日記はヨヌの母のものだった。もともと婚礼前までの内容までだったが、今日急にその続きが勝手に記され始めたとミダムが語る。その内容は、ヨヌが前日チョンミョンに見せられたものと同一だった。ヨヌは自身のせいで両親が亡くなったと苦しむ。またサウォルはテハに、ヨヌがカン一族によって殺されたとつい言い放ってしまう。
チョンミョンはテハにも前世の記憶を見せ、ヨヌといると同じ運命が繰り返されると警告する。しかしテハは自分が死んだとしても、それがヨヌのためになるなら死んででもヨヌを助けると言い切る。
その後テハは祖父サンモの元へ行き、今後は自分とヨヌのことだけを考え、自身はSHの副代表を辞任すると宣言。契約結婚はもう解消したと聞いていたサンモは激怒するも、テハは意志を曲げずにヨヌと過ごすことを選択する。ヨヌに「家が嫌なら逃げてもいい、どうやってでも追いかけるから。絶対離さない」と自身の気持ちを伝えて手をつなぐ。ヨヌもまた「運命に負けも、逃げもしない。そして全てのものを元通りにしてみせる」と伝える。テハは自分と一緒にしようと言い、二人の絆はますます強く結ばれるのであった。
ヘスクはサンモから会社を追い出されそうになり、この危機を回避するためテハをどうにかしろとヘスクの右腕として働いていたファン・ミョンス(イ・ジュンヒョク)理事に言う。そこでファン理事は、公式行事の日にテハの飲む水に薬を入れるよう指示する。しかし全て知っていたテハはホン秘書と共に未然に防ぎ、ヘスクの元へ行き証拠の注射器を突きつける。すると何も知らないヘスクを前に、ファン理事は突然土下座をしながら「全てヘスクの指示だった」と証言する。実は彼は復讐のために、これまでずっとヘスクのもとで働きながら、じっとその機会を伺っていたのだった。
こうしてヘスクは警察で調査を受けることになり、これで全て元どおりになると安心するヨヌとテハだったが、そこにヘスクが現れる。そしてテハに実母を殺したのは、自分ではなく祖父サンモだという衝撃的な事実を伝えるのだった。
■見どころ
視聴率は7.4%。
テハはチョンミョンに会い、ヨヌといると同じ運命が繰り返されると警告を受けるが、「運命のせいで心臓病が悪化したのなら良かった、少なくとも罰を受けなければならないようだから」と宣言する。ヨヌに死んでも構わないのかと聞かれても「それがヨヌのためになるなら、死んででも彼女を助ける」と何とも男前な発言!その後ヨヌに放った「家が嫌なら逃げてもいい、どうやってでも追いかけるから。絶対離さない」というセリフも、テハの覚悟が感じられていてとても頼もしかった。またチョンミョンに会ったことをヨヌに伝えるが「何があってもヨヌの横にいろ」と言われたと嘘をつくのも、テハの優しさや配慮が感じられて、こんな危機的状況でもヨヌを思いやり守ろうとするテハの姿に注目だ。
そんなテハを苦しめるかのように、ラストシーンではヘスクが「実母を殺したのはサンモだ」と衝撃の告白をする。サンモはヘスクの父が経営する会社が必要で、邪魔な存在である嫁(テハの実母)を別邸に閉じ込めたのだった。その時ヘスクはドアを無理やり開け助けようとしていたのだが、その際にネックレスがちぎれてしまい、それでテハがヘスクを犯人だと思っていたのだった。真実が分かったとはいえ、全てが解決したと思ったこの状況でテハは再び苦しい状況に立たされてしまう。これ以上苦しめないでくれ!と視聴者たちは悲痛の叫びを露わにした。
画像:「烈女パク氏契約結婚伝」公式HPより■第10話あらすじ
