「ブギウギ」戦争が激しくなるなか、水上恒司とのひとときの幸せにひたる趣里!第13週ネタバレと第14週あらすじ

2023年12月28日09時41分ドラマ
©NHK

慰問公演で京都にいたスズ子(趣里)に入った連絡は東京大空襲!三鷹にいた愛助(水上恒司)は無事だった!NHK朝ドラ「ブギウギ」の第14週「戦争とうた」(1月4日~1月5日)のあらすじとみどころを紹介!予告動画は番組公式サイトに公開されている。

戦後の大スター・笠置シヅ子をモデルとした「ブギウギ」の第13週は12月25日から28日までの4日間放送された。2024年1月は4日から通常放送となる。12月29日にはこれまでの総集編が8時から1時間25分放送され、2024年1月3日は新春スペシャルが15分で放送される。



結核が再発してしまった愛助の看病に明け暮れるスズ子。伝染病である結核は看病する人もなるべく近寄らないようにするのが基本だが、愛する愛助のためにスズ子はまったく関係ないとばかりに近くで熱心に看病を続ける。これが坂口(黒田有)やトミ(小雪)の心を動かした。愛助からは「治ったら結婚しよう」と言われているが、愛助は治ることがあるのだろうか?結核に効くストレプトマイシンは昭和18年に開発されたが、日本にやってくるのは戦後になってからだ。それも高額な治療薬だ。村山興業の財力をもってすれば薬さえあれば愛助は助かるのだが、ドラマはまだその特効薬が日本には入ってきていない戦時中のことなので、完治はなかなか難しい。

第13週は坂口が大活躍した。スズ子が献身的に看病することや愛助をまっすぐに思い続けていることをトミに訴えてトミを動かした。これまで憎まれるだけだったような坂口に「よくやった」との声があがっている。

新年4日から始まる第14週では、スズ子、羽鳥(草彅剛)、りつ子(菊地凛子)がそれぞれ戦時中の厳しい時代の中、それぞれの場所でがんばる。愛助に背中を押されたスズ子はこれまでのように慰問にでかけ、りつ子(菊地凛子)も特攻隊員のための慰問に向かう。中国にいる羽鳥は世界的な音楽家がたちが集まる上海ならではの音楽の表現を目指し、李香蘭(昆夏美)に歌を歌ってもらう。3人、それぞれの場所でできることを披露する。

【第13週(2023/12/25-12/28)ネタバレあらすじ】
喀血(かっけつ)した愛助(水上恒司)を見たスズ子(趣里)は医者を呼びに行く。診断は結核だった。なかなか診断を受け入れられないスズ子だったが、愛助は昔から結核で、治ったと思っていたのが再発したのだという。そして、医者からは特効薬もなく手の施しようがないと言われてしまう。最初は入院さえもできないと言われてしまうが、なんとか入院させてもらい、つきっきりで看病する。そんな二人のもとに、坂口(黒田有)が訪ねてくる。

坂口は愛助のことを大阪の療養所につれていこうとするが、愛助は断る。そして、結核にうつってしまうこともおそれずに献身的に看病するスズ子の姿をみて、これまでの考えをかえ、三鷹に家を借りてくれ、愛助とそこで暮すように言ってくれる。スズ子は三鷹にうつってからも献身的に看病する。そのおかげか愛助の病状は少しずつ快方へ向かっていた。

しかし、看病を続けるスズ子は長らくステージから遠ざかっており、マネージャーがいなくなった楽団も全く活動ができな状況が続いていた。愛助はそんなスズ子を活動させてあげたいと思っていた。大阪にかえって母・トミ(小雪)に山下(近藤芳正)をマネージャーにつけることを許してもらおうという。それを聞いた坂口は愛助に無理をさせることはできないと考え、自分がトミを説得するといって大阪に向かっていった。

一方、上海にいる羽鳥善一(草彅剛)は、中国の音楽家・黎(浩歌)たちと交流し、新たな音楽を模索していた。上海では羽鳥善一が軍から日中合同コンサートの演出の依頼を受けることになる。黎は反対するが、羽鳥は上海には世界から大勢の音楽家達が集っていて、自分たちで自由な音楽を届けることが出来るならとその依頼を受けることにした。



トミの許しが出て、山下が正式に楽団のマネージャーとして加わることになった。スズ子は、日本各地を慰問でまわり、東京に戻ると愛助の看病を続けるという忙しい日々を過ごす。やがて、愛助も回復し、二人はささやかな幸せな生活を送っていた。しかし、東京都心でも空襲が起こるようになっていた。京都に慰問にいっていたスズ子に東京が焼け野原になったという連絡が入る。それでもスズ子はコンサートに来てくれた人のために歌う。

東京に戻ったスズ子は、空襲で一面が瓦礫(がれき)になっている惨状を目の当たりにする。スズ子が三鷹の家に戻ると、幸いなことに家の付近は空襲はなく、愛助とも無事再会する。坂口からは、トミも無事だと聞くが、東京や大阪の多くの知り合いの安否はわからないままだった。空襲警報が当たり前の日常となる中、スズ子は慰問で地方に行き、愛助と離れることを不安に思うようになっていた。

ある晩、空襲警報を聞いて防空壕に入っていると、赤ん坊を抱いた若い母親が泣く子に困っていた。愛助は「歌ってあげて」といい、スズ子が歌う。すると不安のためにギスギスしていた防空壕の中の人たちの気持ちが一気に平常心になった。愛助はスズ子の歌は偉大だといい、スズ子も慰問することを決めた。

【第14週(2024/1/4-1/25)あらすじ】
上海の羽鳥善一(草彅剛)は、音楽会の準備を進めていた。羽鳥は、黎錦光(浩歌)が作曲した「夜来香」にブギを取り入れた音楽をやりたいと考える。スズ子(趣里)は慰問で富山に訪れる。泊まった旅館で、スズ子はある女中と知り合う。りつ子(菊地凛子)は、鹿児島の海軍基地を訪れる。そこで、特攻隊員のために歌ってほしいと要請を受ける。戦時下で、それぞれの活動をする3人。上海では、李香蘭(昆夏美)の歌声が響き渡る。

■スタッフ他
脚本:足立紳、櫻井剛
音楽:服部隆之
主題歌:「ハッピー・ブギ」
語り:高瀬耕造アナウンサー
出演:趣里,水上恒司,草彅剛,菊地凛子,近藤芳正,陰山泰,昆夏美,えなりかずき,歌浩,富田望生,国木田かっぱ,伊藤えん魔,曽我廼家いろは,黒崎煌代,高橋かおり,他

<総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
<BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時00分~11時30分[再]、(土)午前9時45分~11時[1週間分]

NHK朝ドラ「ブギウギ」番組公式サイト
NHK朝ドラ「ブギウギ」番組公式Twitter @asadora_bk_nhk
NHK朝ドラ「ブギウギ」NHK-PRサイト

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