チ・チャンウク&シン・へソン8年ぶり涙のキスに加速するラブライン「サムダルリへようこそ」第9-10話見どころあらすじ

01月01日22時44分ドラマ
画像:JTBC「웰컴투 삼달리」より

12月30、31日に放送されたJTBC土日ドラマ「サムダルリへようこそ」では、今まで一度も済州島に帰らなかったサムダル、反対に今まで一度も済州島を離れなかったヨンピルの本心が明らかになり、2人の関係が大きく変化する展開を見せた。
Netflixでも独占配信開始した第9話と第10話のネタバレあらすじと見どころ、感想などを紹介する。
【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】



「サムダルリへようこそ」は漢拏山(ハルラサン)のふもとの小川で生まれた龍“サムダル”が全てを失った後、小川を大切に守ってきた“ヨンピル”と故郷戻って、再び息を整え愛も見つける清純なカップルロマンスだ。⇒【各話のあらすじ】

■キャスト
チョ・ヨンピル役:チ・チャンウク
チョ・サムダル役:シン・ヘソン
コ・ミジャ役:キム・ミギョン
チョ・パンシク役:ソ・ヒョンチョル
チョ・ジンダル役:シン・ドンミ
チョ・へダル役:カン・ミナ
チョ・サンテ役:ユ・オソン
プ・サンド役:カン・ヨンソク
ワン・ギョンテ役:イ・ジェウォン
ほか

■第9話あらすじ
ミジャ(キム・ミギョン)はヨンピル(チ・チャンウク)の素早い対応で何とか一命を取り留めるも、サムダル(シン・へソン)達はミジャが心臓疾患を抱えていたのを知り動揺が隠せない。ヨンピルを呼び出しミジャの病気をなぜ今まで隠していたのかと責め立てるサムダル。するとヨンピルは、ミジャに口止めされていたため言えなかったのもあるが、サムダルが済州島に帰省しなかったことを指摘する。その言葉を聞いたサムダルは何も言い返せず、その場を立ち去ってしまう。

翌日、娘たちに連れられ退院するミジャ。病院費や送迎までするヨンピルを見て姉妹たちはサムダルとの関係を疑う。一方、ギョンテ(イ・ジェウォン)とウヌ(ぺ・ミョンジン)は気象庁の職員からヨンピルが8年もの間、毎日気象庁のカメラでミジャの安全を見守っていたことを聞き驚く。

サンテ(ユ・オソン)は以前、ヨンピルの部屋で見た花柄の布がミジャの海女道具に縫い付けられているのを知ると、帰ってきたヨンピルに布を投げつけ「すぐにソウルの本庁に行け」と罵倒する。海女中に亡くなってしまった妻を未だに忘れられないサンテに対し、今まで抱えていた気持ちを泣きながら訴えるヨンピル。その姿を見たヨンテは「まだサムダルが好きなのか」と聞くと、ヨンピルは何も答えようとしなかった。

サムダルがコンビニに行くと、そこには酔っぱらったギョンテとウヌが。ギョンテは酔った勢いで気象庁の職員から聞いた話をついサムダルに話してしまう。それを聞いたサムダルは、驚きのあまり酒を一気飲みしてしまう。一部始終を見ていたウヌはヨンピルに伝えるとすぐさまサムダルを探しに行く。人気のないベンチで一人座っているサムダルを見つけ、駆け寄るヨンピル。迎えに来たヨンピルを見ると、酔ったサムダルは今まで済州島に帰らなかった理由を話し出す。そして2人はとうとうキスをしてしまう。

■見どころ・感想・視聴率など
第9話視聴率は全国8.1%、首都圏8.8%を記録した。(ニールセンコリア全国調べより)

サムダルが今まで済州島に帰らなかった理由、そしてヨンピルが済州島を離れなかった理由をお互いに知り、ついに本心を確認するエンディングで幕を閉じた第9話だった。
2人は互いに忘れるどころかお互いを想うあまり、今まで言い出せなかった本心が少しずつ明らかになっていく様子が描かれた。

ヨンピルの母の命を奪った不慮の事故が原因でサンテは、未だにミジャやサムダルをひどく憎んでいる様子。ヨンピルと言い合うシーンでは「死ぬまで憎む」とまで言い残すほど深い恨みを抱えている様子だった。一方のミジャも親友を失った悲しみは未だに消えていない。もしかすると病気を抱えているにも関わらず海女を止めないのは、ヨンピルの母の死が関連しているのかもしれない。