ヘスクからテハの実母を殺したのが祖父サンモだと告白を受け衝撃を受けるテハ。更にはユ・ハナ代理がこれまでサンモの指示でテハを監視していたとテハとヨヌに告白。真実を確かめるためにテハはサンホに会いに行くが、サンホは逆上しながら「お前も失敗作だ」などと暴言を吐く。これまでずっと信じてきた祖父サンモの本性を知ったテハは、縁を切ると宣言し出て行く。
テハの心臓が3ヶ月前から悪化しているという事実を知ったヨヌ。ちょうどヨヌが朝鮮から来た時期と被っていると気づいたその瞬間再び現れた蝶に導かれ、チョンミョンに会う。チョンミョンはヨヌに再び朝鮮に戻れるタイミングを教え、朝鮮へ帰るかここに残るか選択しろと告げるのだった。しかしもしヨヌが現代に残るなら、テハの心臓は止まってしまうと知ったヨヌは、究極の選択を迫られる。
そんな中、ヨヌは祖父の本性を知りショックを受けるテハのために、一人でサンモの元を訪ねる。ヨヌは「テハに謝罪してほしい、これ以上傷つけないでほしい」と言うもまったく響かなかった。そしてヨヌが帰ろうとした時、何者かに誘拐されてしまう。幸いテハがすぐに駆けつけてくれたおかげでヨヌは無事に救出され、サンモの仕業だと思ったテハはすぐにサンモの元へ行く。その間ヨヌは家で待機しながら、テハにヨヌの誘拐を知らせる写真やメッセージが届いたということを知り、誰がわざわざそんなメッセージを送ったのかと違和感を感じる。そこでヨヌは、ファン理事の仕業だと気付き、慌ててテハを追いかけるのだった。
テハが祖父の元へ到着すると、サンモがファン理事に首を絞められており慌てて阻止する。そしてそこで、ファン理事は23年前、事故にあった自身の妻の手術を目前にしたところで、サンモに順番を割り込まれてしまった。サンモの子供は助かったが、ファン理事は妻もお腹の子供も失ってしまい、長年の恨みをついに晴らそうとしていた。テハはその事実を知りファン理事へ土下座して謝罪するが、怒り狂ったファン理事はテハを壺で殴り、テハはその場に倒れてしまう…。
■見どころ
10話視聴率は7.6%。今回は冒頭で朝鮮時代のヘスクの姿が描かれる。嫁に来るも歓迎されなかったり、ヘスクが辛い思いをしている姿を見ると、これまで彼女がテハにしてきた言動も少し理解がいくような、同情心が生まれてくる。またテミンも不遇な境遇で傷ついてきたことが伝わるようなシーンが続き、二人は被害者と言えるのではないかと考えてしまう。テミンがヘスクに涙ながらに「何故自分を産んだのか」と放った言葉は、これ以上ない程心が痛む。当初、テミンもテハらの邪魔をするポジションかと思っていたが、本話ではテミンが母の代わりにテハに謝罪し今後のことを注告する姿も見られ、実は思いやりのある人物だ分かり、少し安心した人も多いことだろう。
クライマックスに向け、衝撃的なシーンが続くが、そんな中でサウォルとホン秘書の2人のシーンは心が和む人も多いはず。本話ではホン秘書が何とプロポーズ!?心を通わせた二人を見ると心が暖まりホッとする。しかし、サウォルはホン秘書の存在もあり現代に残りたいだろうが、ヨヌは朝鮮に帰らず現代に残るとテハが死んでしまうという究極の選択を迫られた状況。次回、ヨヌはどのような選択を下すのであろうか!?
尚、次週29・30日は年末授賞式によって放送休止が予定されており、第11話は2024年1月5日(金)夜9時50分に放送予定だ。
◇MBC「열녀박씨 계약결혼뎐」HP
◇YouTube「MBCdrama」チャンネル
◇YouTube予告動画(日本語字幕なし)
【作品詳細】【「烈女パク氏」を2倍楽しむ】