サムダルとヨンピルは互いに気持ちがあるのを知ったものの、サンテが未だに憎しみを抱えている以上、進展を期待することは難しそうだ。果たして、サンテの憎しみを緩和させる出来事が今後起こるのか?この部分にも注目したい。

次回予告では、ヨンピルとサムダルが再び、互いに告白したことを確認する場面が映された。サムダルは酔った勢いではあったが、本心がついに明らかになったことで2人の関係性が大きく変化するターニングポイントになる予感だ。



■第10話あらすじ
親子喧嘩の後、家を飛び出しアジトで一晩過ごしたヨンピルをギョンテが見つける。ギョンテはヨンピルの話を聞いているうちに昨晩、自分がうっかりサムダルに話してしまったことを思い出す。そんなギョンテに対しヨンピルは、サムダルをまだ好きだとついに打ち明ける。驚くギョンテは2人の関係が怪しかったのに加え、サンド(カン・ヨンソク)の行動も怪しいと指摘する。勘がいいギョンテの発言に戸惑うヨンピルはすぐさま、話を誤魔化し部屋から追い出す。

デヨン(ヤン・ギョンウォン)はテーマパークの最終契約をするため、ナムダムリの役所を訪れる。デヨンに再婚を勧める職員たちはつい、元妻ジンダルのことを悪く言ってしまうとデヨンは怒りを露わにし、契約を白紙に戻してしまう。そしてデヨンは次の候補地になんとサムダルリを挙げる。

ヨンピルは庁長に呼び出されると突然、懲戒処分を下され部署を移動することに。以前応募した写真展に通過し気象庁を訪れたサムダルに偶然会うと、撮影を手伝う担当者に抜擢される。気まずい素振りをするサムダルに対し、ヨンピルが「昨夜あった出来事を気にしているのか」と聞くと、サムダルはお酒のせいで覚えていないと打ち明ける。

翌日、サムダルの撮影に同行するヨンピル。サムダルは候補であった撮影地に向かうも、どこも既に観光客で溢れかえっていた。最後の望みをかけて向かった場所もウェディング写真の人気スポットとなっていて失望するサムダル。そんな時、とあるカップルから写真を撮ってほしいと頼まれ、戸惑いながらもプロとしてサムダルが撮影すると、写真を見て大喜びするカップル。そんな姿を見た他のカップルたちも次々とサムダルに写真を頼み始める。

サムダルとヨンピルはその場を後にし、日没の海岸を車で走っていると突然、車を停めてと言いだすサムダル。車から急いで降り近くの崖に上るとサムダルは、鞄からフィルムカメラを取り出し写真を撮り始める。そんな中、昨夜の話をし出すと何も覚えていないサムダルにヨンピルは「お互いに告白した」と伝える。

■見どころ・感想・視聴率など
サムダルの写真展の準備を手伝う担当者になったヨンピル。一気に2人の関係性が変わりゆく展開を見せた第10話視聴率は全国8.2%、首都圏8.7%を記録した。(ニールセンコリア全国調べより)

酔った勢いで本心を告げキスまでしたものの、翌朝起きると記憶が曖昧なサムダルはヨンピルと再び気まずい関係に。一方のヨンピルはやっとサムダルの気持ちを確認でき、少しずつ積極的に感情を表現する。そんな中、2人がキスしていた場面を偶然サンドが目撃していた。撮影を手伝おうと必死に撮影地の情報を集めていたサンドだったが、最後、サムダルとヨンピルが崖の上で一緒にいるのを見ると、何も言わず立ち去ってしまう姿は何とも心痛い場面だった。長年ずっと片思いをし続けてきたサンドの気持ちをサムダルはいつ気付くのかともどかしい思いが募るばかりだ。

また今回話ではジンダル(シン・ドンミ)、ヘダル(カン・ミナ)についても新たな展開がみられた。デヨンはジンダルに会うため、テーマパーク開発の候補地をサムダルリに変更する。そんなことを知らないジンダルはミジャに連れられ反対抗議に向かい、偶然出くわしてしまう展開を繰り広げた。デヨンを毛嫌いするジンダルに果たしてデヨンのアピールは伝わるのかが今後の見どころだろう。

一方、ヘダルは友人たちと共に行った居酒屋でジチャン(キム・ミンチョル)と出くわす。友人たちが2人の職業を馬鹿にすると、負けずに言い返すジチャンの姿にときめくヘダル。お互い境遇は違えど、どこか通じ合う部分があるように感じる場面であった。2人のラブラインも今後に期待できそうだ。

JTBC「サムダルリへようこそ」は12月2日22時30分より韓国で放送スタート、放送後Netflixにて独占配信される。


JTBC「웰컴투 삼달리」韓国番組サイト

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